ベートーヴェン(1770-1827)

CD 【中古:盤質AB】 ピアノ・ソナタ全集 バックハウス(新盤)

【中古:盤質AB】 ピアノ・ソナタ全集 バックハウス(新盤)

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  • ★★★★★ 

    ハッチ  |  愛知県  |  不明  |  2021年02月23日

    ベートーベンのピアノソナタ全集といえばバックハウス。 デッカの名盤中の名盤。 1960年代のバックハウスとケンプは正統派の ベートーベン弾き2人。 長らくベートーベンのピアノソナタは 2人のBOXで十分だった。

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  • ★★★★☆ 

    segovia  |  愛知県  |  不明  |  2015年10月17日

    バックハウスの本質はわかりづらいかもしれません。モノラル盤の全集を待ち望む。

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  • ★★★★★ 

    松村 訓明(まつむら のりあき)  |  香川県  |  不明  |  2013年08月18日

    本当に素晴らしいベートーベンの音楽であり音です。 音が力強く、透徹です。 聴いていて、背筋が伸びます。 人類の宝と言っても決して過言ではありません。 全集の購入を考えているなら、是非、お薦めします。 ありがとうございました。

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  • ★★★★★ 

    eroicka  |  不明  |  不明  |  2012年03月28日

    なぜか海外ではバックハウスはだんだん人気が薄れカタログから数々の名録音が消えているようだが、日本ではベートーヴェンのソナタといえば今も定番であるのは誇りに思う。枯淡の境地、峻厳なる精神…など陳腐な言葉しか思い浮かばないのが恐縮だが、飾り気や衒いのない表現は、年代の近いものでいえば、ケンプの新旧盤と双璧であり、ナットや(全集にならなかった)ソロモンやギーゼキングの録音にも通じる清廉さがある。60年代前後以降に活躍をはじめたピアニストの全集は口当たりがよく響きの美しい柔軟な表現のものが多いが、ワインや甘口の酒みたいで、バックハウスのようなベートーヴェンらしい辛口の味のものが少ないのが残念だ。当時80代を迎えた巨匠の良好なステレオ録音が存在すること自体奇跡で満足すべきだが、個人的にはテクニックや気力の充実したモノラルの旧録音(こもったDECCAのモノラル音質は同時代のDGのケンプ盤よりかなり見劣りする)も捨てがたく、カタログに早く復活してもらいたい。

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  • ★★★★★ 

    mimesis9  |  岡山県  |  不明  |  2012年03月10日

    心ふるえる録音です。29番ハンマークラヴィアは最近良いステレオライブが出ました。

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  • ★★★★☆ 

    パト  |  所在地  |  不明  |  2011年10月09日

    どなたかが「もっと凄い演奏・録音にであったことがある。それでもこれは参照点であり、良い。」という感想を述べられていたが、自分の感想もそれに近い。もっと一音一音にこだわり抜いた最近の演奏家も良い。そしてバックハウスを一度は「古い」といって切り捨てたこともある。それでも、何となく聞こう、という時には現代の演奏家にに比べれば、若干ぼやけているこれに手が伸びるのだ。そう、自分は「精神性」ではなく、「癒し」をこの録音に求めてるんだと思う。

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  • ★★★☆☆ 

    しふら  |  神奈川県  |  不明  |  2011年09月01日

    ケンプもバックハウスも互いに「覇」などを競ったことはない。日本の音楽マスコミの創作に踊らせてはいけない。当然なことだが、行き方はまったく違う。が、ともに偉大なベートーヴェン弾きだ。ただし本国ドイツでは、シュナーベル、ケンプのふたりが偉大なベートーヴェン演奏家として人々にいまだに記憶されている。バックハウスの評価が高いのは、発端としては日本の音楽評論家(Y)とそれに頭が上がらない日本の音楽マスコミが作り出したものだ。もちろんバックハウスはほんとうに偉大だ。日本での評価が高いのは、日本の聴衆(断じて音楽評論家、音楽マスコミのせいではない)の耳が確かな証左だ。ドイツで忘れ去られたピアニストが日本で高い評価を聴衆から得ているとは、ある意味で誇るべきことだ。言いたいことは、Yに頭が上がらない歪んだ音楽マスコミに乗せられないように気をつけなくてはいけないということだ。そういう観点からケンプとバックハウスという偉大なベートーヴェン弾きを評価することはぜったいに避けなくてはいけない。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2011年08月09日

