MJ  |  茨城  |  不明  |  2007年08月21日

MEGADETH、OPETH、ANNIHILATOR etc..の新旧ロードランナー勢を彷彿とさせる楽曲が多いような…(穿ち過ぎ？／笑)さておき今回は興味深いDVDで元を取った感じ。特に鬼のようなプレイのあとグタッと倒れこむお茶目なマイアングに萌えた。一方、作業工程を見て改めて思うのは、各パーツの切り貼りを簡単に出来るテクノロジーの進化は、楽曲の焦点を曖昧にする諸刃の剣になりかねないってこと。特に彼らのようなマニア気質の作りこみ型バンドは十分に注意しないと、本作のように楽曲そのものがお留守になっちゃうのでは？

 

Ablaze  |  東京都  |  不明  |  2007年06月28日

2曲目と7曲目は多少ちゃんとしたメロディがあるのでまだ良い方ですが、他の曲、変拍子と早弾きを取り去ったら面白みは正直ほとんどないです。凄さは感じられても、良さが感じられません。これではテクニックの見せびらかしだと言われても否定のしようがありませんよ。変拍子や高速ユニゾンを聴いているだけで快感を覚える人にはこのアルバム、お勧めします。私は聴いていて苦痛でした。聴き終えた後に残ったものは感動よりもむしろ疲労感。こんな経験はDTのアルバムで初めてですよ…いつも彼らのアルバムを聴き終えた時にはすがすがしい感動につつまれていた…それなのに…こんなはずじゃなかった。今思えば、このアルバムを聴きこむのは、良さを見いだすというよりはむしろ｢耳を慣らす行為｣に近かった、と感じます。DTに対して初めて否定的な意見を書きました…TOTに近い作風だということで期待していたのに(泣)

 

Chaotic Cosmos  |  茨城県  |  不明  |  2007年06月23日

初めて聴いた時の印象はかなり｢微妙｣でした。でもDTのアルバムですから、聴きこんでいくうちに良くなってくるだろうと思い、それからかなり聴き込みました。しかし…何度聴いても今作はインストパート以外に魅力が感じられない。近年の彼らに特に目立つことですが、曲の長さに必然性が感じられない。その上あってもなくても対して変わらないような気だるいラブリエの歌唱。必ずダレるパートがある楽曲群。合計78分46秒と、長過ぎる収録時間…等、なんと、聴き込むほどに良くなるどころか悪いところばかり目立ってくるという非常に残念な結末に…。Dream Theaterもそろそろ限界に差し掛かっているということなのか、それとも自分の感性が衰えてしまったのか。Dream Theaterは今なお進化し続けていて、自分がそれに付いていけていないだけなのか。 ファンとしては非常に残念だった上に、今後への危機感すら感じてしまいましたよ。 以降彼らがただの技術至上主義のバンドに成り下がってしまうことのないよう、祈るのみです。