【中古:盤質A】 Sym.5: G.wand / Bpo
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ラブラドライト | 東京都 | 不明 | 2013年03月29日
レビューの評価のバラつきを見てやはりと思った。何故ならこのディスク程再生の難しいモノは無いからだ。このディスクをより良く聴きこなすには、いかにブラスセクションのDレンジを再生仕切れるかに掛っている。もしそれが成し得るなら 至福の時が訪れるであろう。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ほんず内閣総理大臣 | 北海道 | 不明 | 2012年04月14日
ヴァント先生とベルリンフィルのこのディスク、模範にしてかつ規範というべき演奏でしょうか。ブルックナーの音楽を信じて、楽譜をしっかり再現し、小細工や自己顕示が一切無しという意味で「模範」。出来上がりの完成度の高さという点で「規範」。そんな印象です。第1楽章冒頭から、あらゆるフレーズにしっかりと意味が持たされて、なるほどとうなずくことしきり。全曲ラストまで、見事に設計され統御され、精緻なバランスのもとに再現されたすばらしいブルックナー演奏だと確信いたします。但し、録音(というより編集か)の加減なのか、いささか音に潤いがなく、かつ音像が狭めで広がりを欠く感じで、損をしているかな。また、やはり「謹厳」な演奏に傾いているので、もっと自由な(奔放な)演奏を好む方もいらっしゃるでしょうね。好き嫌いは分かれて当然、という気はします。実は私もミュンヘンフィルとのライヴの方が上かなとも思うのです。でも、ここに展開されている音楽行為の高水準さは誰にも否定はできますまい。ヴァント先生、晩年の見事な成果であります。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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つよしくん | 東京都 | 不明 | 2011年06月09日
ヴァントがその最晩年にベルリン・フィルと成し遂げたブルックナーの交響曲の演奏の数々は、いずれも至高の超名演であるが、本盤におさめられた第5は、一連の演奏の中でのトップバッターとなったものである。ヴァントの伝記などを紐解くと、ヴァントは、ブルックナーの交響曲の中でも特に第5と第9を、妥協を許すことなく作曲した楽曲として特に高く評価していたことが記されている。それだけに、ヴァントとしても相当に自信を有していたと考えられるところであり、ベルリン・フィルを指揮した演奏の中でも第5と第9は、他の指揮者による名演をはるかに引き離す名演を成し遂げていると言えるのではないだろうか。辛うじて比較し得る第5の他の名演としては、ヨッフム&コンセルトへボウ・アムステルダム盤(1964年)、朝比奈&東京交響楽団盤(1995年)が掲げられるが、前者はいささかロマンティシズムに傾斜する傾向、後者はオーケストラの力量に難点があり、ヴァント&ベルリン・フィル盤には遠く及ばないと考える。唯一対抗し得るのは、同じヴァントによるミュンヘン・フィル盤(1995年)であると考えるが、剛毅な性格を有する第5には、ベルリン・フィルの音色の方がより適しているのではないかと考える。現在、DVDでしか発売されていない朝比奈&シカゴ交響楽団による演奏(1996年)が今後CD化されるとすれば、本盤を脅かす存在になる可能性はあるが、そのようなことがない限りは、本名演の優位性は半永久的に安泰と言っても過言ではあるまい。本演奏におけるヴァントのアプローチは、眼光紙背に徹した厳格なスコアリーディングに基づく峻厳たるものだ。やや早めのインテンポによる演奏は、巧言令色とは正反対の質実剛健そのものと言える。全体の造型はきわめて堅固であり、それによる凝縮化された造型美はあたかも頑健な建造物を思わせるほどであるが、それでいて雄渾なスケール感を失っていないのは、ヴァントが1990年代半ば、80歳を超えて漸く達成し得た圧巻の至芸と高く評価したい。金管楽器なども常に最強奏しているが、いささかも無機的な響きになることなく、常に奥深い崇高な音色を出しているというのは、ベルリン・フィルのブラスセクションの卓越した技量もさることながら、ヴァントの圧倒的な統率力の賜物と言うべきであろう。また、峻厳な装いのブルックナーの第5においても、第2楽章などを筆頭として、聖フローリアンの自然を彷彿とさせるような抒情的な音楽が随所に散見されるが、ヴァントは、このような箇所に差し掛かっても、いささかも感傷的には陥らず、常に高踏的とも言うべき気高い崇高さを失っていない点が素晴らしい。このように、非の打ちどころのない名演であるのだが、その中でも白眉は終楽章であると言える。ヴァントは、同楽章の壮大で輻輳したフーガを巧みに整理してわかりやすく紐解きつつ、音楽がごく自然に滔々と進行するように仕向けるという、ほとんど神業的な至芸を披露しており、終楽章は、ヴァントの本超名演によってはじめてその真価のベールを脱いだと言っても過言ではあるまい。3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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kura-ota | 不明 | 不明 | 2010年07月27日
この5番でもヴァントは、しっかりと堂々の演奏である。特に両端楽章での圧倒さはハイティングやシノーポリ以上ではないだろうか。やはりゲルマンの血同士、熱いものがあるのだろうか。当盤で重箱の角を突付くなら、終楽章のコラールと呼ばれる部分で音が飽和状態になって、それまでの伸びやかな音場が平たく聴こえてしまうことくらいだ。何度聴いても違和感を感じるのが残念だ。もっともこの現象は、私の再生システム固有問題かもしれない。流石にSACD盤には手が出せないが、SACDでは解決できているのかもしれない。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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うさ二郎 | 愛知県 | 不明 | 2010年04月06日
大味な感じもあるが、スケールの大きさ・音の特異性を考えると充分価値がある演奏。 しかし、ライブ録音のハンディもあり、繰り返し聴くにはややしんどい。 金管群のふくよかで華やかなサウンドが聴きたくなったらやっぱりこのCDかな。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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brooks | 岡山県 | 不明 | 2009年09月04日
