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ベートーヴェン(1770-1827)

CD 【中古:盤質AB】 交響曲第9番『合唱』 カラヤン&ベルリン・フィル(1977東京 ステレオ)

【中古:盤質AB】 交響曲第9番『合唱』 カラヤン&ベルリン・フィル(1977東京 ステレオ)

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検索結果:17件中1件から15件まで表示

  • ★★★★★ 

    masato  |  新潟県  |  不明  |  2013年01月26日

     おそらく私の知る最も“格好いい”第9。…どうだろう…1977年ジルヴェスターの第9ライブ(DVD映像)の方が“格好いい”かなぁ…迷うところ。ただ、こちらは何と言っても我が国での演奏…どうしてもナショナリズムが心をくすぐってしまう。  ライブなんだから、ミスがあるのは当然。何らかのトラブルだってあるだろう。ただ、それを覆い隠すほどの“格好よさ”がこの演奏にはある。「これから盛り上げるんだから待ってろ」というカラヤンの声が聞こえてきそうな、意外とセーブされた第1楽章。その後の第2楽章はスピード感たっぷりでエキサイティング。ティンパニの打ち込みも気持ちいい。第3楽章の美しさには言葉を失う…正に唖然。絶美の弦楽の上で舞う木管群の囀り、そしてそれを切り裂くような金管群の咆哮…時が経つのも忘れる…というより、「このままずっとこの音楽が続いてくれ!」と祈ってしまうほどのもの。そして、怒涛の最終楽章が来る。とにかくパワフルだ。低弦の迫力は正に“重戦車”と呼ばれるに値するもの。ウーファーが震え、部屋の空気が震え、それが聴いている私の心を震わせる。コーラスの迫力も凄い。最近の第9はやけにこじんまりとしてきているので、尚更だ。「カラヤン指揮の下、ベルリン・フィルを見下ろして歌っているんだ…!」というメンバーの喜びが感じられそう。思わずジーンと目頭が熱くなってきてしまうほどの迫力。大団円の加速感、迫力も最高だ。これぞライブの第9!  CDでは流石に気になった音も、殆ど気にならないレベルに。こんなに変わるのか…と驚くほど。というより、1〜8番より高音のきつさが減少していて、角が取れて、逆に聴きやすいと感じたほど。  ただ一つだけ不満が…。楽章と楽章の間、ライブ感を出すためにも切らずにそのままにしておいてほしかった…。聴く方もインターバルが欲しく感じる演奏でもあるし。  ハイティンク&アムステルダムのような落ち着いた第9もいい。バーンスタイン&ウィーン・フィルのような温かいものもいい。古楽器勢の鄙びた感じも最近よく感じるようになってきた。そして何より、熱さ・激しさに奥深さの加わった(正に奇跡的な…)フルトヴェングラーの第9(たち)もある。だけど、こんな髪を振り乱すような熱く・激しい第9もいい。

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  • ★★☆☆☆ 

    風のクリスタル  |  兵庫県  |  不明  |  2011年02月15日

    アンプが故障して生き残ったマイク1本での録音だそうですが、素人でもこの録音何かおかしい・・と気付きます。 それから第4楽章の男声合唱の部分ですが、最初のテナー・ソロの部分は何とか無難に乗り切ったようですが、男声合唱が入るとソリストの声が消滅?してしまい、テナー・ソロ一番の聴かせどころである高いBの音が全く聞こえないままに音楽が通り過ぎていったのには呆気にとられてしまった。ソリストの声が出なくなって、休んでいたのだろうか。終盤のソリストたちの合唱でもテナーはとても苦しそうな声だった。。 私にとって、このCDはどう贔屓目に見ても星3つです。

