kenken  |  静岡県  |  不明  |  2012年09月06日

クナの’58 Ring Cycle購入し、ラインの黄金聞き終わりました。 録音状態は、声は良好ですが、オケは少しこもっていますが、十分鑑賞には堪えれます。クナの演奏はゆっくりで、雄大なものです、2008年のティーレマンはクナを目差しているようです。声楽陣ですが、まさにバイロイト全盛期の感があります。ウォータンのハンス・ホッターはもとより、ファフナーのヨーゼフ・グラインドル、ファーゾルトのテオ・アダム！、ウォータンが二人いるようです。ミーメのゲルハルト・シュトルツェは相変わらず、フローには何とシャンドール・コンヤとは。女性陣にはエリーザベト・グリュンマーのフライアと質の高い歌唱を聴くことが出来ます。 クナファンのみならず、オペラファンにもお勧めです。

 

カバポチ  |  横浜市  |  不明  |  2009年02月19日

冒頭の超低音からして惹きつけられる。クナらしい最高の演奏だ。但し、ｺﾞｰﾙﾃﾞﾝﾒﾛﾄﾞﾗﾑ盤を持っている人の話だと、超低音の迫力からしてﾜﾙﾊﾗ盤よりもずっと凄いらしい。ＨＭＶさん、ｺﾞｰﾙﾃﾞﾝﾒﾛﾄﾞﾗﾑ盤の58年盤を是非復活させて下さい！

 

ガリ  |  泪橋  |  不明  |  2009年02月16日

56,57,58年と聞いてきて、クナの「粘り」がこれほど聞ける録音はない。各幕のフィナーレ、音の洪水は本当に圧倒的だ。ショルティ盤の輝かしいサウンドも良いが、本盤のようにドロドロとした壮大なドラマもカッコいいと思う。

 

ポランスキーのＰ  |  Tokyo  |  不明  |  2008年12月06日

正規発売ならば喜ばしい。私が○や□のワグナーもどきを「バイロイトの水準を低下せしめた低劣演奏！（削除されたけど）」と罵る理由はこれを聴いてもらえればわかる。とにかくフレージングが凄い！息の長いフレージングの作り上げる魔術的な効果！これぞ後期ロマン派の真髄！現在このフレージングを作れる指揮者はいない。ホルストシュタインとブーレーズ以降のバイロイトの演奏が何故マニアから不評なのか？それはこのような演奏を知っているからだ。このような演奏を知らずしてクナとワグナーを語る者は信用しないほうが良い。断言する。