ベートーヴェン(1770-1827)

CD 【中古:盤質S】 Sym, 4, 5, 6, 7, : Sawallisch / Concertgebouw O

【中古:盤質S】 Sym, 4, 5, 6, 7, : Sawallisch / Concertgebouw O

商品ユーザレビュー

レビューを書いてみませんか?

レビューを書く

検索結果:6件中1件から6件まで表示

  • ★★★★☆ 

    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  2012年01月29日

    1957年、当時最年少記録でバイロイト音楽祭に出演し話題を呼んだサヴァリッシュは1960年代半ばからNHKSOを振って日本でも馴染み深かかった指揮者でレコードでは私などはVSOをふったブラームス交響曲くらいから聴き始めたものです。彼の演奏は決して奇を衒うものではなく崩れる事は先ず無くそのルックスからも次第にある貫禄も放っていました。本盤収録曲はそうしたいい時期の1991年彼が68歳の時RCOを指揮してセッション収録したベートーヴェン交響曲第4番(タイム@12’17A9’49B5’38C6’42) 、第.5番(同@7’54A10’21B5’09C8’39)、第.6番(同@12’00A12’57B5’20C3’45D9’04)、 第.7番(同@12’28A8’54B8’38C7’15) で何れもサヴァリッシュらしい緻密で堅実な貫禄ある・・・かつて息苦しさを感じさせるとの評がサヴァリッシュにはありましたが、円熟の境地に達した演奏です。タイム的には各曲反復演奏の有無により他演奏との単純な比較は出来ませんが第4番などはマメに実施されておりますね。先のブラームス交響曲で私は第2番がとくに気に入ったのですがこの第2番が田園的雰囲気を湛えている様に本盤ベートーヴェンでも第6番が反復演奏込みもされて割りとしっとりした仕上がりが好きであります。多分当時トレンディになりつつあったピリオド楽器演奏の影響とRCOの艶っぽいサウンドが以上の様な印象へのプラス要因になったと思われます。かくのごとくどうも偶数番の曲が本盤ではサヴァリッシュ向きには感じましたが第5番、第7番の様な攻める曲では何れも最終楽章テンポを速めにしてフィナーレ感を印象づけて収支をとっており工夫が推察されます。他のレビューで指摘されているノイズは即解決されるべきではありますが素晴らしい演奏ですね。サヴァリッシュはすでに引退しておりあのTVでの指揮姿が懐かしく思われる昨今ではあります。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    宇野珍会長  |  色紙  |  不明  |  2008年11月12日

    完成度の高い逸品で名匠の棒だ。各フレーズは丁寧に仕上げられ、ニュアンスは適度に施されている。心地よいテンポやバランスはよく練られている。大変線的なベートーヴェンで、土臭さは皆無だ。こういう演奏を「物足りない」と否定する人もいるかもしれない。しかしこの完成度は、決してヴァントに劣らない高みに達していることだけは付け加えておきたい。特に田園は悩殺されるほど上手い。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★☆☆ 

    桐嶋屋勝造  |  愛知県碧南市  |  不明  |  2005年06月22日

    とうとう「廃盤」になってしまいました。演奏は良いようですが、ほぼ最初から最後までノイズが入っていて鑑賞には堪えられませんでした。数回交換してもらってもだめでしたので返品しました。売り続けられるものではありません。マスターテープに起因するものと回答をもらっていますが、「すばらしい」「最高」と評されている方もいますし、PCのCDドライブで読んでもエラーが多く出たので、まとまったロットの製盤不良と思います。再度丁寧に製造したものが再発売されることを期待しています。(OKに印しましたが、評価はできません)

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★☆☆☆☆ 

    桐嶋屋勝造  |  愛知県碧南市  |  不明  |  2005年03月17日

    CD#1 Track#1(11分以降),Track#2,3,4,5,6,7,8 の全般で断続的に電気的なノイズ(バシッバシッという音)が入ります。 HMVからメーカーに問い合わせてもらった結果、マスターに入っている音で改善はできないそうです。 買うときは覚悟してください。なぜかHMV試聴サンプルにはそのノイズは入っていません。別のCDから取った試聴サンプルかもしれません。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★☆ 

    デーブ  |  仙台  |  不明  |  2003年06月24日

    サヴァリッシュ+NHK交響楽団の演奏で7番を聴いたときの感動がよみがえる。そのときはピアノ協奏曲第3番の弾き振りもあった。7番のテンポ感がここちよいと思った。クライバーのような切れ上がった演奏とは、また一味違う良さがあります。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    klavier  |  大阪  |  不明  |  2003年01月23日

    バランス、テンポなどどれもツボにはまる。心地よくえぐりの効いた金管とコンセルトヘボウの上品な弦の音色。抑制された情熱と胸の奥まで染み渡るスケール感はまさにさすがドイツの巨匠と思わせる。ブロムシュテッドと同様、こんなに素晴らしいベートーヴェンを聴かせる巨匠がいまだ現存しているのは嬉しいかぎり。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

検索結果:6件中1件から6件まで表示