【中古:盤質A】 『フィガロの結婚』全曲 ヤーコプス&コンチェルト・ケルン、キーンリーサイド、チオーフィ、他(2003 ステレオ)(3CD)
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mulder | 福島県 | 不明 | 2011年09月25日
レコード芸術2011年8月号の特集「時代を創った名盤たち」で取り上げられ,山崎浩太郎氏が絶賛していた(不滅度4,影響度3,衝撃度5)ので買ってみたが,正直なところそれほどではなかった。確かに刺激的ではあるが,並み居る名盤を差し置いて「時代を創った名盤たち」に挙げるほどとは思えない。時にやたら速いテンポで進が,あんなにせかせかする必要はあるのだろうか。響きも美しさよりは暴力的な方に傾いている。歌手は総じて小ぶり。立派で名も通っているのはキーンリーサイドとキルヒシュラーガーくらい。あとはおおむねよく歌っているのでそれほど不満はないが,スザンナのチオーフィだけはもっと華のある歌手の方がよかったと思う。コンティヌオはフォルテピアノだが,チェンバロの方が好みだ。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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かばくん | とちぎ | 不明 | 2004年11月09日
コンチェルト・ケルンのフィガロというだけで食指は動いたが、オペラ全曲そうは聞くまいと買い控えていた。が、グラモフォン賞では「今年の1枚」などえらく評判がいい。入手して、そしてほとんど一気に聞きとおしてしまった。全編音楽が沸き立つこと。オケに侵入してくる通奏低音のフォルテピアノもとても粋だし、装飾過剰のアリアも楽しい。登場人物も生き生きと「狂わしき1日」を駆け抜けていく。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ぶぴ | 京都 | 不明 | 2004年06月20日
いわゆるグランド・オペラを思って聴くと、「ちょっと違う!」と思うが、この時代の雰囲気はこんな感じだったのだろう。ケルビーノのアリアにかなりのメリスマ、というか即興的な装飾がされていて「こんなのあり?」とも思ってしまうが、それも雰囲気はこわしていない。全体としての完成度はとても高いと思う。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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いよかん | 不明 | 2004年04月01日
こんなに熱気のこもったフィガロは未だなかったでしょう。弦、管、そして声のすべてが有機的でこの作品の意味を含んでいます。ジャンスの伯爵夫人が絶品!2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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