【中古:盤質B】 交響曲全集 ラトル指揮ウィーン・フィル(5CD)
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クラシック大好き | 埼玉県 | 不明 | 2022年11月13日
全集で音が良いのに安い!演奏はと言えば、曲によってムラはあるものの、全体的にはよい出来だと思う。特に5番は同曲中ではベストだと思う。ムラビンスキーとクライバーの中間的な印象。とにかく緊張感が高く前へ前へと進んでいく演奏に引き込まれる。この曲だけでも買ってよかった(もとをとった)他にも、2番、4番はよかったが、評判の高い9番はいただけなかった。妙な強弱やテンポの揺れに意味を感じなかった。(不自然)0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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酒を愛する老人 | 北海道 | 不明 | 2022年03月05日
賛否両論のレビューがあり、興味深く全曲を聴き終えました。良かったですね。辣腕の奏者たちが、力強く、美しく思う存分にラトルと素晴らしいベートーヴェンを楽しませてくれました。確かに田園では、おやっと思う箇所もありましたが、全体的にはなるほどねーと思いました。第9も魅力的だったし、第1番なんかは稀に見る名演だと思いました。ただ、第4番のみ出だしのところで音が濁っていて意外でした。総じて、素晴らしい全集だと思いました。また一つ、いい全集がライブラリーに加わりました。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ジョージFNAQ | 京都府 | 不明 | 2021年03月19日
ラトルの実演を聞いたことのある友人は、彼がみんなで音楽を創っていこうとする謙虚な姿勢に感銘を受けたという。その姿勢は、このCDにも表れているように思われる。大げさなリアクションはなく、音楽が自然に流れているかのような心地よい夢見がちなメロディーライン。この演奏には、ラトルの不思議な魅力が満ち溢れている。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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浜っ子 | 愛媛県 | 不明 | 2021年03月07日
良くも悪くも色々な演奏スタイルを織り交ぜた全集を完成させたことに敬意を表する。個人的には9番のスタイルで全曲やって欲しかったが。でも全集がこの価格です。素晴らしいです。 ベルリンフィルとの全集は聴いていないがウィーン盤とは異なるスタイルで演ったのだろうか。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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Verdi | 神奈川県 | 不明 | 2021年02月27日
何故か毀誉褒貶の激しい録音であるけれど、まず、ベルリン時代のラトルでありながら、ウィーン・フィルとの録音、というのが味噌。どちらかと言えばウィーン・フィルの音、というのが先に立つように思う。一方で、ベルリンを御すようなやり方で同じようなやりたいことが出来るわけではないウィーン、でもある。(いうことを聞かないというのではない)そういう意味では「ラトルじゃない」という話なのかも知れないが、ここはむしろそのミスマッチを聞く、という趣向と考えるのが良いのでは。そういう意味での面白さを聞くところではないかと。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ゲゲゲアサ | 神奈川県 | 不明 | 2019年12月01日
これは買ってはいけない交響曲全集である。第一にオーケストラがバラバラである。 ラトルの指揮とはいえ、よくこんな演奏をCDにしたものである。他にも同様の感想を載せているが、本当に酷いCDである。今すぐ廃盤にした方が良い。3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ヴェラスケス | 鹿児島県 | 不明 | 2018年06月29日
非常な期待感の元に購入したが何だろうこの寂莫感は。録音のせいなんだろうか、とにかく音に潤いがない、シベリウスであれほどの演奏をしたラトルが、なにかにせかされているとしか言いようのない空疎感。英雄などその貧しさの極み。今カラヤンベルリンフィルの60年代初回録音の第1を聞いているがその響きの何と芳醇なことよ。3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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音楽の彼方に | 不明 | 不明 | 2017年04月17日
これぞ、現代のベートーヴェン! その後ラトルはベルリン・フィルともベートーヴェン全集を完成させたが、やはりこれには敵わない。 ベルリン・フィルとしての現代のベートーヴェン演奏は、アバドに軍配が上がるが、ウィーン・フィルとしてはラトル以外に考えれない ベーレンライター版を使用しているようだが、それしてもウィーン・フィルがよくもここまでラトルの言うことを聴いたものだと感心させられる。 そういう意味でも唯一無二だ 特に奇数番号交響曲。意欲的で前進あるのみのラトルの芸術性が全開だ。4人の方が、このレビューに「共感」しています。
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アッキ | 茨城県 | 不明 | 2016年05月22日
全集でこの価格ならラトル ファンでもない私もついつい買ってしまう。 6番 5番 3番 9番 は特に素晴らしいと感じた。 その他も中庸だが悪くない4人の方が、このレビューに「共感」しています。
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clara | 北海道 | 不明 | 2015年04月26日