「和声で聴く人はこの演奏は避けた方が良い」と書かれた方がおられましたが、それが分かったような気がします。謹厳すぎるというか、冷徹な感じがして・・・ 8、9番も聴きましたが、ヴァント&BPOのブルックナーは、どうも私には合わないようです。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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mid&massa | 三重県松阪市 | 不明 | 2008年12月30日
いろいろ書かれているがこれはこれで結構ええのんとちがうかな?確かにこの曲自体2楽章は短すぎるし、4楽章は立派すぎてくどいところもあり、そのため当時はクナの残してくれたようなカット有りや打楽器追加版しか聴いてもらえなかったのだろう。でも時代は移り、長〜い演奏が評価される時代になったのだからそれは仕方ないんじゃないか?個人的にはクナのMPOのが(VPOのもいいが)大好きでそれしか聴かないが、たまにはこれを聴くようにしている。正統派の演奏やと思うけどな。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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K195 | 大阪 | 不明 | 2007年12月03日
ブルックナーの交響曲中、最もロマン派的なものから遠い(と思う)この曲と、ヴァントの明晰なアプローチはうまく共鳴していると思う。ただ、雰囲気とか抒情性とかで聴くことを許してはくれない演奏なので、好悪が分かれるのは無理からぬことだと思います。僕はこの壮大な幾何学模様のような演奏、大好きです。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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まだ20代 | 熊本 | 不明 | 2007年03月21日
私は論理的な聴き方を得意とする者でもブルックナーの熱心な聴き手でもないが、80分近く図太い緊張感に貫かれたこの演奏が大好きだ。何の私怨か知らないが、故人への敬意の微塵も感じられない、最悪なクラシック愛好家がいることには甚だ残念である。ケンカは大いに結構だが、最低限の建設性を自覚してもらいたい。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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たけかわ | 豊中 | 不明 | 2007年03月19日
ヴァントはほどほどに好きな指揮者で、この演奏もまあ好きです。ブルックナー5の一番の推薦盤かも。しかし、この大きな曲をもっといろいろに楽しみたくなると、このCDにはもう手を出したくなくなる。この大伽藍の成り立ちをしることにはほとほとあきてしまっているからだ。ヴァント盤はそこまでの楽しみであり、それは結局スコアを読む以上の楽しみには、私にはならなかった。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ポランスキーのP | Tokyo | 不明 | 2007年02月27日
なるほど、レニーとNYPのマラ7がクレンペラーの解釈を踏襲していると聞きとってしまうスーパーな耳なら(爆笑)、この演奏が華のない音の羅列に聞こえるらしい。シャンバラの王子様のレビューは反面教師として参考にしたほうがいいかも知れない。スーパーな耳で判断すると、このようにしか聞こえないという格好のサンプルだ。無知と思い込みは怖いものだ。また笑わせて下さい。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ホーエンハイム | アメストリス | 不明 | 2007年02月25日
短期間に有名どこだけをえらんで、差し障りないように取り繕い、人が不快に思う言葉を刷り込む。印象と好き嫌いだけで書かれており、余程幼稚か、モラルハラスメントだろう。いくつか読んだが、短期間にこれだけの枚数を批評できるだけ聞けるわけがない。シャンバラを逝く人は、人が嫌悪する言葉を偽装して放り込んでいるだけだ。HMVも気をつけなさい。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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パシュミナ王子 | シャンバラ | 不明 | 2007年02月21日
いい瞬間はあるが、あまりに華のない音の羅列にイヤ気がさした。この演奏を聴くと、建造物としての都庁を思い出す。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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奇矯収集家 | 東京湾 | 不明 | 2007年02月14日
音楽を和声で聴く人と構造で聴く人。和声で聴く人はこの演奏は避けた方が良い。一方構造で聴く人なら歓喜に震える。9番3楽章奇跡のシンメトリック構造に繋がる壮大なる実験場にして、シューベルト交響曲Cの正統な後継曲、ブル版「田園(森林)交響曲」。形態的構造を使用した絵画的描写のほぼ完璧な音化で論じた場合、某評論家の主張する「歴史的画期的名演」というのは本当のことだ。BPOの無知(先入観0)が幸いしたようだ。物理的にも最上。ただし音型マニア以外に薦めたら確実に失敗だね。構造以外で聴かれたら、これはトンでも盤だ。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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chiru | Akita | 不明 | 2007年01月12日
つまらない内容。ヴァントに共通してるけど・・。よっぽどのMでないとこれにつきあえない。これではブルックナーがかわいそうだ。3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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