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グラズノフ(1865-1936)

CD ピアノ協奏曲第1番、交響曲第5番 エッカートシュタイン(p)ウェラー&ベルギー国立管

ピアノ協奏曲第1番、交響曲第5番 エッカートシュタイン(p)ウェラー&ベルギー国立管

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    フルシチョフ  |  東京都  |  不明  |  2011年05月23日

    一言で言うと、非ロシア勢による音楽的名演、というところだろうか。主旋律の浮かび上がらせ方や楽器のバランスは非凡。オーケストラもうまい。しいて欠点を挙げるとすれば、交響曲のリズムが一本調子というところだろうか?このレベルの演奏なら、おそらく楽譜がそうなっているのだろう。今まで聴いてきたロシア勢の演奏が、恣意的に揺らしているのかもしれない。が、それが説得力を持っていたりする。そういう伝統的な演奏の微妙なニュアンスがないので、メンデルスゾーンか何かのように聴こえてしまう。

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    ゆーさん  |  埼玉某所  |  不明  |  2007年09月19日

    かくも叙情溢れる作品が今まで日の目を見なかったとは…ピアノ協奏曲の素晴らしさは、同世代のラフマニノフやメトネルなどと並べても決して劣らないし、むしろ比肩し得る名曲ではなかろうか。演奏も秀逸で、オケとピアノが寄り添い合い、調和している。従来の協奏曲のように互いに拮抗するような雰囲気ではないので、なかなか評価されなかったのだろう。しかし、特に第二楽章における緊密なやりとりは天衣無縫だし、ほとばしるような情緒は比類ない出来だ。主題変奏の幅も面白く、ラフマニノフのような甘美なものからエルガーの弦楽曲のようなリリカルなもの、はたまたチャイコフスキーのようなスラヴ的な部分まで縦横無尽だ。併録の交響曲も造形美と情緒が豊かで、時折ボロディンを思わせるふしもある。なかなか聴かせる演奏だ。録音も秀逸だし、詳細な解説も素晴らしい。

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