【中古:盤質AB】 交響曲第1番、第2番、第4番、第5番『運命』 ベーム&ウィーン・フィル
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一人のクラシックオールドファン | Hyogo | 不明 | 2013年07月11日
以前書き込みさせていただいた者ですが当時未聴の曲で第2番を別盤で聴きましたのでデータ中心に再度メモいたします。ベーム/VPOによるベートーヴェン交響曲全集からの1972年収録の第2番(タイム@10’29A13’29B4’12C7’08)ではベームは78歳の頃でこの曲の割りには正直重すぎるというか武骨さがスンナリ受け入れする感じにはなりませんでした。タイム的にも特に第2楽章がゆっくりしてVPOの弦は美しいのだけれどベートーヴェン青年期の作品に対して大きく構え過ぎというかこの辺りがクラシック好きになるか・ならないかの境目的な演奏でベームのアプローチを弁えている小生すら「シンドイ」感覚がふと過ぎりました。第1楽章出だしでは重厚なベームのベートーヴェンに身を任せようとしたのですが・・・。第3楽章以下に「勢い」も欲しいですね。ベームのベートーヴェン交響曲第2番には他の演奏も残っており1968年BPO(タイム未確認)、1973年BRSO(同@10’36A12’42B3’54C7’05)、1980年VPO(同@11’24A13’36B4’17C7’16)と年を経るに従ってタイムも長めになってしまっています。前回レビューで褒めた第5番の方は本盤1970年演奏分(同@8’32A10’52B6’16C9’21)でありますが当然この曲にも他のベーム指揮分が残っており1953年BPO(同@8’07A11’21B5’57C8’51)、1966年VPO(タイム未確認)そして1977年VPO東京ライブ(同@8’33A10’47B6’17C8’52)。なお、本盤併録の他の二曲についてはデータのみメモしました→第1番(1972年収録、同@9’44A8’45B4’03C6’32)、第4番(1972年収録、同@12’16A9’49B5’54C7’33)であります。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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TOCHIPAPA | 広島県 | 不明 | 2011年06月12日
第五番運命のレコードが発売された頃は自分もまだ若くて、スポーティなカラヤンの方が好みでしたが、いまCDで聴きかえすと、インテンポでことさらにタクトで抑揚をつけることも(たぶん)なかったであろうベームがそこにいるだけで、ベートーヴェンが書き残した五線譜からこの巨大な音楽が湧きあがっているということに感銘を受けざるを得ません。ウィーンフィルなら誰が振ってもそうなってしまうのかもしれませんが。 1/2/4番は初めて聴きましたが、演奏会などでは前座扱い?されそうな1・2番が、すでに大交響曲の風格をもっていることも、解説書などにはしばしば述べられていることですが、初めて実感しました。 3/9番のセットで感じた音響のきらびやかさはあまり感じず、これぞウィーン・フィルの音だ!とアナログ時代への郷愁もてつだって胸が熱くなっています。3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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一人のクラシックオールドファン | 芦屋 | 不明 | 2008年12月15日
1970年収録の交響曲第5番を別盤で聴いておりますので少しコメントさせていただきます。VPOとベートーベン、シューベルト、ブラームス交響曲をほぼこの時期前後に収録しベーム自身も総仕上げの気持ちもあったのでしょう、一連の盤は何れも高水準の出来。「運命」はベームの重心の低い構築性を活かしながらVPOとともに丁度鉄道車両のような造形美を仕上げています。1977年来日時のAltus盤のところでもコメントしましたがタイム的にはほぼ同タイムです。1,2,4番は聴いていませんので「素晴らしい」止まりとさせて下さい。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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