【中古:盤質S】 交響曲全集、協奏曲全集 メータ&ニューヨーク・フィル、バレンボイム、スターン、ズッカーマン、ハレル(8CD)
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Kitaraマニア | 北海道 | 不明 | 2020年07月21日
メータが40歳半ば、NYPの音楽監督に就任した時期の録音となる。広島のパヴァンヌ殿が書かれているように、同時期にメータ、NYPのコンビはヨーロッパツアーでブラームスの第2を演奏しており、私もFM放送で聞いた記憶がある(多分、ザルツブルク音楽祭)。やや記憶は曖昧だが、個人の感想として、この時期のブラームス2番は、メータ、NYPのライブとPROMSでラトルがフィルハーモニア管とやったライブが出色の出来だった。 本全集の交響曲第2番もライブほどの高揚感はないが、NYPの管楽器の実力が遺憾なく発揮されており中々の名演である。ピアノ協奏曲も、盟友バレンボイムとの息も合っており、最近の牙のないバレンボイムとは全く異なり、切り込みの鋭い、感受性の高い演奏と思う。当時、やはりザルツブルクかルツェルン音楽祭だったと思うが、メータ、イスラエルフィル、バレンボイムのピアノでベートヴェンの4番協奏曲は、精美な輪郭を湛えたユニークな演奏も心に残っている。バイオリン協奏曲、二重協奏曲も含めて、若きメータの才能を発揮した演奏であり、ブラームスに枯淡の境地を求める向きには異質かもしれないが、青年ブラームスを聞くにはよい演奏だと思う。残念なポイントは、一部を除き音響の悪いAvery Fisher Hallの録音で本演奏の価値を著しく落としている(減点1)。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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せごびあ | 愛知県 | 不明 | 2019年10月28日
メータのファンではないのですが、4番は非常に優れていると思います。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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JJ | 宮城県 | 不明 | 2017年05月17日
この全集の魅力はなんと言っても全盛期のジュリアス・ベーカーのフルートを聴けること。交響曲第4番の終楽章のソロなど、彼ならではの美しいソロを満喫できる。4人の方が、このレビューに「共感」しています。
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広島のパヴァンヌ | 広島県 | 不明 | 2016年08月14日
こう書くと差し障りはあるだろうが,このセットはかなりの力演だが,特にこの全集でなければと言う意義は見いだしにくい。ブラームスの交響曲全集なら他に出色の名演がたくさんある。それらを差し置いてメータのこの演奏を選ぶ理由を見いだすのはかなり困難である。実は1980年頃のメータ/NYPのブラ2ライブをイメージして購入。終楽章のブラスの整然としたアンサンブルやその威力は瞠目すべきものであった。しかしこのセットに聴く演奏はなぜかかなり丸まっており,ライブのあの白熱を聴くことはできない。無論ブラームスの曲を知るにはこのセットは十分な水準に達している。ただ感銘深い演奏に触れたければ他を選ぶことをお薦めする。と言うわけで評価は☆4つ。7人の方が、このレビューに「共感」しています。
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Nowhere Man | 石川県 | 不明 | 2016年04月28日
ブラームスの交響曲、協奏曲は色々聴いてきたが、重く暗い演奏が多く、あまり好きではなかった。この全集は、すっきりした演奏で楽しく飽きなく聴けます。協奏曲のソリストも良い演奏です。3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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Ulaanbaatar | 宮城県 | 不明 | 2016年03月04日
届いて一気呵成に8枚聴き終わる。全体的にゆったりしたテンポですが,NYフィルのサウンドが重厚でなかなです。マズア盤もそんな感じですが,ドイツ系のオケばかり聴いていると,たまにはアメリカのオケのサウンドもいいのかも。6人の方が、このレビューに「共感」しています。
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