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マーラー(1860-1911)

CD 【中古:盤質A】 マーラー:交響曲第6番、ヴェーベルン:パッサカリア、変奏曲、ストラヴィンスキー:『うぐいすの歌』 ブーレーズ&ルツェルン・アカデミー(2CD)

【中古:盤質A】 マーラー:交響曲第6番、ヴェーベルン:パッサカリア、変奏曲、ストラヴィンスキー:『うぐいすの歌』 ブーレーズ&ルツェルン・アカデミー(2CD)

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    ombredouble  |  東京都  |  不明  |  2016年01月16日

    当盤は曲目に魅力を感じないので放っておいたが、セールの折に注文したところ訃報が届いた.ブーレーズが晩年最も力を傾注したのがルツェルンのアカデミーで、これはそのプロモ盤といったところなのだろう、本当なら結局録音しなかった定番レパートリーであるグルッペン、カーター諸作、ロンターノやその他彼が選んだ若手の作品を聴きたいところだが(藤倉大の作品は、本人レーベルからリリースされたが)、平均的クラシック音楽ファンアピールとして無難な曲目が選ばれている.この点でまず星ひとつ減. 収録されているのはヴェーベルンが極小編成に移行する前に書かれたパッサカリア作品1に晩年12音成熟期の変奏曲、ストラヴィンスキーが三大バレエに並行して書いた歌劇鶯から編曲した交響詩鶯の歌、そしてマーラーの6番である(ブーレーズ・ファンにこんな説明は必要なんだろうか). いずれもブーレーズが半世紀来幾度となく演奏し続けた十八番で、半世紀前にはまだまだ新しく発見されるべきものだったこれら近代管弦楽の精華も、時の経過につれ指揮者ブーレーズにとっては完全に自明なものになっていった.それゆえこれも肩の力抜けた教科書的な演奏だが、演奏体験としてはそれ以上のものをぜひとも求めたいところだ.1枚目のヴェーベルンとストラヴィンスキーは一応正しく透明に鳴っているから良し.ただエッジは甘めだし、パッサカリアにはもっと若さ故の激情がほしいが.パッサカリアなら若き日のロンドン響との演奏(BPh盤もなかなかだったが)、鶯の歌はニューヨーク・フィル盤かヴィーン・フィルとのザルツブルク・ライヴあたりが素晴らしかったのでむしろそちらをお聴き頂きたい. マーラーは演奏会後に録り直しセッションをしたそうだが、ライヴよりさらに力感が減少してしまい少々不満.ブーレーズのマーラーには、演奏会では真に圧倒的な印象を受けたが、結局録音で満足しているものはほとんどない.教育者としての彼に敬意を表して星4つ.何にせよ作品・著作・演奏・そして弁舌から多くの事を教えられたし、これまで自分の住む世界に(良きにつけ、悪しきにつけ)当たり前に存在した音楽家なので、その不在を寂しく思う.

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  • ★★★★☆ 

    ほんず内閣総理大臣  |  北海道  |  不明  |  2012年10月13日

    ブーレーズが若手を振った興味深いアルバム。すっかりジイさまになったブーレーズが、教育者としての手腕を発揮したアカデミーの成果というところでしょう。1枚目のウェーベルンとストラヴィンスキーは、当方の勉強不足で、曲も知らないし、演奏もいいのやら悪いのやらさっぱりわかりません。2枚目のマーラーですが、正直、現在のブーレーズのマーラーを聴く、というスタンスの演奏にはなっていないかと拝察します。やっぱり若者の勉強の成果を表わすものと受け取るのがいいんじゃないかな。全般に慎重で、自然な流れを大切にし、過剰な思い入れや気分の屈折を避け、破綻することなく全曲をまとめあげることに意を注いだという印象です。フィナーレなどは、録音の新しさも相俟って、打楽器の「ずしん!」という響きが大変な迫力をもっていますが、それとは別な意味での高揚とか迫力は、今一歩だなあ。ま、そういうイヴェントものとしてお聴きになればいいんじゃないですかね。基本、若手は優秀。見事な腕前で、ひ弱なところも不安定なところもありません。将来活躍する俊英が揃っているのでしょうね。メンバー表が載っていまして、アメリカ勢が目立ちますが、日本人も含め、アジア系もいっぱいいるワールドワイドな構成。

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