知られざるフランソワ(ショパン、バッハ、フランク、フォーレ、シューマン、プロコフィエフ)
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michael_hiro | Tokyo | 不明 | 2006年02月20日
ショパン弾きとしか思われていないサンソン・フランソワのレパートリーの広さを認識させてくれるCDです。日生劇場での録音も残っていますが、その前に来日したときの数々の演奏は、本当に衝撃的でした。あの演奏が優秀な日本スタッフの手でライブ録音されていれば、世界的な評価が更に上がるのでしょうに。録音活動に真面目に取り組まなかった、その場のそのときの演奏を大事にした天才の遺産です。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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彦左衛門 | 福岡県 | 不明 | 2004年12月18日
Johann Sebastian BachのPrelude and Fugue in A minorBWV 543(ブゾーニ編曲)を正式?録音しているのは、1965年ヒストリカル・リターンしたホロヴィッツとこのフランソアぐらいか(ホロヴィッツのは例の冒頭和音を派手に外した有名な録音です)。フランソアのが意外に本格的なのにびっくり。ショパンの「葬送ソナタ」の素晴らしさは当然として、シューマンのトッカッータやフォレなど鼻歌交じりに颯爽と弾きこなすダンディズム満載のアルバムだ。3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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楽人 | 愛知 | 不明 | 2004年03月12日
衝撃の内容。余りの素晴しさに涙した程だ。音楽性の点で。ずば抜けた高さのものは、新たな俯瞰的視点を啓示するのではないか?つまりフランソワとそれ以外の戦後の名ピアニストという図式。それ以外の名ピアニストは、すべて、技巧的完全を前提とした、新即物主義の影響下にある。譜面的完全性と音楽的完全性が、全く別物であることをこの演奏は教えてくれる。私達は、ポリーニやアシュケナージを褒めながら、実はショパンなんてこんなものだと勝手に値踏みしていたことになる。但しフランソワは、この地点から、その死まで徐々に堕落していったのは、実に残念である。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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プーさん | 神奈川県 | 不明 | 2004年02月09日
フォーレのノクターンやバッハの曲を、こんなにも魅力的に聴けたのは初めてです。やっぱりフランソワ、独特の感性は誰にもマネできない。ただし、気がノらない時の演奏はちょいと・・・そのムラがあるところもこの人のおもしろいところなのですが。ディスク1の演奏でミスが目立ったので一点減点。でもやっぱり素敵! なんでもっと長生きしてくれなかったの・・・。EMIさん、こういうCD、もっとたくさん出してください!0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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