【中古:盤質AB】 ピアノ協奏曲第1番、第2番 ルービンシュタイン、スクロヴァチェフスキ、ウォーレンスタイン(ハイブリッドSACD)
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遊悠音詩人 | 埼玉県 | 不明 | 2013年01月31日
ルービンシュタインは名声に比して、結構ミスタッチが多い。勿論、演奏自体をなし崩しにしてしまうようなミスではないが、それでも、細々としたミスが聴かれるのは余り嬉しくはない。十八番のショパンですらそうで、ちょくちょく音を外す。ショパン・コンクールの審査員を務めていた時分、優勝者のポリーニに対し「私より上手い」と言ったらしいが、逆に言えばルービンシュタインが下手なのだ。とはいえ、今日に至るまで、ショパン演奏の決定的名盤として君臨しているからには、それなりの魅力があることも事実なのだ。全体を覆う、聴き手を優しく包み込むような、温かい質感があるのだ。これはポリーニが、時として機械的で冷たいと批判されるのと好対照だ。この盤の価値はそこにある。なお、録音だが、第一番第一楽章の冒頭に歪みが見られ、以降もやや篭り気味ではあるが、年代を考慮すれば充分優秀な部類に入るだろう。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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温泉パパ | 函館市 | 不明 | 2006年11月04日
リマスタリング効果抜群。ルービンシュタインの鋼のような美音を満喫できます。1番はDECCAのスタッフなんですね。何度聞いても聞き飽きない,スルメ的演奏。2番のバックを務めるウォーレンシュタインもなかなかの役者ですよ,お聞きのがしなく。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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