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ラフマニノフ、セルゲイ(1873-1943)

CD ピアノ協奏曲第1番、第2番 クリスチャン・ツィメルマン、小澤征爾&ボストン交響楽団

ピアノ協奏曲第1番、第2番 クリスチャン・ツィメルマン、小澤征爾&ボストン交響楽団

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検索結果:59件中1件から15件まで表示

  • ★★★★☆ 

    今も昔もただの人  |  北海道  |  不明  |  2021年08月08日

    ラフマニノフはピアノ協奏曲第2番しか聴かないという偏屈者ですが、素晴らしいピアノに感激しました。この曲の持ち味がいかんなく発揮され、ピアノに限って言えば今まで聴いた中でも最高のものと言って過言ではありません。残念なのはオーケストラです。なんでピアノの陰に引っ込んでいるのですか?よく聴けば、いい演奏しているのに残念。図書館から借りて聴きましたが、買うまでには至りませんでした。星はその分を差し引いてのもので、ピアノなら星6つです。

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  • ★★★★★ 

    rela-cla88  |  愛知県  |  不明  |  2021年03月08日

    ツィメルマンのラフマニノフ 1番と2番のディスク。小澤 / BSO がバックを務めています。吟味して録音をしているツィメルマンだけあり、数ある同曲の録音の中でも指折りの演奏ではないでしょうか。真正面から曲を見つめた正攻法の演奏だと感じました。ラフマニノフらしくないと感じる瞬間がある程に。小澤 / BSO の演奏もツィメルマンにぴったりと寄り添って美しい音楽を奏でています。録音のせいなのか小澤の判断なのかは分かりませんが、オーケストラの音が引き気味に聴こえるところが少し残念ではありますが、ロマンティックでありながらもカチッとした形式感を感じさせる素晴らしい演奏でした。皆さんにも一聴をおすすめします。

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  • ★★★★★ 

    浜っ子  |  愛媛県  |  不明  |  2021年03月07日

    2番は曲が素晴らしいのか本盤含め他のCDでも楽しめます。でもこの盤は録音が素晴らしいです。良く手が伸びる盤です。

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  • ★★★★★ 

    井熊  |  静岡県  |  不明  |  2015年07月05日

    今更ですがラフマニノフピアノ協奏曲第2番は今までリヒテル盤、ワイセンベルク盤、アシュケナージ84年録音盤を聴いてきましたが間違いなくこのツィマーマン盤はファーストチョイスになる名盤だと思います。今だから言えますがオケもピアノも演奏、録音共に最高です!

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  • ★★★★★ 

    ムサイシス  |  三重県  |  不明  |  2014年03月20日

    ツィマーマンと小澤征爾は完璧です。二人の音楽性の交わりもすばらしい。管弦楽も小澤征爾の指揮に良くついていっていますが、音色が薄く淡白であること、それから録音の具合かもしれませんが音量が小さい。そのためピアノと交わりきれていません。それが残念です。そうでなければ最高の名演奏の一つとなったと思います。

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  • ★★★☆☆ 

    音楽人  |  長野県  |  不明  |  2014年02月13日

    第2番の評価が重要になると思います。小生の印象としてはツィメルマンの全体の解釈としてピアノを最大限に引き立たせてオケは抑制して要所要所でのみピアノと同列まで押し出す(ピアノよりは前に出ない)という成り立ちのように感じた。ピアノは同曲中でも極めて優れた出来ばえで、明瞭性、柔軟性、抒情性のいずれも高次元で実現されており、ピアノ中心の曲と考えれば十分に感動的である。ピアノのやや硬質な響きも好感が持てる。しかしながら、やはりこの曲は協奏曲なのであり、ピアノとオケが同列で掛け合うことが必須のはずです。そこがこの演奏に人口的なものを感じる所以です。(録音設定の問題だけではないと思います。)以上から、ピアノが感動的なだけに大変残念です。同曲については、ガブリーロフ、レーゼル、リヒテル、オグドン、ワイルド、それにルディ(サンクトペテルブルグPO)あたりで聞きたいですね。アシュケナージはプレヴィンとの共演以前がよく、ハイティンクとの共演は私としては評価が低いのです。

