fuka  |  横浜  |  不明  |  2005年08月19日

まあ聴いてみようかという感じだったのですが、なんとまあ立派な名演で。ｹｰｹﾞﾙがどれぐらいﾌﾞﾙｯｸﾅｰを演奏してたか知らないんですけど、自家薬籠中というかお手の物というか、自信に満ちあふれて、第3楽章の構成感も見事(ﾊｰｽ版ならでは)。名指揮者が気合いのはいった演奏をすると幾つもの名演が生まれる、それこそがこの8番という曲の恐るべきところでしょうね。ﾃｵﾄﾞﾗｷｽって知ってる？とｷﾞﾘｼｱ人に尋ねてみたのですが、知ってる、ｷﾞﾘｼｱ人ですから、との答えでした。

 

パパはマエストロ  |  北国  |  不明  |  2005年08月04日

１０年以上前にPILZ盤で入手以来ずっと愛聴してきましたが、この盤にこれほどのファンがいたなんて正直ビックリです。確かに銘盤ですが。ブルックナー８番は、スウィトナー(スタジオ録音)・シューリヒト(ウィーンフィル・スタジオ録音)・レーグナー・ベーム(ウィーンフィル)にこのケーゲル盤があれば、あとはもういらないでしょう。耳のごちそうでシャイーも入れときますか？

 

アントン-ミントン  |  横浜市  |  不明  |  2005年07月09日

ケーゲルはブルックナーもいいですが、いわゆる「現代音楽」が上手いです。それはこのテオドラキスでもおなじこと。劇的な「春の交響曲」に始まり「ぶどう園の貴婦人」で崇高な高揚をみせるこの曲を的確に演奏しています。

 

ぶるーすきー  |  兵庫  |  不明  |  2005年07月02日

付録？の初聴きテオドラキスですが、ＨＭＶレビューにある『千人の交響曲』というよりは、オルフの『カルミナ ブラーナ』を連想させ、もしソノ方面の曲が好きな方にはお奨めの一品です。

 

bravo  |  Osaka  |  不明  |  2005年06月17日

ハイティンク＆ウィーンフィル盤程度なら軽く上回る内容。巨大で威厳に満ちたブルックナーを味わうには打ってつけです。しかし、やはりブルックナーでチェリビダッケを超えることは難しいでしょう。それでも満点の演奏に違いはありませんが。

 

フランツ  |  宮崎県  |  不明  |  2005年06月05日

ブルックナー讃さんが書かれてるブル８の「Ode Classicsから出ていた演奏」とはライブ盤でこれが75年３月の演奏ですから、この旧PILT盤は70年でしょう。オケ全体が大変充実した大名演で、スタジオでの厳しいケーゲルが聞けます。後のライブ盤は金管の実力が低下していますが、大変な熱演で、これはこれで、感動します（聴衆は冷めてるけど）。とにかく、この旧PILT盤のブル８は同曲中、屈指の名演です。テオドラキスは知りませんが、価格も安いし、買ってみようかな・・・？と心動かされます。

 

ドクター・ペイン  |  仙台市太白区  |  不明  |  2005年06月05日

このブル８の演奏は、最高です。ドイツ的な金管楽器群の咆哮、厳しい緊張感みなぎるケーゲルのぎりぎりまで凝集された曲の解釈の魅力！ ほとんど、並び評価される演奏がないといっても良いかもしれないブルックナーの、いやドイツ精神の魂の表出。 その魅力は筆舌に尽くしがたいです。

 

ブルックナー讃  |  京都市  |  不明  |  2005年06月03日

ケーゲルのブル８、PILZ盤はクナ、シューリヒト、ジュリーニ、ヴァント、朝比奈、ケンペ、セル、ムラヴィンスキーと並ぶ十指に入る大名盤です。Ode Classicsから出ていた演奏とはレベルが違います。この復活は全てのブルックナー・ファンいや、クラシック・ファンにとって大朗報でしょう。絶対に一聴下さい。