【中古:盤質AB】 ピアノ協奏曲第2番 バックハウス(p)シューリヒト&ウィーン・フィル
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Phronesis | 千葉県 | 不明 | 2012年12月15日
冒頭のホルンのフレーズのテンポが主部と変わらない(これが譜面どおり!)だけでもこの演奏は「買い」です。シューリヒトの明晰さとバックハウスの切れ味のよさに加え、両者のかけあいのうまさは、胸のすくような、それでいて粋な、もやもやしたところのない得がたいブラームスに仕上がっています。たとえば、第一楽章の一番最後の音、ピアノとオーケストラの音をずらしているあたりのセンスの良さは、病みつきになること必定!1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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eroicka | 不明 | 不明 | 2012年12月12日
前も書いたような気がするが、LP末期のファンには1000円や1200円盤LPとしておなじみだった名盤。美麗な録音とスケールの大きなベームとのステレオ録音に比べると、総合的に見て負けてしまうのは確かだが、渋みを増したバックハウスの技巧と気力ではこちらのほうに一歩利があるように思う。時には大胆な表現を辞さないシューリヒトだが、ここでは禁欲的にケレン味なくソロに寄り添った手堅いスタイルを貫いている。オケの歯切れの良い響きや終楽章の流れの良さはシューリヒトならではだ。ステレオでないのが惜しまれる。このブラームスの協奏曲第2番はいわば十八番で、これらDeccaによる2録音のほかにも、バックハウスは1939年にベームとドレスデンシュターツカペレとの覇気溢れるセッション録音があり、1953年?にクレメンス・クラウス指揮ウィーンフィルとの素晴らしいライブ録音の音源があり、シューリヒトとも1958年?にスイス・ルガーノで、スイスイタリア語放送管弦楽団と録音を残している。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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顕 | 岐阜県 | 不明 | 2007年06月09日
素晴らしい演奏なのでモノラルであることがいかにも残念。スケルツオの楽章が特に良い。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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eros | 東京 | 不明 | 2007年04月17日
小6か中1の時キングの千円盤で買い、愛聴した。ステレオのベーム盤の方がオケの美感も相まって神々しい。ピアノの技巧だけみれば、ベーム・SKDとのSP盤が良い。この盤は精神的に至高の高みには到達してはいないが、ピアノは気力が充実し、雄弁だ。録音のせいでオケがくすんだ響きだが、それが懐旧の念をかきたてる。バックハウスに興味ある人は3種聞き比べを勧めます。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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FMB | The Earth | 不明 | 2006年01月15日
忘れがたい名盤。ベームとの録音よりバックハウスの絶好調ぶりが楽しめる。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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