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ショパン (1810-1849)

Hi Quality CD 夜想曲集 マウリツィオ・ポリーニ(2CD)

夜想曲集 マウリツィオ・ポリーニ(2CD)

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  • ★★★★★ 

    ゆっきー  |  千葉県  |  不明  |  2021年03月21日

    評価云々の前に、これだけの技巧を持ち合わせているピアニストが今までどれだけいたのであろうか。月並みかつ単純な言葉で恐縮だが、「凄い」がこれほど当てはまる演奏家がほかにいるのかと思う。 ショパンの夜想曲は自身大好きな楽曲。ポリーニのテクニックが光れば光るほど、この曲の持つ愛情、情熱、諦念といった趣からは離れて行ってしまう。難しい。ただこれはこれでよい。聴くものを黙らせる説得力がある。ショパンの夜想曲をまだあまり知らない人にはアルトゥール・ルービンシュタインのものを聴いてほしい。17番、18番はまさに諦めの境地だ。

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  • ★★★★☆ 

    うーつん  |  東京都  |  不明  |  2015年01月18日

     “夜想曲”という夢見るような、抒情的な美しいストーリーをつま弾くピアノ・・・、といった雰囲気を味わう演奏とはちと違う。かといって無味乾燥とも違う。 いろんな意味で「ピュア」なノクターン集と思う。他の演奏者ならためるところや盛り上げるところもさらっと弾いてゆく。そのかわり今までのこの曲集につきまとったイメージをクリーニングし、純粋にピアノ曲として弾くとこうなるのだろうか。気分で聴くCDじゃないのでそういう好みの方には物足りないかもしれない。すっきりした水を飲んでいるような印象が好みの方にはお薦めかもしれない。

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  • ★★★★★ 

    abbadondon  |  栃木県  |  不明  |  2013年05月11日

    ポリーニのショパンはアシュケナージとは大きく異なる 作為的ではなく楽譜に忠実かつ完璧主義。 この夜想曲集は若いころであればもっと無味乾燥だったろう。 歳をとり円熟のポリーニがそこにある。

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  • ★★★★★ 

    静流  |  福岡県  |  不明  |  2011年08月26日

    叙情的でありながらも、劇的なショパンのノクターン。「夜想曲」というよりは別のジャンルの曲のようだ。張り詰めた緊張感があり、甘美さは影をひそめる。

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  • ★★★★★ 

    segovia  |  愛知県  |  不明  |  2011年07月12日

    70〜80年代のポリーニとは明らかに異なる。本盤は巨匠的演奏に様変わり。これをきっかけに何枚か近年のものを入手した。全てその傾向。彼の変化を歓迎する。かといって彼の特徴がなくなったわけではない。安心して手にしてみるべし。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2010年12月26日

    この演奏は、かつて従来CD(輸入盤)で聴いた際には、大した演奏ではないとの感想を持ち、長い間、CD棚の中で休眠状態に入っていたが、今般、SHM−CD盤が発売されるに当たり、あらためてもう一度聴きなおすことにした。SHM−CDとピアノ曲との抜群の相性もあり、従来CDでは、無機的にさえ感じられた、ポリーニの透明感溢れる切れ味鋭いタッチが、いい意味で柔らかい音質に変容した。かつて、フルトヴェングラーは、トスカニーニのベートーヴェンを指して、無慈悲までの透明さと言ったが、ポリーニの演奏するピアノ曲にも、同じような演奏傾向があると言える。しかしながら、本盤の高音質化CDを聴いていると、それは録音のせいもあるのではないかと思えてくる。それくらい、本SHM−CD盤に聴くポリーニのピアノには、血も涙もある情感の豊かさに満ち溢れていると言える。スタジオ録音でありながら、時折、ポリーニの歌声も聴こえるなど、ポリーニのショパンの夜想曲に対する深い理解と愛情をも感じさせられ、実に感動的だ。ここには、かつて前奏曲やエチュードの録音において垣間見せられた機械じかけとも評すべき技術偏重の無機的なアプローチは微塵も感じられない。ポリーニもいよいよ円熟の境地に達したと言えるだろう。

