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ベルリオーズ(1803-1869)

CD 幻想交響曲 ミンコフスキ指揮ルーヴル宮音楽隊、マーラー室内管弦楽団

幻想交響曲 ミンコフスキ指揮ルーヴル宮音楽隊、マーラー室内管弦楽団

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    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  2010年05月30日

    レコード芸術今月号にミンコフスキの近況特集が載っておりこれからの抱負近況等を語っておりました、バッハなどへの取り組みについて熱弁をふるっているようで1962年生まれというからまだ50歳前仕事がますます面白い年代にかかってきているようです。さて、本盤は手兵レ・ミュジシャン・デュ・ルーヴルを振った2002年ライブ録音のベルリオーズ「幻想」交響曲その他であります。音色が微妙に新旧入り混じった様な感じで極端に言えばバロック的な響きも垣間見られ今まで我々に聞こえなかった処も聴かせる演奏です(@15’53A6’10B19’30C6’21D9’12の演奏タイムなのですが第2楽章が長さを感じさせない長さとなっております)。第1楽章「夢」の後半次の楽章へ差し迫りの為の切り込みは新鮮に聴こえます。第2楽章「舞踏会」はやや早いテンポで管楽器の扱いが特徴的、なお、この楽章の最後の残響が長く聞こえたのは私だけでしょうか。第3楽章「野の風景」は透き通った感じで遅めに表情をつけて運びます。この楽章がなかなか良い演奏です。反復を含めた第4楽章「断頭台」では低音基調の管楽器はドスが効き不気味さと共に厳しい迫りと反面性急な面が聴けミンコフスキの管楽器出身の一家言があります。最終楽章「夜の夢」、テンポを揺らせながら打楽器の扱い・・・タイミングのずれる鐘も結構美しい・・・が面白いです。時には掛け合い・整いがついていない処もありますが最後のせり上がりは不気味でなかなか新鮮斬新な「幻想」交響曲ですね。叙情的場面「エルミニー」(タッソーの詩「イェルサレム解放)に拠る)はアバドが立ち上げたマーラーCOとソプラノによるカンタータでタイムは23’04、出だし幻想交響曲にも使用されたテーマがのぞき全体としてこれも透き通った美しい曲で私は初聴きですが引き込まれました。バロックオペラ的な感じもすると思えばなかなか荒々しい筋肉質的な処もあり楽しめました。現在廃盤となっていますが又再登場すべき最高ランク盤と思われます。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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    ルパン4世  |  浜松市  |  不明  |  2006年05月19日

    素晴らしい演奏ですね。初めて聴くような表現もあり、多くの名盤の中で自己主張を成し遂げているのが素晴らしい。録音も良いし、僕も幻想を愛する方にお勧めします。

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    ただの音楽好き  |  宮城県仙台市  |  不明  |  2004年02月01日

    この曲が、今まさに誕生したばかりかのような印象を与える快演。録音も大変優秀で、ベルリオーズファンにお勧めの1枚です。

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    フレディ  |  東京  |  不明  |  2003年06月17日

    録音を含めてこれほどの幻想はひさしぶり。管楽器の活かし方がうまいと思います。全体の雰囲気もすばらしいと思います。ただ、5楽章の鐘がずれるのはなぜなのか、気になります。

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    かばくん  |  とちぎ  |  不明  |  2003年06月14日

    ジャケットにはマーラー室内管のほうが大きく書いてあるが、現代楽器奏者のほうが多いということか? 幅広いテンポで各声部を克明に彫塑し、ヴァイオリンの対抗配置もあいまって、非常に多層的な音響空間を実現している。そこに打ち込まれる雑然としたトゥッティ。第4楽章のグロテスクなバス・トロンボーン(あるいは復元楽器?)、第5楽章のここぞ彼岸というかのような鐘の音など音色は秀逸。ただそれが色彩的というよりは、克明な白黒で、しかも色彩があるよりもリアルに迫ってくるといった印象がある。幻想に食傷していても聴く価値あり。

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