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CD ウィーンの舞踏会〜ウィンナ・ワルツ集 ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー&モスクワ放送交響楽団、パヴェル・コーガン&ソ連国立文化省交響楽団

ウィーンの舞踏会〜ウィンナ・ワルツ集 ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー&モスクワ放送交響楽団、パヴェル・コーガン&ソ連国立文化省交響楽団

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    レインボー  |  不明  |  不明  |  2024年04月08日

    このCDは、ロシアのオーケストラによるヨハン・シュトラウス・ファミリーの作品を収録CDである。 ロシア・オケによるシュトラウスの演奏と言うのはやはり珍しい。 演奏はパーヴェル・コーガン指揮、ソヴィエト国立文化省交響楽団の演奏を中心に、ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー指揮、モスクワ放送交響楽団の演奏を収録したもの。 コーガンは長らくモスクワ国立交響楽団を率いており、録音は同オケとの音源が多いが、ここではソヴィエト国立文化省交響楽団を振っている。 元は珍しいポルカを中心に選曲したCDから数曲カットしてこのCDに収録したもの。 ロシアン・スタイルの演奏かと思いきや、音楽は良く整えられたもの。 もちろん時折ブラスは咆哮していたりするが、それでも(ソ連時代という事を考えると)大人しい。 オーストリア風でもロシア風でもな独特の演奏と言えるだろうか。 一方で『ラデッキー行進曲』での力強いスネアや、狩のポルカでの演出はこのコンビでしか聴けないもの。 ロジェストヴェンスキーはモスクワ放送交響楽団を振っての録音。 こちらは僅か4曲の登場だが、いずれも力いっぱいに吹いた豪快なロシアン・サウンド全開かと思いきや、これも意外と大人しい演奏であり、ソヴィエトらしい重厚でパワーのある演奏を期待すると肩透かしを食らうがさすがにモスクワ放送交響楽団という名門とロジェストヴェンスキーが演奏しているだけあり、音楽は独特のテンポ設定で進む。 近年の世界情勢により一時はメロディアの入荷は無くなったが、本CDはメロディア原盤の音源を香港のレーベルがライセンスを取り発売したもの。 CDの製造は日本だが、ケースはプラケースに裏ジャケ、二つ折り解説書がついた簡易な作りでしかも微妙にケースが綺麗にはまらず、少し隙間が出来て、まるでロシア盤時代の製盤の様で何もそこまでマネしなくてもと思う。 録音年は不明となっているが、コーガンの音源は1987年頃、ロジェストヴェンスキーは1964年頃の録音との事。 音質は年代を考えると可もなく不可もなしと言った所です。

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