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  • ★★★★★ 

    なにわん  |  大阪府  |  不明  |  2010年12月30日

    全集としての評価になるのですが、カラヤンのベートーヴェン全集としてはこの普門館ライヴを聴くべきではないか、と思うのです。同年代の全集にあるような「人工臭」も確かにありますが、それ以上にとにかくカラヤンとベルリン・フィルが燃えている! これこそがカラヤンとベルリン・フィルの本当の姿だと思うのです。その彼らの姿がこの全集5枚には詰まっています。これを聴かずにカラヤンを語ってはいけないと思います。録音も優秀で、第九も「録音に問題があった」といっても、音量がやや小さい程度でそんなに聞き苦しいものではありませんでした。ただ、これ全部そろえようとすると値段が高いのがネックなんですけどね…。けどこれはそれでも買いそろえる値打ちがあるように思いますよ。お勧めです。

    5人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • ★★★★★ 

    Kaori  |  長野県  |  不明  |  2010年12月09日

    僕はいま、病気療養中の身なのだが、この演奏を聴いてどれだけ勇気付けられたことか!生きることへの勇気と希望がここには刻印されているのだ。ここには本当に音楽の持つ「力」がみなぎっている。少々小生意気なことを申し上げると、見栄えや体裁のみ整えられた駄演のCDの数々に最近辟易していたのだが、この演奏はまったく次元が異なっていた。久しくなかったことだが、聴いていて心の底から感動した。どこがどう、という論評をするのが恥ずかしくなるぐらい。もちろん、独唱陣は素晴らしいし、それよりも抜きん出て僕を驚かせたのは、我が同胞の合唱陣だ。これは決して同胞贔屓ではなく、純粋に美しい、そして魂を感じる。こんな演奏を統率したカラヤンという男のまさに畢生の第九、恐るべし!僕は熱心なカラヤン・ファンではないが、彼の芸が「外面的」だとか「精神性が云々」とかのレッテルを貼ることに何の意味があるのか。芸というものは、結局感動させたものが勝ちなのだ。突き詰めるとフルトヴェングラーに「真実」を見出すという多くの諸氏(僕もフルトヴェングラーは好きだが)、その中でも、社会的に影響力をある程度持つという意味で特に罪深い、エセ評論家の空言・虚言によっても、この演奏の価値は、いかなる意味においても、卑しめられることはありえない。そのような諸氏については、「もっと虚心にカラヤンのこのような演奏に向き合ってみたらどうなのだろう・・・・・」と思われてならない。ちなみに、僕はこの演奏を聴くまでは、第九はバーンスタイン/VPO盤が最高だと思っていた。

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  • ★★★★★ 

    BaQa  |  TAIWAN  |  不明  |  2010年11月15日

    No more words, getting something from Beethoven and Karajan, they use music to tell you something. Use your mind to listen, to feel then something will touch you.

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  • ★★★★★ 

    SPRING  |  山形県  |  不明  |  2010年10月21日

    大変熱気にあふれたカラヤン自身会心の名演だと思います。録音のことでコメントがあるようですが、私の場合アンプのBASSをちょっとばかり加えただけで結構聴きやすくなりました。何よりも演奏そのものが素晴らしく、特に先述の方々もコメントされている第3楽章は天上の音楽そのもの、フィナーレ楽章は完ぺきな声楽陣を加えて非常にテンションの高い演奏、そしてプレスティッシモのコーダは正にポルシェを飛ばし、ファルコン10で空を駆け抜けるカラヤンそのものだと思います。すばらしい!

