歌劇『ヘンゼルとグレーテル』全曲 コルサロ演出、ヴェルザー=メスト&チューリヒ歌劇場
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Naka3 | 東京都 | 不明 | 2010年07月25日
オペレッタのようなパッと耳目を惹きつける華やかさはなく、どちらかというと素朴な作品ですが、けっこう凝ったところもあり、繰り返し聴くごとに味わいが増してくるドイツオペラの名作です。センダックの楽しい美術、ウェルザー=メストのメリハリの利いた指揮に加え、主役二人が子供たちに同化しているのも見事で、パーフェクトな上演といっていいと思います。気になったのは、眠りの精だけがカーテンコールに出てこなかったのはなぜ?という程度。あと、チャプター表示がドイツ語だけな点と、字幕は子供向けにしても良かったかな。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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烏 | 広島県 | 不明 | 2009年09月04日
今でも十分に若いが、さらに若々しく、まだ名を上げる以前のヴェルザー=メストの指揮。チューリッヒ歌劇場のオーケストラも実に瑞々しい音だ。しかし、何よりも特筆すべきはモーリス・センダックの舞台美術。懐かしくも楽しい仕掛けだ。タイトル・ロールを歌う2人は標準だが、ペーターのアルフレート・ムフはうまい。それにしても、この人は本当にいろんなところにいろんな役柄で登場する人だ。また、魔女役のフォルカー・フォーゲルはなかなかに個性的な熱演。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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