Live In Concert The 24 Karat Gold Tour (2CD)
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WM-102 | 不明 | 不明 | 2021年03月03日
2014年の「24 Karat Gold」をフィーチュアした2017年3月のライブ盤が10月に突如発売されました。 全17曲でソロ曲は13曲、このうち新曲は4曲も入っていています。 ライブは全体を通して「圧巻!」の一言です。年齢的に原曲からキーを下げて歌って いますが、これがある意味ライブならではの迫力を増しています。 そしてスティービーのソロといえばやはりロックです。Fマックより「ロックボーカリスト」 としての立ち位置をアピールする楽曲と演奏になっています。 バンドはギターにおなじみのワディ・ワクテル。そしてコーラスはこれも常連のシャロン・セラーニ に加えて、なんとマリリン・マーティンが参加。この人はスティービーのとっておきの未発表曲 「ソーサーラー」をサントラで歌った人で、もう万全の体制といえます。 1枚目は新譜、代表曲などが緩急つけた流れになっています。 2曲目「If Anyone Falls」は、80年代風のシンセアレンジがかえって新鮮に聞こえます。 スティービーのドスのきいた歌声と美しいコーラスの対比がよいです。3曲目「Stop Draggin’ My Heart Around」 は確かトム・ペティとのデュエット曲だったと思いますが、このライブでも男性ボーカルと歌っています。ここでも シンセが活躍。5曲目はいい流れで入ってきたFマックの名曲「Gypsy」。イントロのギターと 切々と歌い上げるスティービーにとても感動しました。さらに追い打ちをかけるように6曲目「Bella Donna」。 Fマックでもソロでも、本当によい曲を作る、歌うと改めて驚かされます。 2枚目は代表曲が連打されます。1曲目はロックなスティビーの代表曲「Stand Back」。豪快に歌うスティービーと うなるワクテルのギターのからみ。そしてこの曲はコーラスも要です。ワイルドなスティービーのリードボーカルに、 間奏でのシャロンとマリリンの一糸乱れぬコーラスの妙。素晴らしいです。 4曲目「Gold Dust Woman」と6曲目「Rhiannon」はソロ、そしてライブ用にヘヴィなアレンジが施されています。 これにのって、妖艶かつ低音で迫るスティービーのボーカルが楽しめます。 5曲目「Edge Of Seventeen」は9分近い演奏ながら全くだれません。ヘヴィなギターのリフ、アウトロの疾走感あふれる オルガン、そして完璧なコーラス隊とスロットル全開で歌うスティービーで大団円です。 最後はFマックの名曲「Landslide」。この曲はスティービーにとっても大切な曲で歌うときはいつも目に涙を 浮かべていました。しかしこのライブではあたたかな笑顔で歌ってくれたのではないか、そんな感じがします。 どの曲でも観客が大歓声を上げます。スティービーがとても愛されているミュージシャンであることが伝わってきました。 Fマックのニュースがないなかで届けてくれたスティービーのライブ盤。とてもうれしい作品です。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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