歌劇『キリストになった小悪魔』全曲 クルト・アイヒホルン&ミュンヘン放送管弦楽団、ヘレン・ドナート、ジャネット・ペリー、他(1979 ステレオ)(2CD)
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フォアグラ | 愛知県 | 不明 | 2022年12月20日
「キリストになった小悪魔」というタイトルになっているが、オルフェオ盤では「クリスマスの妖精」。こちらのほうがピンとくる。ジャンルはメルヘンオペラなのだが、ストーリーの進行はナレーションによって行われ、情景はオーケストラだけで演奏される部分もあり、オペラというよりオラトリオ、音楽物語とでもいうもの。プフィッツナーの音楽は地味ながら美しく、クリスマスものなのでいつもの晦渋さは薄い。オーケストラはワーグナー並に厚く後期ロマン派を堪能できる佳作だ。演奏のレベルも高い。キャストも強力だしアイヒホルンの指揮も曲の魅力を充分引き出している。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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