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ブルックナー (1824-1896)

SACD 【中古:盤質A】 交響曲第9番 朝比奈隆&大阪フィル(2001年)

【中古:盤質A】 交響曲第9番 朝比奈隆&大阪フィル(2001年)

商品ユーザレビュー

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    ロマン派  |  新潟県  |  不明  |  2011年06月03日

    ブルックナーの9番ではベストの演奏。ただSACDにしては音が何か曇った、もわもわした感じがあった。そういうホールなのか。

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    ushio  |  東京都  |  不明  |  2010年12月22日

    DVDも観た。先生がやつれていて、思わず涙が出た。音楽は心もちゆったり。全体的に枯れているが、決め所はしっかり決まっている。ブルックナーの響きそのもの!大フィルも上手くなったものだ。ご自身の激動の人生を回顧するような演奏。息子(大フィル)も精一杯の献身。朝比奈先生有難うございました。あなたの音楽は素晴らしかった。「アサヒナサン、バンザイ」(メッテル先生)

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  • ★★★★☆ 

    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  2010年08月26日

    朝比奈の最後の録音演奏盤でそれもブルックナー交響曲第9番と舞台は充分であります。1954年当時の関西交響楽団を指揮して以来朝比奈は結局この曲を本2001年分を含め29回振っている記録が解説書に載っています(因みに第7番は1967年〜2001年で41回、第8番は1971年〜2001年で35回)。さて、本盤演奏やはり93歳という高齢は彼自身の体力限界にとっては勿論オーケストラ大フィルにとってもついて行く上でしんどかったでありましょう。演奏タイムは@27’13A11’16B23’30と最終楽章は過去の演奏盤よりは拍手分を考慮しても少し短くなっているようであります(1976年大フィル@26’50A11’27B26’38、1980年新日本フィル@27’28A10’47B28’18、1993年東響@26’29A11’46B25’49、1995年大フィル@26’56A11’47B24’31、2000年NHKSO@27’31A11’19B27’28)。第1楽章妙に静けさを伴ったホルンから重々しくテーマが紡ぎ出されます。充分ひっぱる処も丁寧でゆったり目なのは演奏そのものなのか体力なのか私などには分からない部分もあるのですがそれは縦線の不合、テンポのダラケに現れるのはある意味仕方ないことであります。それでもクライマックスへは例のブルックナーアプローチを経てしっかり踏みしめています。続くスケルツォ、底力を感じさせヤワな処はありません。トリオ部分では結構歌ってはいますがこの楽章やや曖昧さは残りました。いよいよ最終楽章・・・トウィッティ全奏では宇宙をそして安らぎの神秘性はあるのですがやや雑な演奏になつてしまいました。いずれにしても朝比奈は万感迫り過去を振り返る滔々と流れる時間でもあったのでしょう。朝比奈のラスト第8番演奏盤でも書き込んだのですが第9番でも私は山本周五郎の「虚空遍歴」の文「人間の一生で、死ぬときほど美しく荘厳なものはない。それはたぶん、その人間が完成する瞬間だからであろう。・・・中略・・・生きている限りはその匂いは付いてまわるが、死ぬ瞬間にそれらは停止する。そこにはもう不安定なものはなにもない、それぞれの善悪、美醜をひっくるめた一個の人間として完成するのだ」を引用したくなりました。素晴らしいランク盤であります。私は震災年の1995年盤と共に手元に置いております。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2010年03月21日

    朝比奈の死の3か月前の演奏である。ラストコンサートは本演奏の1か月後に行われているが、今のところ録音は遺されていない(プライベート盤が存在しているとの情報を小耳にはさんだことがあるが)。したがって、本盤は朝比奈の遺した最後の録音ということになる。本盤の一つ前のブルックナーは7月に演奏した第8であり、それは93歳の老巨匠とは思えないような生命力に満ち溢れた名演であったが、やはり高齢の身には夏場は大変に堪えたのだろう。本盤の第9演奏時は、体調を相当に崩していたというが、そうした体力の急速な衰えが演奏に反映してしまっているのが大変残念だ。第1楽章など、朝比奈の指揮も拍がはっきりしなかったのだろう。大阪フィルにも戸惑いが見られ、アンサンブルも時折乱れるなどベストフォームからは程遠い状態にある。朝比奈の指揮もいつもの強靭さはなく、殆ど先に進まない後ろ髪を引かれるような演奏は、聴いていて痛々しさを感じるほどだ。第2楽章になると、漸く調子がのってくるが、どこか暗さが支配しており、そこに死の影を感じるのは私だけであろうか。終楽章は、朝比奈が人生の最後に放った最後の光と言えるだろう。ここになっている音楽は、正に魂の音楽であり、ブルックナーは第9を神に捧げるとしたが、朝比奈が天国へのぼっていくような崇高さを湛えている。全体としては、朝比奈のベストフォームとは言い難く、95年盤の方を最上位におきたいが、それでも、ここには朝比奈が人生の最後に到達した至高・至純の崇高さを湛えており、名演の評価を与えることに躊躇するものではない。

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  • ★★★★★ 

    ERINA  |  不明  |  不明  |  2010年03月01日

    ブルックナーに人生を賭けた朝比奈最後のブルックナー。曲にもマッチして、朝比奈の生への執念と、所々で聴かれる彼岸の想いが感じられる素晴らしい大演奏。いつもの力強い質実剛健の朝比奈流ブルックナーとはまた違う、美しく神々しいまでのブルックナーだ。確かにこのテンポでは大フィルも辛かっただろうが、鬼気迫る指揮者が乗り移ったかのような渾身の演奏で応えている。白熱のステージと息を呑む客席もただならぬ雰囲気で、それをよく捉えた録音も素晴らしい。朝比奈/大フィルの演奏会に、もっと行っておけばよかったと今更ながら思うが、こうやってディスクで聴くことができるだけでも、幸せなことだとしなければ。

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    タチコマくん  |  播磨研究学園都市  |  不明  |  2008年12月14日

    冒頭から只ならぬ異様な雰囲気が漂っている。 まさに渾身の演奏だと思う。 3月までは統率力を保っていた朝比奈もこの時期はかなり衰えており、アンサンブルの乱れも多い。 しかし全体の構成はしっかりしており、朝比奈の最後の境地を伝えるオンリーワンの演奏である。

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