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ダルバヴィ、マーク=アンドレ(1961-)

CD Color, Violin Concerto, Ciaconna: Eschenbach / Paris.o 千々岩英一(Vn)

Color, Violin Concerto, Ciaconna: Eschenbach / Paris.o 千々岩英一(Vn)

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    colourmeister  |  愛知県  |  不明  |  2010年06月05日

    ダルバヴィはブーレーズが高く評価する作曲家の1人だが、作曲スタイルはブーレーズとはかなり異なる。スペクトル楽派の流れの上にあると言われるが、グリゼーやミュライユなどとも違う感じがする。旋律が順次進行の部分が多いのも現代音楽としてはユニーク。これが聴きやすさにつながっているのかもしれない。求める響きに必要な音だけを慎重に選んで構成しているという印象を受ける。 バイオリン協奏曲の初演は、千々岩英一氏のバイオリン、ツァグロセク指揮により、ドナウエッシンゲン音楽祭にて行われた。その後、千々岩氏はパリ管弦楽団の副コンサートマスターとして活躍し、このディスクでもソリストを務めている。ソロもオーケストラも美しい響きと色彩感に富み、ダルバヴィの意図をよく表現していると思う。録音は、場所・日時・録音エンジニアも別々だが水準は高い。COLORはスタジオ、他の2曲はライブで、ほとんど編集せずにディスクにした良い意味で「生」な印象である。なお、ダルバヴィの作品のディスクは現在、ピアノ協奏曲(アンスネス/EMI 2641822)、フルート協奏曲(パユ/EMI 5012262)で聴くことができる。

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    un portrait  |  東京都  |  不明  |  2007年04月15日

    サマフェスで来日した、賛否両論あるダルバヴィの(ちょっと古い)近作3点を収める。基本スペクトラルと反復語法のひとだが(本人はライヒとブーレーズに傾倒したという)最近では調性傾斜の感もあり、それはここに収録の《コロール》でも聴かれる。でも、ヴァイオリン協奏曲(1996)のきらきら輝く管弦楽法はこの人だけの魅力をたっぷり湛えていて(この作品特殊配置が上演の障害だが、日本でも演奏されぬものか...)、楽しめる人は楽しめるだろうから「最高」をつけておく。エッシェンバッハ指揮パリ管と独奏の千々岩英一もえらく上手い。

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