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  • ★★★★★ 

    アッキ  |  茨城県  |  不明  |  2010年10月14日

    カラヤンのベートーヴェン全集は持っていませんが、(というのも正直カラヤンのベートーヴェンはあまり好きではないもので・・)それでも興味を持たせてくれるのはなぜでしょう。1979年同じホールのライブも持っていますが、カラヤンは時々聴くのにそれなり感動があるのは確かです。先日ジュリーニの第九(ベルリンフィル)を久々に聴きましたが、古さを感じたのに対しまして、このカラヤンのはジュリーニより10年以上前の演奏にもかかわらず、斬新さがあります。残響はホールのせいでドライですが、曲の完成度は1979年より高く、79年は時にして、演奏上のミス(事故)がありましたが、こちらはすべての楽章、完璧と言ってもいいでしょう。最終のコーダでアップテンポになっていくところは、高まったテンションに任せるまま、なるようになれと一か八かの勝負、ライブらしいです。完璧でこなしてきた演奏がで人間味を感じさせてくれた一瞬でした。(笑)いろいろな第九がありますが、ライブという悪条件中の中、ここまで気迫 凄まじさをとらえつつ完成度の高いCDはそうあるものではありませんね。

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  • ★★★★★ 

    ぴゅうたん  |  東京都  |  不明  |  2010年10月13日

    来日回数の多いカラヤン&ベルリン・フィルだが、 これほどの名演をよくぞ日本で披露してくれたものだ。 厳かで大きな山々を思わせる第1楽章から、活気と彫琢に満ちた第2楽章。 ゆるやかに上昇する第3楽章はまるで何かの鎮魂歌のよう。 そしてあくまで抑制を保ちつつ爆発する終楽章。 確かな手腕で各楽章を描き切るカラヤンの圧倒的才能が現実の音となって 聞く者の胸を打つ。 直前にアンプが故障し、名録音技師である若林氏が予備で持ってきていた というベータでの録音も不満はなくこの歴史的名演を心行くまで堪能できる。 日本の合唱団の水準の高さも目を見張る。 いくつもの奇跡が重なって実現したこの演奏のCD化に深く感謝したい。

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  • ★★★★★ 

    alps  |  福島県  |  不明  |  2010年10月12日

    私も全9曲購入しました。 どれも素晴らしい演奏です。 第9番はカラヤンの第9の最も素晴らしい演奏ではないかと思います。 ただ、確かに録音がいまいちと感じられ、この点は本当に残念。 録音自体は、79年ライブがいいと思います。 しかし、第3楽章は本当に美しい。 これにはびっくりしました。 また、5番、8番の力強さも素晴らしい。 英雄は9曲中最高の出来栄えと思います。 このような名演がどうして長い間発売されなかったのか、本当に不思議。 でも、今このように聞くことができるのだから、発売に尽力された関係者の方々に感謝の気持ちでいっぱいです。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2010年10月11日

    カラヤンはスタジオ録音やライブ録音等を含め、数々のベートーヴェンの第9の録音を遺してきているが、本盤こそ、その最高峰に位置づけられる至高の超名演と高く評価したい。カラヤンはライブでこそ本領を発揮する指揮者であった。この2年後の1979年の来日時のライブ録音が数年前に発売されているが、これはオーケストラの状態もなぜか良くなく(エキストラが数多くいたとされる。)、カラヤンとしてはイマイチの浅薄な演奏に成り下がっており、問題外。本盤に匹敵できるのは、同じ頃にスタジオ録音された全集中の一枚ということになるだろう。テンポはカラヤンならではの早めのテンポであるが、ただ単に早いのではなく、ここでは畳み掛けてくるような力強い生命力に満ち溢れている。特に何もしていないと思われるのに、音楽の奥底から湧きあがってくる力感は、聴き手を圧倒するのに十分な迫力に満ち溢れている。抒情的な箇所の歌い方も、カラヤン&ベルリン・フィルはこれ以上は求め得ないような清澄かつ美しい調べを奏でていると言える。第3楽章のホルンのこの世のものとは思えない何と言う美しさ。終楽章の圧倒的な迫力も、カラヤンも激賞したという合唱団の優秀さも相まって、最高の盛り上がりを見せている。独唱が入る直前の主要主題のアッチェレランドなど、ライブならではのカラヤンの最高のパフォーマンスと言えるのではないか。ライナーノーツによると、アンプの故障によって、特に終楽章の音のバランスが悪いとのことであるが、確かにそういった感じはしたが、気になるほどではなかった。いずれにしても、現時点でCD化されたカラヤンのベートーヴェンチクルスの最高傑作のトリを飾るのに十分な素晴らしい超名演だ。今般のチクルスのうち、第3は、1982年のベルリン・フィル創立100周年記念ライブ(ソニークラシカルのDVD作品)、第7は、同時期のベルリンでのライブ盤(パレクサレーベル)に一歩譲るが、それ以外は、カラヤン自身にとって最高の名演で構成されているのが素晴らしいと言える。

