モーツァルト(1756-1791)

CD 【中古:盤質AB】 Sym.25, 29, 35: Bernstein / Vpo

【中古:盤質AB】 Sym.25, 29, 35: Bernstein / Vpo

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    kura-ota  |  不明  |  不明  |  2010年08月10日

    38番は元々39番とカップリングしてました。3大交響曲と言う事では39番の方が良いようにも思いますが、収録時間や「プラハ」という標題も手伝って38番、25番と言う組合せにしたのか?などと勘ぐってしまいます。38番は全ての反復を実行しているため、演奏時間は約38分かかっています。展開部以降の反復には違和感を覚える人も多いのではないでしょうか。何しろソナタ形式の構成感が崩れてしますから。25番の第1楽章はマリナーと比べると少し華麗に響いていたりもしますが、全体的にはこの曲の持つ悲愴さや暗さを現していると思います。メヌエットはムーティーと比べると、やはり速い感じがします。25番も全ての反復を実行してますが、メヌエットのダカーポ時にはレヴァインにしては珍しく反復は未実行です。

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    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  2010年06月05日

    レヴァインの重要なレパートリーにモーツァルトがあり特に歌劇関係での収録が多かったのですが1970年代から1980年代にかけてはVPOとモーツァルト交響曲全曲を録音しており私はその内第25,26,27番が入ったCDを聴いておりましたので本盤に含まれた第25番(1985年録音、レヴァイン当時42歳頃)で感じたことに触れて見ます。この第25番・・・モーツアルト17歳の時の若書きですが数少ない短調交響曲という事で、又映画「アマデウス」にも使われ(音楽担当は確かマリナー?)比較的注目される曲ですが演奏する側・聴く側にとっても中々一筋縄では行かない曲です。演奏盤も結構数多くあり有名なワルターの1956年NYPO,VPOでの印象である疾風怒涛が定着してしまった感があります。このレヴァインの演奏、演奏タイムとしては@10’10A6’01B3’26C6’55と第1楽章が演奏テンポの割には時間をかけているのは反復を丁寧に行なっている為であります(先のワルター/VPOでは@4’48A4’21B4’01C3’52で第1楽章の疾風怒涛感が余計強く感じられました)。従って疾風怒涛感が少し違った、そう曲自体からのものとなってはいるのですが何故か私の「芯」に突き当たらず始末になりました。多分他の同時期作曲された第26,27番を聴くのに引っ張られた結果かと思われます。それだけ第2楽章以下も如何にモーツァルトとは言え多量生産の影響は免れずそれはこのレヴァインの全集取り組みにも現れた様に感じた次第です。別盤で聴いた第38番「プラハ」(1986年録音タイム@17’40A11’28B7’41)は三楽章の交響曲で各楽章微妙な変化、半音階的フレーズとか絡み合う旋律そして次々の転調から構成される中々の作品と思われその辺りをどう私には映るかがレヴァイン演奏のポイントではあります。第1楽章はピアノ協奏曲とか「フィガロの結婚」アリアの動機もある楽章でレヴァイン採用は例によって反復版、展開部前は少しスローに落とし展開部へ突入なのですが演奏はやや軽めで先述のいろんな特徴がもうひとつピンとは来ないまま時間が過ぎて行きます。しかしさすが詰めの段階では息をのむ瞬間もあります・・・。第2楽章も運びがやや単調に陥った感じ。最終楽章中ほど込入る処は緊張感があり又後段掛け合いも然り・・・。現代楽器使用なのですが少し奏法も古式じみる処もありVPOの芳醇な酷とは距離を置いた演奏で当面OKランクにしておきます。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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