    本全集は、バックハウスがスタジオ録音を行った2度にわたるベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集のうち、1959〜1969年にかけて行ったステレオ録音(第29番のみステレオによる再録音を果たすことが出来なかった。)による全集であるが、いずれの楽曲の演奏も神々しささえ感じさせるような至高の超名演だ。本全集におさめられた各楽曲の演奏の殆どが既に録音からほぼ50年が経過しており、単純に技量面だけに着目すれば更に優れた演奏も数多く生み出されてはいるが、その音楽内容の精神的な深みにおいては、今なお本演奏を凌駕するものがあらわれていないというのは殆ど驚異的ですらある。正に本演奏こそは、例えばベートーヴェンの交響曲などでのフルトヴェングラーによる演奏と同様に、ドイツ音楽の精神的な神髄を描出するフラッグシップの役割を担っているとさえ言えるだろう。バックハウスのピアノはいささかも奇を衒うことなく、悠揚迫らぬテンポで曲想を描き出していくというものだ。飾り気など薬にしたくもなく、聴き手に微笑みかけることなど皆無であることから、聴きようによっては素っ気なささえ感じさせるきらいがないわけではない。しかしながら、かかる古武士のような演奏には独特の風格があり、各フレーズの端々から滲み出してくる滋味豊かなニュアンスは、奥深い情感に満ち溢れていると言える。全体の造型はきわめて堅固であり、スケールは雄渾の極み。その演奏の威容には峻厳たるものがあると言えるところであり、聴き手もただただ居住まいを正さずにはいられないほどだ。したがって、本演奏を聴く際には、聴く側も相当の気構えを要すると言える。バックハウスと覇を争ったケンプの名演には、万人に微笑みかけるある種の親しみやすさがあることから、少々体調が悪くてもその魅力を堪能することが可能であるが、バックハウスの場合は、よほど体調が良くないとその魅力を味わうことは困難であるという、容易に人を寄せ付けないような厳しい側面があり、正に孤高の至芸と言っても過言ではないのではないかとさえ考えられる。バックハウスとケンプについてはそれぞれに熱烈な信者が存在し、その優劣について論争が続いているが、私としてはいずれもベートーヴェンのピアノ・ソナタの至高の名演であり、容易に優劣を付けられるものではないと考えている。録音は英デッカによる高音質であり、従来盤でも十分に満足できる高音質であったが、数年前に本全集から有名な4曲を抜粋した盤がSHM−CD化されたことによって、より鮮明な音質に生まれ変わったと言える。もっとも、SHM−CD化されたのは当該4曲のみであり、今後は、他のピアノ・ソナタも含め全集についてSHM−CD化、さらにはシングルレイヤーによるSACD&SHM−CD化を図るなど、更なる高音質化を大いに望みたいと考える。

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  • ★★★★★ 

    ワレンペラー  |  広島県  |  不明  |  2011年07月22日

    学生時代からの愛聴盤。このステレオ全集には本当にお世話になった。意外なほど自然で素っ気ないくらいのこの演奏から、それぞれの曲の魅力をわかりやすく教えてもらった。その後いろいろ聴いて、これを上回る演奏にいくつも出会ったし、バックハウスの演奏としてもモノラル盤の方が上だと感じるが、何度も聴きたくなるのはこのステレオ盤。僕にとってはかけがえのない永遠の名盤だ。

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  • ★★★★★ 

     |  長野県  |  不明  |  2011年06月24日

    エイハブ船長さんのご意見に100%賛同致します。 もうすぐ7月5日。バックハウスの命日です。没後、早40年以上経つのですね。 鍵盤上の獅子 と評された歴史に残る名ピアニスト。 この偉大なるピアニストの演奏に対して星一つ二つですかぁ...。 これらの人々、どんな人格なのか?品位を疑ってしまいます。 傲慢としか言い様が有りません。多分、謙虚とか尊敬と言う言葉が辞書に入って居ないのでしょう。 しかも、ポリーニ、アシュケナージ、バレンボイム と言った当代の名ピアニストまで俎上に。 自分の偏屈さと、狭窄な性格を丸出しにしている。 音楽は心で聴く物で、頭で理屈で聴く物では無い。 音楽を聴いて、楽しいのでしょうか?荒探しに夢中なんでしょうね。

