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Grieg / Schumann

CD Grieg & Schumann: Piano Concertos

Grieg & Schumann: Piano Concertos

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  • ★★★☆☆ 

    じじちゃん  |  北海道  |  不明  |  14/June/2021

    素晴らしい。でも、音が良くない。録音?マスタリング?せっかくの名演が、もったいない。星は録音を加味してのものです。

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  • ★★★★☆ 

    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  18/September/2011

    よくカップリングされるグリーグ、シューマンのイ短調ピアノ協奏曲(私の世代ではリパッティ演奏盤が馴染み深いものです)を1974年事もあろうにあの御大マタチッチ(当時75歳)が指揮するMNOO伴奏でのリヒテル(同59歳)の演奏盤で聴く前からキャストから正直少し重すぎるのではと思いました。リヒテルのグリーグの方は本盤意外私は知りません、それだけリヒテルが北欧の透明さと隔たりがあると自他共に認めてはいるのでしょう。演奏タイムとしては@12’38A6’07B9’54と顕著な特徴はありませんが第1楽章の出だしから大きな構えというか他の演奏とは路線を異とする方向性は明らか・・・。続くテーマでのゆっくりした運びがその気迫を伝えようとしています。凄まじいカデンツァでは自然の厳しさを「ほうふつ」させ全体を充分過ぎるロマンチック性で展開しています。逆に中間楽章は変に情に流されずバックもリヒテルの設計通りになっています。最終楽章も第1楽章同様豪快な感じであると共に普段聴き流す処がクローズアップされる等すっかり巨匠演奏ムードになっております。多分リヒテル、マタチッチ両人彼らにとっては珍しいこの曲への対応を熟慮の上のこの演奏結果でそのがっちりした重厚さは我々が持つこの曲へのイメージとは明らかに異なった異世界を提供してくれ一聴是非おすすめします。リヒテル自身この演奏は比較的気に入っていた様です。次にシューマンの方ですがリヒテルは小品を含め結構シューマン作品をこなしており録音盤も多くあります。シューマンのある屈託性が気に入っていたのかピアノ協奏曲も本盤演奏(タイム@14’35A5’06B10’21)の他に1948年ガウク/MSRO、1954年ガウク/MSRO、1958年ロヴィッキー/WPO、1958年ジョルジュスク/USSRSO等が残っておりある意味弾き慣れた曲なのにリヒテルは本盤演奏はグリーグほどには満足していなかったそうですね。第1楽章割と元気よくスタートし伴奏も威勢がよい感じです。分り易く言えば「濃い」味で「切なさ」とはこれ又違う領域です。第2楽章は落ち着いた情感を安らぎのうちに進みますが切れ目無しに続く最終楽章はこの曲の構成上やや執拗な華麗さを更に念押しするが如くの演奏です。スケール感と言ってよいのか分かりませんがその様な事が果たしてシューマンのこの曲に似合っていたのか・・・?、この二人の演奏アプローチからはグリーグ同様避けられない方向性なのですが万全なリヒテルの技巧が分厚いオーケストラに塗され若干考え過ぎた演奏の様に思え正直しんどかったです・・・スミマセン。(タイムについては盤により多少異なる場合があります)

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  • ★★★★★ 

    エーテルの風  |  長野県  |  不明  |  29/June/2011

    グリーグ&シューマンのカップリングCDでは、ルプー盤とこのリヒテル盤とが双璧と言える。外面的な美しさではルプー盤が勝っているものの、リヒテル盤は、我を忘れて没入?してしまうような磁力を感じる。惜しむらくは録音だ。LP盤ではそれほど気にならなかったのだが、CD化されて音質が干からびてしまったような感がある。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  11/May/2011

    全盛期のリヒテルのピアノ演奏の凄さを味わうことができる一枚だ。リヒテルのピアノは、何と言ってもそのスケールの雄大さが際立っていると言える。グリーグとシューマンのピアノ協奏曲をカプリングしたCDは数多く存在しているが、演奏のスケールの大きさにおいては本演奏は随一と言えるだろう。かかるスケールの大きさはあたかもロシアの広大な悠久の大地を思わせるほどだ。このような音楽の構えの大きさは、詩情の豊かさが勝負のシューマンのピアノ協奏曲においては若干の違和感を感じさせなくもないが、グリーグのピアノ協奏曲においては見事に功を奏していると言えるのではないだろうか。また、その卓越した技量も特筆すべきものがあり、両演奏ともに強靭な打鍵から繊細なピアニッシモに至るまで桁外れの表現力の幅の広さを披露している。各曲のトゥッティに向けての畳み掛けていくような気迫にも渾身の生命力が漲っており、その圧倒的な迫力は我々聴き手の度肝を抜くのに十分であると言える。こうした極大なスケールのリヒテルの力強いピアニズムに対して、マタチッチの指揮も一歩も引けを取っていない。その巨体を生かしたかのような悠揚迫らぬ重厚な音楽は、リヒテルのピアノを効果的に下支えするとともに、スケールの雄大な本演奏に大きく貢献しているのを忘れてはならない。オーケストラは二流のモンテ・カルロ国立歌劇場管弦楽団であるが、ここではマタチッチの確かな統率の下、実力以上の名演奏を展開していると言える。いずれにしても、両演奏ともに素晴らしい名演であり、とりわけグリーグのピアノ協奏曲については、同曲演奏史上トップの座を争う至高の超名演と高く評価したい。録音については、従来盤が今一つ冴えない音質であったが、HQCD化によってある程度は満足できる音質になるとともに、若干ではあるが音場が幅広くなった。もっとも、抜本的な音質改善が図られたというわけではないので、リヒテル&マタチッチによる至高の超名演であることも考慮して、今後はSACD化を行うなど更なる高音質化を大いに望みたいと考える。

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  • ★★★★☆ 

    abbadondon  |  栃木県  |  不明  |  23/December/2010

    グリーグのピアノ協奏曲の中ではベストなのだが、 例によってEMIの録音がひどい。 EMIは劣悪な録音でどれだけの名演を 歪んだ形で後世に残してきただろう。 演奏はピアノとオケとも優秀、 マタチッチとリヒテルの雄の部分が見事に 調和している。 私の持っているCDが初回CD化した20年以上も 前のものなので音がモコモコしているのだったら申し訳ない。 演奏は文句なし★5個なのだが、録音でマイナス★1個

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  • ★★★★★ 

    影の王子  |  大阪府  |  不明  |  03/October/2010

    リヒテルとマタチッチ、両横綱ががっぷり四つに組んだような演奏だ。この激しさと迫力は尋常ではない。曲の詩情や繊細さをブチ壊す一歩手前でギリギリ踏みとどまっている。まるでリストだが、両作曲家とも交友があったわけで、この演奏の説得力はたいへん高い。録音もEMIにしては良好。しかし、なぜモンテ・カルロのオケなんだろう?

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