Tallis Scholars Live In Rome
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一人のクラシックオールドファン | 兵庫県 | 不明 | 2011年05月20日
ルネサンス教会音楽の研究と演奏をライフワークとするこの分野の第一人者ピーター・フィリップスが1973年自ら設立したタリス・スコラーズを率いての本盤は1994年パレストリーナゆかりのROMEサンタ・マリア・マジョーレ教会でのパレストリーナ没後400年記念のコンサートライブ録音であります。収録曲の内メインディッシュであるパレストリーナの「教皇マルケルスのミサ曲」は対位法の極致が無伴奏合唱六声で展開されるのですが高声の響きとすばらしい旋律美はこのア・カペラ・グループが聴く人を天国的世界へと誘います(タイム@4’03A5’36B8’56C6’39D6’15)。このグループはこの曲を当然何回か録音しており1980年(@4’48A6’16B9’54C7’39D8’06)盤や2005年(@3’53A5’37B8’57C6’27D6’56)盤がHMVカタログでも載っております。又これも有名なアレグリ「ミゼレーレ」もやはりこのグループで何回か録音されている十八番曲で本盤はタイム11’54の静寂・透明な時間が経過する内に五声と四声の二つの合唱団が遣り取りして後半辺りでは統合されるのですが途中グレゴリア聖歌が挿入され特に高音が昇華する有様たる特別な雰囲気をタリス・スコラーズはより素晴らしく醸し出します、モーツァルトの逸話も有名な曲ですね。(他録音にやはり1980年12’31や 2005年13’41録音があります)。ライブですから当然冒頭トラック、各曲終わりに拍手が入っているのですがこの種の音楽でトコトン別世界に浸りたい場合若干興ざめ・・・現実世界・・・に感じる方もおられるでしょう。私自身上に述べた三演奏を聴き比べしたわけではありませんので当面OKランクの仮押さえしておきますね。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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