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  • ★★★★★ 

    sunny  |  兵庫県  |  不明  |  2013年08月10日

    クリスティアン・ツィメルマン、音楽家、一人の人間としても、信念を固く持ち、納得出来るものを、神経細かく通わせ、労と時間も掛けて録音、世に出す人です。従って、比較的、録音はそう多くありません。この録音でも、2曲の録音に、3年、発売まで更に、3年を、要しました。小澤さんとの、演奏は、ロマンティシズム、抑制されて、特に、第2番、辛口の演奏になっていると感じました。でも、胸に迫ってくる物が、有ります。小澤さん、それに合わせて、ちょっと、伴奏薄いかな。1番は、そうでもないですが。ツィメルマンは、’03年に、ラトル、ベルリンフィルと、ブラームス1番、出してから、確かもう10年、録音がありません。労を掛けて演奏した物を、ネットで、無神経に、簡単に聴かれ、広められるのを、憤慨すると言うのは、理解出来ます。実演のみ、或いは、演奏活動から、遠ざかる、と言う様な事に、ならない事を、願います。同郷、ルトスワフスキの演奏も、心、弾んでいて、尊敬と、この作曲家の作品、演奏できる喜びに溢れていて、とてもよかった。

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  • ★★★★★ 

    うーつん  |  東京都  |  不明  |  2013年05月26日

     はじめ発売された時、「ツィメルマンがラフマニノフ?」とびっくりしながら買った記憶がある。聴いてみるとラフマニノフらしさというかロシア音楽という色合いは薄いような気がした。でも、演奏は凄い。第1番でこれほど雄弁な演奏ははじめてだし、第2番の演奏もぼやけたところはなく力強い。オケで言うと第2番・第2楽章のフルートや弦の美しさは今までのどの盤より気に入っている。小澤征爾の指揮というよりツィメルマンの解釈がより反映されたのだろうか?  ラフマニノフの2番の新しい演奏だと思う。1番もこの盤でその価値が高まると思う。

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  • ★★★★★ 

    M  |  愛知県  |  不明  |  2013年03月20日

    有名な2番について。当盤のレビューが圧倒的に多いのは理解できる。賛否両論ある問題作といえる。思いつくままに書いてみると@曲の多くの部分を占めている指ならし的パッセージに音楽的諧調が与えられている。高度なテクニックとは何か?例えばポリーニでは指先の圧倒的な強靭さでしかなかったものが、ここでは技巧的難所でも優美な音楽性を発揮できる裏付けとしての技術と定義できる。Aフォルテに演奏家の情熱の発露というメッセージとしての役割がある事に当演奏を通して改めて気付かされた。ここではそういった意味でのフォルテは断固として回避されている。Bこと事から本来曲に内在していたと思われる作曲家のピアノの巨匠気質的要素をきれいさっぱり洗い流して音楽を再構築する知的な作業があったと考えらえる。Cこれを創造的演奏ということは可能だと思われる。類似の演奏家タイプとしてはグレン・グールドが思い浮かぶ。イメージとしては音楽におけるマニエリスム(本来の言葉の意味もよく解ってはいないのだが)といったところだろうか。D当曲の代表的な演奏のひとつと躊躇なく言える。対極にある演奏としてギーゼキングの戦後の放送録音を挙げたいが、一般に入手可能なものとしてタマルキナで対極を代表できるだろう。

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  • ★★★★★ 

    sunny  |  兵庫県  |  不明  |  2012年08月27日

    小澤征爾さんと言う、日本をい出て、西洋音楽の本拠に飛び込み、認められた氏の音楽を、同時代に聴く事が出来た我々は、幸せな時代に生き、誇りを抱きつつ、音楽に接する事が出来た。氏は多くの音楽家に認められ、老若問わず師匠、友となり、高い評価を獲得した。ここでも、ポーランドの名手、ピアニストと、清練、憂美なラフマニノフの作品1と、有名な2番作品18を、奏でています。やがて、ボストンから、更に、西洋音楽の中心地、ウィーンへ、移られる前の、貴重な記録。小澤さんは、協奏曲の演奏、いつもながら見事です。ウイーンでは、体調、政治的、国籍、言葉の問題もあって、必ずしも、本来の演奏が少なかったのは、残念。ついでに、ボストンで、ラフマニノフの交響曲2番も、聴いてみたかった。また、ウィーンでは、ライフワークと言っていた「指環」、指揮出来ず、かなわぬ夢と、終わったのは、残念。