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  • ★☆☆☆☆ 

    関定子と共に  |  山梨県  |  不明  |  2009年07月27日

    何度聞いても腑に落ちない演奏です。完璧主義のポリー二とは思えません。

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  • ★★★★★ 

    レエル  |  不明  |  2009年04月10日

    ある種〜行き過ぎた演奏は自家中毒に陥ったり、創作活動を崩壊しうるかもしれない。70年代のポリーニにはその兆しを内包しうる可能性もあった訳だが、近年になって自己の痕跡の中から次第に造形的な美が現れ初めようとしている。表出される美そのもののあり方は、作品や題材によって演奏や録音、表現方法も異なり『美の基準』も違ってくるだろうが『ショパン』特にこのノクターンが一番成功しているように思える。とりわけ後半は、見方によってはポリーニそのものの肖像のように思える。

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  • ★★★☆☆ 

    NOBU  |  大阪府豊能郡  |  不明  |  2008年07月12日

    若いころのポリーニのような荒々しさはなくなり、円熟した巨匠の雰囲気がにじみ出ていると思います。19曲の一貫性も十分に感じられます。

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  • ★★☆☆☆ 

    ポのつく人  |  エルスウェア  |  不明  |  2008年05月05日

    過去の録音が過大評価と感じるのですが、この演奏に関していえば、いくぶんかマシな演奏になっていると思います。 少なくともバラードの時のような荒いタッチはなくなり、いい意味で筋力が衰えているので高音部が潰れないで住んでいると感じます。 とりあえずこのアルバムではポリーニにしては珍しくピアノを弾いているといえるでしょう。今まではフォルテという楽器を弾いていたことを考えれば格段の進化です。

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  • ★★☆☆☆ 

    pianoman  |  静岡  |  不明  |  2008年04月23日

    何とも聴き終わって残るのは、もどかしさだけ。 「ポリーニ」ファンとしては信じられない気持ちで何度となく聴き返てみましたが、結果は同じ。 曲の性状から演奏が比較的単調に感じるのはしかたないとしても、厚いベールを通してでも聴いているようなこの「滲んだ音」はいったい何?この曲に要求されるのは「粒だつ様な一音、一音の煌めき」だと思います。 これはポリーニの演奏技術ではなく、レコーディングエンジニアの腕の問題???

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  • ★★★☆☆ 

    りひ狂  |  愛知三河  |  不明  |  2008年02月28日

    やっぱ夜想曲はフランソワだなー、私は。

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  • ★★★☆☆ 

    パシュミナ王子  |  シャンバラ  |  不明  |  2007年02月21日

    少なくともこの演奏でのポリーニは悪くない。昔に比べ、よい意味で病的になったものか、本当の美しい瞬間がある。さらにこの演奏からは昔のような邪念を感じぬ。ただし、選曲の所為でメリハリが不足しているのが欠点だ。

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  • ★★★☆☆ 

    inventionen  |  sinfonien  |  不明  |  2007年02月13日

    ショパンの音楽はH。と某評論家が書いてます。これはペダルを多用した演奏の場合、確かにそのような音になります。ショパンはそのことを認識しており、弟子には「可能な限りペダルを使わずに響きを作るよう」に指示しており、リストはそのようなショパン演奏を「低劣」と戒めています。失礼だがHぽく聴こえるショパンは邪道です。が、そのような演奏は受けるので多いのが現実です。最近は奏法を含めてショパンが見直されています(ショパコンも例外ではない)。当然ポリーニは、その問題点をキチンと押えている。

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  • ★☆☆☆☆ 

    ひで  |  神奈川  |  不明  |  2006年11月08日

    改めて聞き手見ると、タッチが単調で変化に乏しい感じがします。音の運びにあまり気品が感じられません。安易なピアノの弾き方にポリーニは走ってしまっているように思います。

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