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小澤征爾(1935-2024)

CD ベルリン・フィルと小澤征爾 1979〜2016(6CD+1BD)

ベルリン・フィルと小澤征爾 1979〜2016(6CD+1BD)

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    としちゃん  |  宮城県  |  不明  |  2025年06月18日

     大変期待して購入したのです。曲目も素晴らしいし。それにも関わらず、ちょっとガッカリなCDです。なぜかというと、延々と唸り声(おそらく小澤さん)の低周波ノイズが聴こえてきて、興醒めしてしまうからです。すごく期待していたブルックナーの7番や、マーラー1番でも聴こえていて、これは現在の技術でカットしてくれたほうが良かったと、私は思います。他の録音でこのようなことはなかったので、本当に舞台上の音響を拾ったものを使ったということかもしれませんが。かの小林研一郎さんの一部録音を越える「聴きづらさ」を感じる製品でした(ただし、唸り声ノイズは、このセットのすべてのCDではないです)。また、コバケンさんの唸り声は、実演では私はほとんど気になりません。念の為。録音というもののあり方を考えさせられもするセットでした。

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  • ★☆☆☆☆ 

    万平  |  東京都  |  不明  |  2025年04月07日

    ボストン響就任以前の小澤は良かった。旧日本フィルでの幻想交響曲,レリオなどオケの性能はともかく、実演では素晴らしかった。しかしこのCDは二度と聴かないだろう。

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  • ★☆☆☆☆ 

    slave  |  東京都  |  不明  |  2025年03月08日

    私には、小澤征爾は、年々、分からなくなる指揮者であった。その思いは今でも変わらない。 私は小澤が存命の頃には、少なくとも80年代の終わりくらいまでは、彼の録音をよく買ったし(ほとんどもれなく)、彼の演奏会にはよく行った。彼のベルリンとの来日公演、ウィーン・フィル、ウィーン国立歌劇場の来日公演などもよく行った。 彼の演奏の分からなさというのは、結局、彼の音楽が、「棒読み」のように聴こえてならない、ということなのだ。なぜか、彼は、その音楽が何を語ろうとしているのかということから、目をそらし、機械的な正確さから、一歩も外へ出ないようにしているように聞こえる。 彼の、この「語るまい」とする姿勢、「自分には西洋音楽は分かりません」と言い続けているかのような姿勢、「自分はこう感じる、こう思う」という主張のない演奏姿勢というものは、非常に奇妙に思う。 彼は、こういう姿勢を80年頃から強めて行く。それでも、ライヴ演奏では素晴らしくさわやかであったけれど、今回、このボックスから「アルプス交響曲」を聴いてみて、やはり、小澤の主張のなさには、全くがっかりした。 彼の演奏では、アルプスにいつまでも陽が昇らない。カラヤンの演奏では、冒頭の怜悧な霧、それを切り裂く朝陽、そして、下山の果てに霧に包まれて、登山者が死ぬ様子まで、手に取るように分かる。 結局、小澤は「字を覚えたが、芸術作品を書くことがなかった」学生のように見えてならない。70年代までの録音を少しでも納めれば、「無茶苦茶で、破れかぶれの、とても正調とは言えぬ、しかし、極めて個性的な」演奏が聴けただろう。このボックスのアルゲリッチとの協奏曲の後プロのベートーヴェンなどは、そうした演奏だった。とても、軽率で、アジテートしただけの演奏だ。しかし、私は、そういう小澤の渾身の演奏が大好きだった。冷静でなくていいじゃないか、そういうときに小澤の感性が横溢している。 私は、きっと、これからも、私の知っていた、憧れの小澤を探し求め続けるのだろう。

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