トップ > 中古(販売・買取)CD / DVD / アナログレコード / 本 / ゲーム > 中古 > ブルックナー (1824-1896) > 【中古:盤質AB】 交響曲第9番 スクロヴァチェフスキ&読売日本交響楽団

ブルックナー (1824-1896)

SACD 【中古:盤質AB】 交響曲第9番 スクロヴァチェフスキ&読売日本交響楽団

【中古:盤質AB】 交響曲第9番 スクロヴァチェフスキ&読売日本交響楽団

商品ユーザレビュー

レビューを書いてみませんか?

レビューを書く

検索結果:11件中1件から11件まで表示

  • ★★★☆☆ 

    エーテルの風  |  長野県  |  不明  |  2011年10月19日

    ブルックナー指揮者としては、なかなか素晴らしいのだろうと思わせる演奏だった。しかしことこのCDから聴こえてくる演奏に関しては、まず音楽の細部にまで指揮者の意思が行き届いていないこと、随所に現れる楽器の強弱のバランスがヘンテコなこと、など、問題点も多い。前者の問題は、素朴さをかもし出すプラス要素にもなりそうだが、後者の問題は、明らかに故意であり、こんな「レントゲンで美女を鑑賞するようなブルックナー」は、ちょいと趣味に合わない。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★☆☆ 

    ほんず内閣総理大臣  |  北海道  |  不明  |  2011年06月07日

    高評価が多いようですけど、どうでしょう、私はあまり感心しなかったな(もちろん、感動もしていない)。テンポやバランスなどに作為的な要素が目立ち過ぎて、曲のよさ(深さ)が伝わってきません。自己表現に固執して、曲を損ねてしまったと言ってもいいでしょう。オーケストラも必ずしもいい状態ではないな。磨き上げ不足、諸処に感じますよ。甚だ遺憾であります。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★☆ 

    ushio  |  東京都  |  不明  |  2010年09月08日

    ヴァントや朝比奈に比べると線が細い。やはりSは「箱庭」から脱していないのである。ライナー(平林)の「ヴァントより云々」などお笑いである。スクロヴァチェフスキの常として、楽器のバランスは極めてユニーク、クレッシェンドが凄まじい。警告のような金管の生かし方は、ヴァントに匹敵しよう。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★☆☆☆ 

    和尚  |  大分県  |  不明  |  2010年05月27日

    がっかりした。木管金管が異様な目立ち方をする部分がある。ブロックごとに性格わけをする巨匠が好きだった者にとっては、全てが生煮えである。録音もSACDにしてようやく聴ける。私なら、ザールブリュケン盤を選ぶ。期待が大きかっただけにかもしれないが、ライナー最高評に異議あり。次なる新譜に期待したい。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★☆☆ 

    nexus  |  東京都  |  不明  |  2010年03月09日

    「この日の演奏に、人は神の声を聴いた」と帯に書かれているので思わず購入した一枚。スクロヴァチェフスキの活動を私は90年代には熱心に追いかけていたが、2000年代になってから、在京オケに多数客演するようになってからはあまり聞いていない。読響を振った一回目のブルックナー9番を聞いたときは、十分に今後が期待できると思ったのだが、その後のN響との8番では大きく期待を裏切られた。(N響との7番はCDになっているが名演だ)結論から言うと、私はこのCDの帯にある文句は、やや誇大広告だと思う。 アルテノヴァからリリースされたミスターSの交響曲サイクルのCDは、最初の7番、8番からして従来の重厚長大な解釈とは異なり細部に神経をとがらせた演奏であり、5番などではアバドのような木管浮き上がりを行っていたりして、話題を呼んだ。演奏の質も廉価盤には十分すぎるものであり、初期交響曲などを高いクオリティで演奏したのも特筆に値すると思う。ただ、ブルックナー指揮者としては、やや個性的に入るミスターSの指揮に、在京オケがついていくのは難しかったのか、N響との客演では齟齬が否めなかった。だから、今回のCDを購入するに当たって、一抹の不安があったが、帯の文句を信じてみた。 ただ、指揮者の解釈としては2001年に出たザールブリュッケン盤と大きくは変わっていない。さらに言えば、ライヴで聴けば気にならないのだろうが、SACDで聴くと読響の金管の汚さが気になる。指揮者特有の1楽章や2楽章の金管のアクセントではそれが顕著である。実演を聴いていないので何とも言えないが、CDで聴く限りでは、ザールブリュッケンの旧盤の方が聞きやすい。ただ、誤解のないようにしておきたいが、読響が手を抜いているというわけではなく、聴いていて全力投球であることは分かる。ただ、解説の平林氏はヴァント=ミュンヘンフィルよりもSACDである点で上と書かれているが、これはちょっとほめすぎだと思う。なお、ブルックナー9番で言えば、私の評価したいのが弦セクションの美しいミスターSのミネソタ響盤や、スケールの大きい、ジュリーニ=VPO盤、あるいは、レーグナーのベルリン放送交響楽団盤やヴァント=ミュンヘン盤である。 最近、ブルックナー指揮者では、去年亡くなった若杉弘氏が東フィルを振ったディスクが出た。偶然にもミスターSと若杉はアルテノヴァからザールブリュッケンを振った廉価盤(BMG)で競合している。私はミスターSの3種の9番のディスク、若杉のディスク(とN響チクルスの実演)を聴いている。両者ともザールブリュッケン盤はすばらしいものの、在京オケのものは満足できない。新譜市場が冷え込んでいる中、果敢にリリースを続ける姿勢はうれしいのだが、このCDに関して言えば期待通りに期待はずれだったのが残念である。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    七海耀  |  埼玉県  |  不明  |  2010年03月09日

