池井戸潤

本 最終退行 小学館文庫

最終退行 小学館文庫

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    aozo  |  鳥取県  |  不明  |  2021年04月16日

    大学卒業から銀行一筋で勤め上げて来た主人公が上司の失敗を押し付けられ責任を負わされるハメになる。そこから、上司への復讐は勿論の事、果ては勤めている銀行の頭取の不正まで暴いてしまう。 内容としてはとても面白いが、行動を起こす動機が自分が上司に追い詰めれた事が発端なのがやや残念だ。 社会正義のために行動を起こすと言う動機よりは、とても人間臭くて現実味のある動機かもしれませんが・・・。 もっとも小説としてはとても面白く読めます。

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    もち  |  東京都  |  不明  |  2021年03月16日

    半沢直樹のドラマ化で脚光を浴びる前の作品。ミステリ色の強い作品で、よりリアリティを求める方にお勧めできると思います。出版から10年以上が経って、社会情勢も変わってきたので、時代背景もこんな時もあったなあと感じると思います。いずれにせよ、池井戸ファンは必読の一冊です。

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