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ベートーヴェン(1770-1827)

Blu-ray Disc 【中古:盤質A】 ピアノ協奏曲全集 ブッフビンダー&ウィーン・フィル(2011)

【中古:盤質A】 ピアノ協奏曲全集 ブッフビンダー&ウィーン・フィル(2011)

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    みんなのまーちゃん  |  東京都  |  不明  |  2019年10月02日

     DVDの収録時間は1枚で最大2時間〜2時間半ぐらいだが、ブルーレイはHD画質で4時間以上入る。ベートーベンのピアノ協奏曲はDVDなら2枚組になるがブルーレイなら1枚で全曲収まる。1番から5番まで続けて観られるのはとても嬉しい。そのせいかこの曲のDVDはアシュケナージとハイティンクのBBCの放送用映像(モノラル)しかなかったと記憶しているが、ブルーレイでは私の知る範囲でもこの2011年のブッフビンダー指揮ウィーンフィル盤に加えて、2007年のバレンボイム指揮ベルリンシュターツカペレ盤、1988年のペライアとハイティンク盤(これはSD画質)の3種類がすでに手に入る。  いずれも好演だが、イチ押しは一番新しいブッフビンダー盤だ。ブッフビンダーは2013年のウィーンフィルの来日公演でも全曲演奏会を開いているのでお聞きになった方も多いだろう。1946年チェコ生まれでウィーンでピアノを学んび、ウィーンの伝統を引き継ぐ数少ない巨匠としてオーストリアでは高い人気を誇るが、日本での評価が評価が高まったのは2013年の来日公演からだと思う。ウィーンフィルがベートーベンのピアノ協奏曲の全曲演奏会を日本で開いたのもこれが初めてだと思う。  玉を転がすような美しい音で、優雅で押しつけがましくないがいうべきことは言う演奏で、ウィーンフィルとの相性も良い。こんなにウィーンらしいベートーベンはグルダかクリーン以来だろう。興味深いのは弾き振りの仕方で、ブッフビンダーはピアノをステージの通常の位置に置いて(天板を客席に向かって開いて)弾き振りをする。当然オケに対しては横を向いて指揮することになる。天板が視界を邪魔するので第二バイオリンなどオケの上手側にはキューは出しにくいだろう。多少指揮しにくくてもピアノの音を犠牲にしないのがブッフビンダー流だ。  バレンボイムやアシュケナージ、あるいは内田光子など弾き振りをする多くのピアニストは、天板を外したピアノをオケ側に向けて置いて、客席に背を向けて弾き振りをする。ピアノの響きを多少犠牲にしても指揮しやすい位置で弾き振りをするわけだ。どちらがいいということではなく弾き振りに対する考え方の違いだ。ブッフビンダーの場合は大きなアクションは出しにくいが、気心の知れたオケと小さいアクションでコミュニケーションする様子が見られるのもこの映像の楽しさだろう。来日公演を聞いた人も聞きに行けなかった人もぜひ見て欲しい映像だ。ボーナス映像でヨアヒム・カイザーによる29分ものインタビューがついているが日本語字幕がないのが残念。

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    風信子  |  茨城県  |  不明  |  2018年11月04日

    ブッフビンダーのベートーヴェン ピアノ協奏曲全集は幾種類もあるが これがベストだ 永年の研究が演奏に反映され ベートーヴェンの音楽が如何に素晴らしく面白いかを直截伝えている 5曲に好みが分かれ わたしは1番3番ばかり聴いていたから 久しぶりに全曲を通して聴いて目から鱗が落ちた 演奏から滲み出る自然な美しさに耳を奪われた 加えてボーナスとしてつけられたカイザーとの対話から伝えられたブッフビンダーの証言と思いの丈に教えられ大いに共感した 特に第1番第一楽章344小節からのオクターブを右手で弾く十六分音符の下降音階と345小節の五線下の左手で弾くト音の全音符を誤魔化すようになったらもう弾かないと語ったこと そして5つのピアノ協奏曲を弾いていてスイングを感じる そしてまさに人生を共に歩み続けていると語って閉じている そうベートーヴェンとは私たちにとってそうした存在なのだ あなたも如何  

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    G.W.  |  東京都  |  不明  |  2013年07月17日

    最近ほとんどいなくなった、ウィーンの音楽をウィーンの流儀で弾ける数少ないピアニストのブッフビンダー。ウィーンフィルとの本協奏曲集はまさに「古き良きウィーン」です。でも決して古くさくない。 ボーナスのドキュメンタリーによると、彼は1956年(当時10歳!)に初めてムジークフェラインでベートーヴェンのコンチェルトを演奏したとのこと。バックハウスを思い起こさせる演奏だなと思ったら、「私の親愛なる若い同僚」とバックハウスから呼ばれるほどの仲で、何度も彼から指導を受けていたそうです。第4番のカデンツァの一部にバックハウスにならったアレンジ(転調)もなされています。「ウィーン」がお好きな方は即買いです。11月の来日公演も、ティーレマンの交響曲よりこのブッフビンダーの協奏曲の方が楽しみですね。

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