    スクロヴァチェフスキと読響のブルックナー交響曲第9番の演奏は、彼が常任に就任する以前のものを聴いたことがあり、あれも圧倒的な名演で、忘れがたい。しかし、オケは細部でかなり問題を残し、ちと危ない面もあったのは確か。しかしこのたびは、ここ数年のオケとの協働により、緊密感が深まっており、第一楽章のテンポ変動も以前ほど極端ではなくなっている。しかし、音の解像度はCDで聴くと、この人ならではであり、木管のフレーズや、弦の内声部が透かし彫りのようり浮き上がる様は、他の録音では聴けない。金管も非常に緻密である。録音も悪かろうはずがない。完成度という意味では、ミネソタ管との演奏が一番だが、ライブでここまで練れた演奏をやった読響の実力も侮りがたい。予定されている8番は、氏と読響の競演の集大成とも言うべき熱演を期待したい。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2010年03月07日

    スクロヴァチェフスキは、ヴァントや朝比奈が他界し、ザンデルリンクが現役を引退した今、ブルックナーを得意とした巨匠の最後の生き残りであると言える。より若い世代では、ズヴェーデンやヤングなどがいるが、まだ円熟の域には達していないのではないかと思われる。既に、スクロヴァチェフスキは87歳。これから遺される録音は、貴重な遺産としていずれも見逃すことができないだろう。本盤は、ブルックナーの最後の交響曲である第9であり、否が応でも期待が高まる。そして、その結果は、決して期待を裏切らない超名演であった。第1楽章の冒頭は実に荘重で深沈とした開始であり、ここだけでも他の指揮者とはそもそもものが違う。ただ、いささか残念なのは中間部で、テンポをやたらいじっていることだ。これでは音楽が矮小化してしまわないか。本盤でマイナス点を指摘するとすればこの部分であり、他の箇所が素晴らしいだけに大変残念だ。終結部は再びインテンポによる堂々たる進軍だ。第2楽章は凄まじいスピードだ。それでいて、金管楽器などは決して上滑りすることなくしっかりと鳴り切っており、迫力においてもいささかの不足はない。そして本名演の白眉は終楽章。これは、ヴァントや朝比奈にも匹敵する至高・至純の高みに達していると思う。ゆったりとしたインテンポで一環しており、スケールの雄大さにおいても比類がない。正に、スクロヴァチェフスキのブルックナー演奏の総決算であると高く評価したい。録音はSACDマルチチャンネルによる極上の高音質であり、本盤の価値を更に高めている。スクロヴァチェフスキは今月末に、ついに読売日響を指揮して第8を演奏する。私も既にチケットを購入しているが、どのような名演を成し遂げてくれるのか、大いに期待が高まる。

    6人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    カバポチ  |  神奈川県  |  不明  |  2010年03月06日

    素晴らしい!感動した!!先日褒めたカンブルランよりスクロヴァチェフスキの方が遥かに上。これは、ヴァントやシューリヒトのさらに上を行く超絶的な名演だ。読売日本交響楽団もよく健闘している。それにしても、ブルックナーの「9番」は、何度聴いても、実に深くて感動的な曲ですねえ。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    テーレマン  |  東京都  |  不明  |  2010年03月06日

    ライブだっていうので音質や完成度に過大な期待はもっていなかったが、聴き終わってしばし呆然!日テレで別の日の演奏をでやっているのを聴いたので買おうかどうか迷ったが、あれとは演奏も音も別物と言っていい。何度でも繰り返し聴くに値する超名盤だ。 これからはヴァンとやシューリヒトがワシの夜伽をする回数は激減するだろう。ザールブリュッケンすら忘れていいかも。しかもこれはメチャ音の良い2チャンとサラウンド、二度楽しめるし。サラウンドで浸るとアダージョなんか昇天しちまう。 しかし、よくぞ出してくれたわな。チケット買えなかったもんな。今月のブル8もアウスフェアカウフトだが、これも出してくれよな、デンオンさんよ。ブラームス、遅まきながら買うからさ。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    grappa  |  東京都  |  不明  |  2010年03月03日

    これは、すばらしい。 ブルックナーの場合、自然さとロマンティシズムの両立が不可欠だが、そのふたつが、非常に高度にバランスした名演だと思う。 ヴァントよりも更に自然。そして、悠然たる歩みの中に、品格あるロマンティシズムが薫ってくる。 そしてもうひとつ特筆すべきは、録音のすばらしさ!細部の繊細さと全体の音像が極めて自然に捉えられ、音楽のスケールの中に、完全に身を委ねることができる。 全てのブルックナーファンに強くおすすめしたい。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    プラスパコラス  |  神奈川県  |  不明  |  2010年03月02日

    これは今年イチ押しのブルックナー。ミスターSの確信と読響の信頼、そして素晴らしい録音技術が三位一体となった神懸かり的演奏だと確信する。思えば、ブルックナー交響曲第4盤で読響に就任し、今年の3月にブルックナー交響曲第8番で退任する。何とも因果を感じる。何も迷わず、スクロバチェフスキーの誘うブルックナーの世界に身を任せてください。至極の時を過ごせること保証付きですぞ。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

検索結果:11件中1件から11件まで表示