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  • ★★★★★ 

    びびり  |  愛知県  |  不明  |  2011年07月07日

    ボストンシンフォニーホールでのこのコンビの実演は凄まじくありありと蘇りました。熱いです。

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  • ★★★★☆ 

    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  2011年07月06日

    何と言ってもポピュラーな第2番(演奏タイムは@11’46A12’15B11’34)の方に力点を置かざるをえません。2000年ツィマーマン44歳、小澤65歳の頃の演奏で第1楽章、冒頭からただならぬものを思わせ毅然たること別盤HMVレビュー通りです。第2楽章の丁寧さも彼らならではと言った処。そんなに次々とリリースするピアニストでないだけ・・・そう口数の少ない人の一言の重要さを感じさせる盤でしかも意外と小澤/BSOのバックが大層ではなくツィメルマンに添ってその効果を高めています。バック演奏としてもう少し存在感も欲しいと正直思わないではありませんがそこが小澤の演奏と納得すれば日本らしさも聴き取れるのでしょう。とにかくある完璧さというか良心的な慎重さが充分伝わって私はLPベースでアシュケナージ/コンドラシンの盤も好きなのですが過度な感傷に陥ちいらずに喧しくないこのCD盤もスッと聴き通せ音の良さもあり注目の一枚になります。第1番は1997年の録音でタイムは@12’22A6’42B7’28。その第1楽章の爆発的な気迫が凄いです。演奏が伴奏指揮者と共に三年若いというわけなのかまたまた作品自体が後年改訂されてはいるもののラフマニノフの若き頃の作品でもあるのでしょう。最近ツィマーマンは充電期間に入ったとも言われているのですがそれだけ演奏に対する真摯な態度は例えばラフマニノフ・ピアノ協奏曲全曲をビジネス・ノルマの如く短期間に収録する事に易々と結びつかない事にも現れている様です。(タイムについては盤により多少異なる場合があります)

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2011年06月23日

    両曲ともに素晴らしい名演だ。それどころか、古今東西のピアニストによる両曲の名演の中でもトップの座を争う至高の超名演と高く評価したい。ツィマーマンは現代最高のピアニストの一人ではあるが、「思索と研鑽の人」と称されるだけあって、録音には極めて慎重な姿勢で臨んできている。今般の録音も、超スローテンポと濃厚な演奏で一世を風靡した弾き振りによるショパンのピアノ協奏曲第1番&第2番から3年ぶりのリリース。しかも、本盤におさめられた両曲のうち第1番が1997年の録音で第2番の録音が2000年、そして初発売が2003年という6年もの期間を要してCDが作成されていることは、正にツィマーマンの面目躍如と言ったところであり、これは、ツィマーマンの楽曲の演奏に対する真摯な姿勢や楽曲に対するあくなき探究心のあらわれとも言えるだろう。本盤におさめられた演奏も、そうしたツィマーマンによる真摯な姿勢やあくなき探究心がよくあらわれた演奏に仕上がっていると言える。一言で言えば、音符の背後にある楽曲の心眼にも目線を注いだ彫の深い演奏ということになるのではないだろうか。ラフマニノフのピアノ協奏曲は、旋律が実に甘く切ないものであり、どうしてもそうした表面上の美しさの方に心が奪われてしまいがちであるが、ツィマーマンのピアノは、もちろん美しさにおいてもいささかも欠けているところはないものの、あたかもベートーヴェンのピアノ協奏曲に接する時のような深沈とした深みやドラマティックな要素を兼ね備えているのが素晴らしいと言える。とかく前時代的であるとかロシアの哀愁誘う作曲家であるなどと、いささか通俗的と過小評価されているラフマニノフによるピアノ協奏曲を、それこそベートーヴェンのピアノ協奏曲にも比肩し得る大芸術作品の域にまで引き上げたと言っても過言ではあるまい。そうした彫の深さに加えて、圧倒的なテクニックは健在であり、格調の高さや情感の豊かさにおいても申し分がないというのは、雄渾なスケールと相まって、おそらくはツィマーマンだけに可能な圧巻の至芸と言えるだろう。このような凄みのあるツィマーマンのピアノに対して、小澤の指揮も一歩も引けを取っていない。最近は大病を患って健康状態に大きな不安を抱えている小澤ではあるが、本演奏ではパワー全開であり、情感の豊かさにおいても力強い生命力においても申し分がない。ボストン交響楽団も美しさの極みとも言うべき名演奏を繰り広げており、重量感溢れる迫力においてもいささかも欠けるところがない。いずれにしても、本盤におさめられた演奏は、両曲ともにピアニスト、指揮者、オーケストラの三拍子が揃った稀有の超名演と高く評価したい。録音に慎重なツィマーマンのことでもあり、そして小澤の健康状態を考えると、第3番&第4番の録音はきわめて困難な状況にあると思われるが、是非とも実現して欲しいと思っている聴き手は私だけではあるまい。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2011年06月23日

