『ロマンス』 ハンナ・チャン(vc)パッパーノ&聖チェチーリア音楽院管
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一人のクラシックオールドファン | 兵庫県 | 不明 | 2009年10月27日
1990年代半ば13歳でデビューしたハンナ・チャンはその後しばらくは彼女を評価したロストロヴォービッチのバックで色々な曲を収録していましたが2000年代に入ると(勿論ロストロヴォービッチの死ということも有り)シノーポリとかスラトキンとかそして本盤のパッパーノとの共演で収録を続けているようです。本盤中サンプリングで一番重点的なラロのチェロ協奏曲(本盤収録曲はこのラロの曲等の2005年ライブと翌年のスタジオ録音に別れております)を聴いてみますと元々あまり小難しい「意」のある曲ではありませんが彼女はそれこそ「底意」無く集中して安定的にこのロマン音楽を進めております。タイム的には25’10とフルニエやデュ・プレくらいしか聴いては余りいないのですがやや短めにスケール感を伴って演奏しております。第1楽章押しの強い出だし前奏から即入るチェロは散漫さはあるものの堂々の運び、中間楽章の前半の朗々さは素晴らしく第3楽章闊達にややゆったり感もマァこんなものでしょう。パッパーノもイタリア若手指揮者からいつのまにかもう今年は50歳・・・オペラを中心とはしているものの彼女ら若い者を育成する年代になりつつあるのでしょう。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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