涙に海の味がする: 寺島葉子 寺島夕紗子(S)平松剛一 / 平松混声合唱団
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ムーミン・パパ | 盛岡市 | 不明 | 2007年09月09日
表題曲はパスポートなしには入れなかった時代の沖縄に作者が行った時に生まれた作品。2年後に「さとうきび畑」が生まれてからは封印されていたものを奥さんの葉子さんが掘り起こし,自ら歌っている。情感のこもった歌はさすがだ。娘さんの歌はクラシックの発声に何の疑問も抱いていないという風情で詩の内容が伝わりにくいのが難点。特に「緑陰」では,発声に重点が置かれすぎていて,歌詞が判りにくい。が,それも僅かな瑕。合唱も悪くない。このCDを聴いて沖縄の人々の苦難を静かに偲びたい。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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