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CD アルトゥール・ロジンスキー&クリーヴランド管弦楽団/コンプリート・コロンビア・アルバム・コレクション(13CD)

アルトゥール・ロジンスキー&クリーヴランド管弦楽団/コンプリート・コロンビア・アルバム・コレクション(13CD)

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    フォアグラ  |  愛知県  |  不明  |  2023年11月22日

    ロジンスキーのコロンビアBOXは先に出たニューヨーク・フィルとのものがもう一つだったが今回のクリーヴランド管弦楽団とのものははるかに出来は良いと思う。10年にわたって音楽監督を務めただけあってオケの反応は俊敏であり演奏はキレッキレ。ニューヨーク・フィルとはせせこましい印象であったが、クリーヴランドではテンポは速いもののオケがのっているので雑な感じはしない。チャイコフスキー5番、ショスタコーヴィチ1番、シェエラザード、リヒャルト・シュトラウスは名演と言っていいだろう。ショスタコーヴィチ5番は初演から間もない時期の録音にもかかわらずウェストミンスター盤と同じカットがされているのは驚き。当時の指揮者は忖度なしだな。オケも優秀でシェエラザード、英雄の生涯でのソロ・ヴァイオリンも大そう上手い。クリーヴランドはセル以前にロジンスキーによって鍛えられたことが納得させられる。音質はスクラッチ・ノイズがほとんどなく明解だが残響がないので余韻に乏しい。フランス音楽も悪くないんだが、この音質に足を引っ張られている。なんにせよロジンスキーの絶頂期はクリーヴランド時代だとわかったし、以降理事会と喧嘩して短期で地位を去ることが続いたことを鑑みてもロジンスキーにとっても幸せな時代だったのだろう。

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