【中古:盤質A】 Piano Concertos.20, 21: Uchida, Tate / Eco
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一人のクラシックオールドファン | 兵庫県 | 不明 | 2010年02月20日
内田さん(以下敬称略)はモーッアルトのピアノ協奏曲をボチボチ録り直ししていますがこれはテイト/ECOとの第20番、第21番ともに1985年の旧録音です。私は競合盤ひしめく短調の名曲セット、つまり第20番と第24番カップリング盤(現在販売されていないのでは?・・・復活を望みます・・・)で聴いていましたので、第20番の方で申しますとタイムは@14’53A10’15B8’25と概ねなっており比較的タイムとしては長い方に感じました。第1楽章ECOはティンパニーが結構目立つ分厚い伴奏で骨太な陽性な感じ、ピアノはやや考えすぎ・モーツアルトとしては大袈裟な処もありますが(第20番のデモーニッシュさはひょつとしてこの大袈裟な世界なのかも知れませんね・・・)聴き物はカデンツァです。微妙な色合いを見せ徐々にと盛り上げて行く強さは何とも言えません。情緒というか連綿さがある第2楽章では内田の表情が思い浮かぶようです。最終楽章、カデンツァ前のテンポ落しが絶妙で変化し続く「間」後突然の流出・・・堂々たるもので彼女の主張が明確であります。第21番は又いつか聴きたいと思います。とりあえず最低OKランク確保というところでしょう。第20番だけからの感想ですが、いずれにしてもロココ風な演奏とは明らかに・・・特にピアノ・・・異なる処で好みは分かれることも考えられます。(タイムについては盤により多少異なる場合があります)1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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