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シュトラウス、リヒャルト(1864-1949)

CD 交響詩『英雄の生涯』、交響的幻想曲『影のない女』 ティーレマン&ウィーン・フィル

交響詩『英雄の生涯』、交響的幻想曲『影のない女』 ティーレマン&ウィーン・フィル

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    eroicka  |  不明  |  不明  |  2013年07月18日

    「英雄の生涯」は演奏時間47分ほどで実にテンポが遅く、細部に凝った巧みな表現が往年のドイツのロマン主義的な名指揮者を彷彿とさせる。ホルンやティンパニー、木管の響きが丁寧な表現に色づけしている。「英雄のテーマ」や「英雄の戦い」の気品を失わない壮麗さは無敵無比で、カラヤンやベームにさえ匹敵・凌駕するほどだ。ただ、海賊盤?で売られていたカルロス・クライバーとウィーンフィルのライヴと比べると、やや閃きや音のセンスに欠けるような印象もあり、巨匠時代の表現から一皮むけた光るものがほしいというのはないものねだりか。このライヴは当時FMで放送されたときに録音して聴いたのだが、DGの録音は音の解像度と生々しさを重視するあまり、ORFの自然な放送録音より、残響の長いムジークフェラインの溶け合う響きのまろやかさが薄い印象があり、不満が残る。「影のない女」組曲はケンペの全集を持っていながら、怠慢でほとんど聴いたことのない曲だが、同様の語り口で、素直に楽しませてくれる。

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  • ★★★★★ 

    karajan fan  |  北海道  |  不明  |  2011年08月08日

    アルプス交響曲、ばらの騎士組曲に続くVPOとのRシュトラウスもの。 VPOが録音した「英雄の生涯」ではベーム、ショルティ、プレヴィンなどがあるが、この演奏はとくに70年代のVPOを彷彿とさせる優美さと力強さが再現されている。 このディスでもVPOを上手にドライブしており、既に何十年もの関係を過ごした間柄のように感じる。 まだ少し荒削りな部分は散見されるが、カラヤンがVPOで振った「英雄の生涯」は多分こんな感じではないでしょうか? ティーレマンが良いのか? VPOが良いのか? 今度はミュンヘンフィルのブラ1を聴いてみよう。

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  • ★★★★★ 

    ushio  |  東京都  |  不明  |  2010年09月08日

    ライブなので録音の鮮明さは落ちるが、楽友協会大ホールの豊かな響きは捉えられている。ウィーン・フィルの瑞々しいアンサンブル、そしてティーレマンの力感溢れるタクトが素晴らしい一枚だ。

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  • ★★★★☆ 

    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  2010年02月27日

    ティーレマンが2002年VPOを振ってのR.シュトラウス演奏ライブ録音です。多くの小さな歌劇場の仕事をキャリアに積んだティーレマンはこれからドイツ楽壇を背負って行く如何にも頑迷そうなドイツ指揮者で曲へのアプローチは独特の響きを放ちます。この「英雄の生涯」にしても例えば英雄の戦い等でやや大味な処もありますが元々のオーケストレーション色彩の豊かさをVPOというこれまた美しい響きが持ち味の手段でもって双方の特徴を充分引き出しております。ティンパニーの使い方も小細工演出も含め中々のものです。なお、ヴァイオリンはVPOコンサートマスターのR.ホーネックで単に何かいぶし銀の艶やかを聴かせてくれます。演奏タイムとしては47’04とどちらかと言えば長めに属するわけですが絶妙な溜めというか間合いが次の爆発フレーズなり反対の静寂フレーズを効果的に映えさせます。録音が素晴らしいのも魅力であります。私自身は1959年録音のカラヤン/BPO盤がこの曲の本拠なのですがこのティーレマンのこの曲の持つ流れ的なトーンを上手く引き出した腕前は前述のこれまでのキャリアとそしてこれからのドイツ楽壇における責任自覚がなせる業なのでしょう。カラヤン盤がカラヤン50歳を超えていたのにティーレマン盤はまだ40歳代前半・・・ライバル多き厳しい業界ですがこういうタイプは生き残っていけるタイプかと思われます。「影のない女」は私自身そう多くの演奏を聴いてはいないのですがやはりドラマ性を語りつくした演奏かと思います。(タイムについては盤により多少異なる場合があります)

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  • ★★★★★ 

    西郷  |  薩摩  |  不明  |  2009年02月22日

    私はこれを現地で生で聴いている。その時の感想は、「えらい鳴りっぷりがいいな。VPOは本気だぜ!」というもの。来日公演での覇気のない演奏を何度も聴かされてガッカリしていたので「彼らも本拠地ではこんなマジ演奏するのか」とちょっと怒ったりしたものだが、とんでもない、単に当時ティーレマンに対する情報が不十分だっただけで、純粋に彼の手腕だったのだと今は思う。生であの優雅なホールだと雰囲気にうっとりしてしまってとても冷静な評価ができないが、当CDで久しぶりに聴いてあの夜の演奏が「名演」であったことを確信した次第(笑)

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  • ★★★★☆ 

    hesomagari  |  chiba  |  不明  |  2008年05月22日

    この指揮者、初めて聞きましたが、オケを存分に鳴らしながらも、結構ためる部分もあって、疑問符が付く手前でうまくまとめている巧者ぶり。サヴァリッシュ盤と比べると、より演出が目立ちますが、カラヤン(EMI盤)ほど過ぎていないのでこれも好きです。

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  • ★★★★☆ 

    肉ポエム  |  東京  |  不明  |  2006年05月20日

    ラトル盤よりは良いが過去の名盤を凌駕するまでには至っていない。最初に聴いた時は恣意的にテンポを揺らしたり鼻につく面もあったが、久しぶりに聴いてみたところ力感のある快演と感じた。ウィーンフィルは下品なまでに鳴っており、この曲にはぴったりだ。聴いていて胸がスカッとする。同時に弦楽合奏にウィーン風情などはもうなくなってしまったのだということを改めて感じ残念にも思うが・・・ティーレマンの指揮は豪腕といった印象で、力一杯オケを鳴らそうという試みが功を奏している。この曲が好きな人は揃えておいて損はない。

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  • ★★★★★ 

    hayate  |  仙台  |  不明  |  2005年01月05日

    40代の指揮者のくせにこんな演奏が出来てしまうのかと驚いてしまった。ティーレマンはすでに化け物と化している。さらに化けたらすごい指揮者になると思われる。

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