非常に乱暴な表現かもしれないが、”仮に”ブリュッヘンやガーディナー、ジンマンなどの演奏が純粋なベートーヴェンであるとするならば、本盤はさらにラトルとウィーン・フィルの音楽性が加わることではじめて表現可能となった、切れ味と創造性、そして歌心と味わいに満ちたベートーヴェン全集であると言えるのではないか?ここまで豊潤で美しく、迫力のある音楽をベートーヴェンは想定していたであろうか?この演奏はベートーヴェンだけでは決してなし得なかったベートーヴェンもサプライズなものであると思う。昨今、「作曲家の時代はこのような演奏をしていた」とか「この作曲家ならこの様に演奏されることを望んでいる」といったことばかりが先行し、演奏家が自分の音楽性や人間性を放棄しているような感じがしなくもない。それに対しこの演奏はベーレンライター版を使用しつつも、ラトルという指揮者そしてウィーン・フィルというオーケストラのアイデンティティがしっかり打ち出せているところにも共感することができた。どうか、ピリオド奏法の演奏家ももっと自分の音、音楽性をもっと明らかにしてほしいと願うものである。かなわぬ願いかもしれないが、一度でいいからピリオド楽器でヴィヴラートをたっぷりかけたロマンティックな演奏も聴いてみたいとも思っている。というのも、ピリオド楽器の音を心底美しいと思ったことがないからである。このような聴き手がいるということも知って欲しいし、今後の演奏家にはこのような変わった実験精神を期待しているのである。14人の方が、このレビューに「共感」しています。
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sunny | 兵庫県 | 不明 | 2014年10月02日
現役、最高峰の指揮者、演奏団体のベートーヴェン全集が、12年前の録音とは言え、1,800円だと?赤いレーベルは、アメリカ資本の青い印に変わってしまった。こんなことしてて大丈夫か。一方、日本で制作されるCDの高額な事、この落差。音楽は鳴り、聴かれ続けるだろう。世相を示すように、末期的。案じざずにはいられない。アーティストは、素晴らしいものを、或いは、名刺代わりに提供してくれているのに。6人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ヒューブーン | 静岡県 | 不明 | 2014年08月05日
交響曲などの「全集」の場合、@各々の曲が感動的であるか? の他にA全集としてのまとまりがあるか? の問題がある。このラトルの全集は、@もAも満たした、ひさびさに大推薦の全集だ。9曲とも「視点」が同じ立ち位置からのものだというまとまりのよさだし、これほど演奏され続けてきた曲に まだこういう演奏ができたのか!という発見もある。しかもそれは、きわめてオーソドックスな範疇からまったく逸脱していない。各々の曲を評すると好みが出てしまうが、2番、4番が特に気に入った(比較的ライバルが少ない曲だからか?)。5番も実に男らしい演奏。ただ、突出した魅力の演奏というわけでもないので、単売されると 少しだけ魅力が薄くなるナンバーがあるかも・・・2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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mid-massa | 三重県 | 不明 | 2013年07月28日
第九のコーラスはこれが、例のべーレン何とか版なんだろうか、と思わされるが、これまでの聴きなれた第九のコーラスとはずいぶん違って違和感を覚える。特にフィナーレの最後のコーラスは何かブツブツ切れるように歌われて残念だ。べートーヴェンが聴きたかったのが果たしてこれだったのか?と思える。第五や英雄も従来盤とはかなり違う。しかし、薄っぺらで貧弱なジンマン盤と違って救われるのはまず、ライブ録音であり、また、ラトルの演奏のうまさであり、VPOだからなのかも知れない。また同じベーレン版を使用したマッケラス盤よりも迫力はある(第九だけは全集とは別録音のマッケラスのEOA盤は素晴らしいと思うが・・・)。しかしVPOのメンバーは本当にこれで納得したんだろうか?VPOとはイッセルシュテットが全集を録音しているが、イッセル盤の方がセッション録音にもかかわらず、はるかに素晴らしい演奏に聴こえるのは単に小生や小生と同世代の聴き手が懐古趣味的に絶賛しているだけではなさそうな気がする。(皆さん、話題の値段ですがちなみに小生は1280円で名古屋のTレコードで購入しました。)1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ニャンコ先生 | Tochigi | 不明 | 2013年05月28日
もういくらなんでもこの値段よりはさがらないだろう。「〇点で云々」キャンペーンの1点に加えてでもとりあえず入手しておかれることをお薦めする。もちろん、ラトルを聴くと胸くそが悪くなるという方や、ラトルはロマン派以降なら許すがベートーヴェンは聴けたものではない、といった方にはお薦めしない。EMIの冴えない録音がやや残念で、音場が狭く解像度もあまりよくないが、それでも当時のラトルがウィーンフィルと共に新しいベートーヴェンの可能性を楽しんでいる様子は十分に伝わってくる。気持ちよく聴き通せる全集である。最後の第九では、彼がバーミンガムで育成に携わったアマチュアを含むコーラスの熱演が光る。よくある第九の合唱のような「声を聴かせる」レベルの歌唱ではなく、ラトルの指示により「詩を伝える」歌唱となっている。「一部はシュプレッヒ・シュティンメ(音高を無視して詩だけを叫ぶ唱法のこと)のように聴こえる」と評されるほどである。たしかにこれだけ第九の「詩」が心に響く演奏は少ない。3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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papageno | 東京都 | 不明 | 2011年04月27日
20世紀と21世紀をつなぐようなユニークな全集、「最高」とは敢えて言わないが聴く度に発見がある魅力的な演奏だと思う。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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