    両曲ともに素晴らしい名演だ。それどころか、古今東西のピアニストによる両曲の名演の中でもトップの座を争う至高の超名演と高く評価したい。ツィマーマンは現代最高のピアニストの一人ではあるが、「思索と研鑽の人」と称されるだけあって、録音には極めて慎重な姿勢で臨んできている。今般の録音も、超スローテンポと濃厚な演奏で一世を風靡した弾き振りによるショパンのピアノ協奏曲第1番&第2番から3年ぶりのリリース。しかも、本盤におさめられた両曲のうち第1番が1997年の録音で第2番の録音が2000年、そして初発売が2003年という6年もの期間を要してCDが作成されていることは、正にツィマーマンの面目躍如と言ったところであり、これは、ツィマーマンの楽曲の演奏に対する真摯な姿勢や楽曲に対するあくなき探究心のあらわれとも言えるだろう。本盤におさめられた演奏も、そうしたツィマーマンによる真摯な姿勢やあくなき探究心がよくあらわれた演奏に仕上がっていると言える。一言で言えば、音符の背後にある楽曲の心眼にも目線を注いだ彫の深い演奏ということになるのではないだろうか。ラフマニノフのピアノ協奏曲は、旋律が実に甘く切ないものであり、どうしてもそうした表面上の美しさの方に心が奪われてしまいがちであるが、ツィマーマンのピアノは、もちろん美しさにおいてもいささかも欠けているところはないものの、あたかもベートーヴェンのピアノ協奏曲に接する時のような深沈とした深みやドラマティックな要素を兼ね備えているのが素晴らしいと言える。とかく前時代的であるとかロシアの哀愁誘う作曲家であるなどと、いささか通俗的と過小評価されているラフマニノフによるピアノ協奏曲を、それこそベートーヴェンのピアノ協奏曲にも比肩し得る大芸術作品の域にまで引き上げたと言っても過言ではあるまい。そうした彫の深さに加えて、圧倒的なテクニックは健在であり、格調の高さや情感の豊かさにおいても申し分がないというのは、雄渾なスケールと相まって、おそらくはツィマーマンだけに可能な圧巻の至芸と言えるだろう。このような凄みのあるツィマーマンのピアノに対して、小澤の指揮も一歩も引けを取っていない。最近は大病を患って健康状態に大きな不安を抱えている小澤ではあるが、本演奏ではパワー全開であり、情感の豊かさにおいても力強い生命力においても申し分がない。ボストン交響楽団も美しさの極みとも言うべき名演奏を繰り広げており、重量感溢れる迫力においてもいささかも欠けるところがない。いずれにしても、本盤におさめられた演奏は、両曲ともにピアニスト、指揮者、オーケストラの三拍子が揃った稀有の超名演と高く評価したい。録音に慎重なツィマーマンのことでもあり、そして小澤の健康状態を考えると、第3番&第4番の録音はきわめて困難な状況にあると思われるが、是非とも実現して欲しいと思っている聴き手は私だけではあるまい。録音は、従来盤でも十分に満足できる音質であったが、今般のSHM−CD化によって、さらに鮮明な音質になるとともに音場が広くなったと言える。いずれにしても、このような至高の超名演を高音質のSHM−CD盤で聴くことができるのを大いに歓迎したいと考える。

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  • ★★★★☆ 

    K.Y  |  神奈川県  |  不明  |  2010年08月23日

    他の方が言われるように、オケが薄味かなぁと正直思いますが、ツィマーマンの技巧的なピアノは素晴らしいと思います。でも2番に限ってはリヒテルの方が好きですね。

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