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  • ★★★★☆ 

    かっぱ  |  埼玉県  |  不明  |  2010年10月10日

    個人的には79年の普門館ライブの方が好きですね。録音状態の特性や思い入れなどによっても違うのでしょうが、79年の方が演奏に艶があるように感じます。77年は、カラヤン・ベルリンフィルが2度目のベートーベン交響曲全集を完成させた年とのことですが、そのせいでしょうか、合唱団と独唱は別として、全体的にレコーディングと比べて大きな相違点を感じませんでした。それだけ完成度が高いということでしょうか。

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  • ★★★★★ 

    はしかつ  |  千葉県  |  不明  |  2010年10月10日

    カラヤンの第九を聞いて初めて心底感動した。音も確かによい。カラヤンのベートーヴェンやチャイコフスキーは、やりすぎが目立ち、どうも好きではないのだが、この第九はあざとさが皆無で最高の芸術表現になっている。この録音は、カラヤンファンだけのものではなく、人類の宝といえるだろう。 ちなみに同シリーズの第5,6も素晴らしかった。こんな素晴らしい録音が何故これまでお蔵入りしていたのか不思議だ。

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  • ★★★★★ 

    独居人  |  東京都  |  不明  |  2010年09月29日

    第1楽章の出だしから、疾走感あふれるテンポである。 この曲の場合これが適切なのかどうか甚だ疑問を感じるところだが爽快さが残ることは確かだろう。 第2楽章も出だしはつんのめりそうになる位速いが、そのうち標準+α位の速さに落ち着く。 一転して第3楽章はゆったりとした出だしで特徴的なレガート奏法も相まって、美の極致を聴かせる。 が、こともあろうにだんだんと速くなってきて、室内楽的なサラリとした印象になる。 第4楽章は ”vor Gott!” 以降、演奏・声楽とも鳥肌が立つくらい美しく広がりのある力強いサウンドになる。 惜しむらくは、ライナーノーツにあるように、突発的な機材不調のため急遽ビデオのマイクラインを使ったことだろう。 そのせいか若干、中低域がスポイルされたような印象だ。 しかし、その他のバランス・音質共にとりたてて悪いとは感じられなかった。 むしろ一触即発のトラブルに見事に対処出来た録音スタッフこそ絶賛されるべきだろう。

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  • ★★★★★ 

    安曇野のカラヤン  |  長野県  |  不明  |  2010年09月26日

    カラヤンがこの日の演奏に満足したというが、いや確かに、本当に素晴らしい。第三楽章はセッション録音よりやや遅めで16分以上かけているがまさに天国的な雰囲気とはこのこと。トランペットのファンファーレの素晴らしいこと!うーん。解説を読むと、この日録音機材がことごとく故障し、唯一残った機材のみで録音した旨云々と言い訳に終始ししていますが、実際聴いてみるとそんなに気になりません。是非カラヤンファンは躊躇せず聴いてみていただけると。他にもカラヤンのライヴ録音残っていないんでしょうか?

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  • ★★★★★ 

    金さん  |  長野県  |  不明  |  2010年09月26日

    グラモフォンから出ている普門館ライブよりいい演奏。 ベータマックスからの録音でバランスが問題ありとされたと言うが全く気にならない。 合唱は日本の合唱団だか素晴らしい。 さすが田中信昭氏。

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