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  • ★★★★★ 

    hiro  |  千葉県  |  不明  |  2010年12月25日

    ベートヴェンのピアノソナタは、演奏者によるちがいがよく感じられるので、多くの演奏家のものを楽しむことができる、非常に良い演奏のものも沢山あるが、最後はバックハウス、ケンプの演奏に落ち着く。この両者の全集はステレオ盤を20年近く前に購入したが、どちらもCDの大半がだめになてしまった。(蒸着膜がはがれてきたり、ケンプなどは、数枚は初めから半透明な不良品であったが、発見した時期が遅く交換は不可)、FMのエアーチェックしたものや、単枚盤の追加購入で、しのいでいた。しかし今や非常に安価に、コンパクトなBOXで、買い直しができたのは幸せである。

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  • ★★★☆☆ 

    STRAD  |  千葉県  |  不明  |  2010年11月20日

    多分録音のせいもあると思うが、音楽が重たいと感じる。音楽の中身の濃さと音としての軽重さはあまり関係ないと思っているが、このバックハウスの演奏は鈍重であると感じるところもある(不用意なペダル操作により音が濁ることが多い)。それをベートーヴェンらしく重厚であると感じるか、単なる演奏の鈍さと感じるかは聴き手の感性というか好みであろうと思う。しかし、他にいい演奏がいろいろ出てきている現在、小生にとってはバックハウスでなければ・・・、という思いは随分と変わってきている。つまり敬意は十分に表するが、実際には他の演奏を聴くことが多くなってきている。

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  • ★★★★★ 

    崖っぷちのシニー  |  神奈川県  |  不明  |  2010年07月12日

    バックハウスとかシューリヒトとかは、派手に、強烈に聞き手に“聴いてくれ!!”とアピールするタイプの演奏家ではないので、その良さが初めのうちはわからなかったりするのだが、こちらが歳を重ねてある時に何気なく聴くと“えっ!!”と予期せぬ驚きと感動を与えてくれる不思議&凄い演奏家である。 このベートーヴェンもこちらが若く、人生経験が足りなかったりすると、その良さの50%もわかっていなかったりする。 他の、よりわかりやすく派手にアピールする演奏家のものを聴きたい、と思うのだが、こちらも色々と人生経験を積んでくると、もうバックハウスおじいさんの演奏しか聴きたくなくなってくる。 特に素晴らしいのは28番とハンマークラヴィーア。 28番はかの宇野先生も絶賛していて、彼の批評が全てを見事に言い表している。 ハンマー..は静かな楽章のなんという深い瞑想。 どこか違う、神聖な世界へ行ってしまっている。 熱情も、最初聴いたときははもっと感情を表に出した演奏が聴きたい、と思ったが、このなんともいえぬ厳しく力強い世界が今では好きだ。 ワルトシュタイン、月光、悲愴、も良い演奏。

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  • ★★★☆☆ 

    robin  |  兵庫県  |  不明  |  2009年06月18日

    輸入盤ではeu盤とイタリアデッカ盤が出ているが、イタリア盤の方が音がいいらしい。私はeu盤を持っているが、低音は木をたたいるかのようで、レンジも狭い。これでは本当のバックハウスの真価を伝えていない。まるで別物の演奏に聴こえる。デッカオリジナルsxllpの音はとてもこんなではなかった。左右一杯に広がり、圧倒的迫力があり、どうしてもlpの音と比較してしまう。むしろ単発で出た方日本盤10枚のほうがいいのではないか。28番など明らかに日キングのほうがいい音だ。

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  • ★★★★★ 

    s  |  東京都  |  不明  |  2009年05月14日

    奇を衒わない解釈。決して仰々しくなり過ぎない演奏。 一見可もなく不可もないかのように聞こえるが、何度聞いても、どんな気分のときに聞いても飽きない。曲の本来の魅力を充分に引き出すための演奏。実に真摯に曲と向き合って来た様が感じられます。 この演奏を貶す人は、ベートーヴェンそのものを貶すのと同じことでしょう。

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