南方熊楠コレクション 第2巻 河出文庫

南方熊楠

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309472072
ISBN 10 : 4309472079
フォーマット
出版社
発行年月
2009年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
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追加情報
:
15cm,584p

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  • i-miya さん

    2014.01.21(01/18)(つづき)南方熊楠著。 (p156) (平家蟹、つづき) 田辺町、今川林吉という人。 「滑稽なのは、平家蟹で、何か背負っていないとおさまらない、嬶(かかあ)が死んだらその亡骸を死ぬまで背負うそ、誰も死なないときは、石を背負う」 これに疑いを持ち、本人宅を訪問。 その家の様子、部屋を二つに分け、一つは牛肉小売、一つは斬髪屋。 主人、林公、頗る眉目清秀、昼はカミソリと庖丁をとり、客の鬚髪を剃り落とし、夜は早仕舞いして風流俳諧をこととする。 

  • i-miya さん

    2013.11.07(2013.08.21)(つづき)南方熊楠著。 2013.11.05 (p145) 秦武文(はたのたけふみ)のことは、『太平記』十八に出ている。 後醍醐帝の長子。 尊良親王は今出川右大臣も娘を見初め、千通ほどの手紙を出すと、女も稲船の否とは言わないと見えたが、この親王は、後に金崎の城落城の時に新田義顕にまのあたり切腹の作法を習い、武士同前に自刃し死なれたほどの気象のすぐれた方であった。 

  • i-miya さん

    2013.12.18(12/18)(つづき)南方熊楠著。 12/12 (p149) (平家蟹、つづき) ◎斎忌(タブー)。 タブーの話はいずれ述べる。 古えの神仏に斎部、中臣、卜部がある。 斎部は、斎忌(いみ)、占部は卜占(うらない)、中臣は祈祷を司った。 (タブー) 仏像の戒律に当たる。 ただ不成分と成分の別はある。 人の行いを取り締まる。 万事を慎重に持敬謹厚にしようとする。 口で伝えたり、筆で述べたりできない日本特有の感化法である。 

  • i-miya さん

    2013.08.21(つづき)南方熊楠著。 2013.08.19 (◎平家蟹の話、つづき)平家蟹の学名は、ドリッペ・ヤポニクス、これはシーボルトが日本ではじめて見つけてつけた名だが、種こそ違ってはいるが、同様な鬼面の蟹は外国にも多くいる。 たとえば英国の仮面蟹(めんがに)は、ドリッペ属ではなくて、フリステス属のもので、容(かたち)こそよほど平家蟹とは違うが、やはり甲に鬼面相がある。 

  • i-miya さん

    2013.02.18(つづき)南方熊楠著。 2013.02.18 ナギランという蘭は、『草木図説』には、南紀に産す、とあり、他では、鎌倉に多くあると書いてある。 他では、熊野太地浦の向島でとれるという。 とりつくされたのか、近時、天然のものを見ない。 牧野富三郎氏も、その記載は、培養品のみによっている。 しかるに、私が、那智にあるとき、朝早く、亡父の形がありありと見え、言葉は発することなく、私に、宿前数町にナギランがあると知らせてくれた。

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