【中古:盤質A】 Matthaus-passion: Furtwangler / Vpo, Dermota, F-dieskau, Hoffgen, Edelmann,
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KS | 兵庫県 | 不明 | 2012年05月10日
最近になって過去に購入していた本盤を聴き直して、改めてフルベンがいかに霊感豊かな指揮者であったかについて思い知らされました。本録音はフルベンの録音になかでは比較的録音状態が良く、一気にマタイを聴き通すことができました。まるで神のお告げを聴いているような錯覚に陥らせる魔力に満ちた演奏ですね。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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エチーニ | 東京都 | 不明 | 2009年12月11日
最初のごく数小節からして、この至上の銘曲の最上の演奏であることは疑いようもない。フル編成のオケでは古楽の繊細な響きが死ぬ?とんでもないことだ。その命題はメンゲルベルクにはあてはまってもこの演奏により見事に反駁される。 オーケストラを手中の楽器にするどころの話ではない、指揮者の意図は隅々まで行き届いており、音楽全体がかの苦悩する一人の人間の震える神経そのものと化したようにさえ思える。特に第二部からアリアがばっさりカットされているが、個人的には曲がコンパクトになった分何度でも聴きやすくなったと感じた。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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M | 愛知県 | 不明 | 2009年09月10日
第2部の”愛のゆえに”というソプラノのアリア。管楽器の絶妙のバランスから”あの世”の香りがしてくるのはこの演奏のみ。作曲者のイマジネーションを感知するインスピレーションの賜だろう。この一事をして、この指揮者の才能の奥深さは録音されたものだけでは汲み尽くせないように感じる。ブランデンブルグ協奏曲5番の彼のピアノにも似たものを感じた。歌手について。宗教音楽への適正では、グリュンマーは聖女的イメージの点で右に出る者がない。ヘフゲンの運命を忍受したような歌いぶりにはさながら巫女のような力が放射されている。こういう歌手を選んでいるのも指揮者の才能なのだと思う。3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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トラトラトラ | 佐賀 | 不明 | 2009年03月18日
たしかに、フルヴェン愛好家にとってはこの演奏は危険かも知れません。聴いているうちに、自分のなかで、この演奏がスタンダードになってしまいました。この状態(=病)になると、どうにも、ほかの演奏が不誠実か、間抜けな演奏に聞こえてしまいます。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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顕 | 岐阜県 | 不明 | 2007年03月29日
この演奏、何度繰り返して聴いたかわからない。マタイという音楽を何度も聴いている、と言えば不思議に思われるかもしれないが、それほどこの演奏は普遍性があり素晴らしい。録音も悪くない。メンゲルベルクももちろん良いが、こちらはあまり何度も聴こうという気にはなれない。どうしてだろう。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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Pianist | Tokyo | 不明 | 2006年04月15日
かつてのチェトラ盤LPやモヴィメント・ムジカ盤CDに比べ、音は格段に改良されています。これがオリジナルの音なのでしょうね。演奏スタイルは今日では考えられないような、粘りのあるロマンティックに歌ったバッハです。通常の意味での鑑賞向きではありませんし、マタイのベスト盤に挙げられるCDでもありませんが、それでも聴いていると何かしら不思議な魔力を持った演奏であることに気付きます。既にマタイを愛聴され、この曲がかつてどの様に演奏されていたのか興味を持たれた方は、メンゲルベルク盤と共に、聴いてみられる事をお勧めします1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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