ぱっちり、朝ごはん おいしい文藝 河出文庫

小林聡美

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309419428
ISBN 10 : 4309419429
フォーマット
出版社
発行年月
2023年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
224p;15

内容詳細

ご飯とお味噌汁に納豆、海苔、卵をかけて。はたまたパンとミルクティー、おいしいジャムにはちみつ、カリカリのベーコンエッグもあったら最高。たまにはパンケーキ、台湾ふうに豆乳、それともフォー?旅先のテーブルも、家で囲む食卓も、分かちがたく記憶と結びつく―。朝ごはん大好きな35人による、個性豊かな傑作エッセイ。

目次 : ヒロの朝ごはん(小林聡美)/ 漆黒の伝統(森下典子)/ 朝御飯(林芙美子)/ 朝は朝食 夜も朝食(色川武大)/ 喰べもののはなし(久保田万太郎)/ 朝食バイキング(角田光代)/ イタリアの朝ごはん(よしもとばなな)/ 朝食のたのしみ(石垣綾子)/ 1日3食、朝ごはんでもいい!(堀井和子)/ 日曜日の気配(井上荒野)〔ほか〕

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 佐島楓 さん

    どの作家も少年少女に戻ったかのような瑞々しい文章をお書きになっている。それは「朝ごはん」という希望に満ちたパワーワードのなせる業なのだろう。わたしも早起きした日は、ちゃんとコーヒーを淹れて、パンと卵とサラダをつくって、丁寧にいただきたいなと思った(なかなかできない)。

  • penguin-blue さん

    朝は金、昼は銀、夜は銅。亡き母が口癖のように言ってたので、朝を抜くと何だか一日うまくいかない気がする。朝食について語る時他の食事とは異なる思いがにじむのは一日の始めであるのと同時に、各人の生い立ちや家族の思い出につながる最も象徴的な日常の一コマだからではないか。旅先など普段と異なる朝の風景を綴る人もいるけれど、それもそれで比べる土台があってこそ。執筆者が上の年代が多いので、ちゃぶ台での和朝食@NHK朝の連ドラ風が多いかと思いきや、意外と洋食が健闘。そして、納豆党のほとんど宗教のような熱さもまた可笑しい。

  • ひさか さん

    2015年4月河出書房刊。2023年2月河出文庫化。おいしい文藝シリーズ5作目。35編の朝ごはんエッセイ。豪華な朝ごはんが多いのにびっくり。食べるのに時間もかかるだろうな〜と無理感半分、羨ましさ半分です。エッセイアンソロジー、いつもながらの多彩さに感心します。

  • ほう さん

    35人の方達の朝ごはんの様子が、読んでいて楽しい。どこからでも読めて、あっさりと終わるので少しの時間に開くのも良さそう。納豆と卵かけご飯の出番が多いのは必然かも。中でも、小泉武夫さんの「秋田は納豆王国」は秀逸。この方の食に対する姿勢は本当に一直線だと思う。一つのことに打ちこむ姿は清々しいと思うばかりである。

  • Karl Heintz Schneider さん

    私はふだん、朝ごはんは食べない。正確に言うと炭水化物は食べない。フルーツ・ヨーグルト・野菜ジュース、これだけ。それなのにどうして、この本を手に取ったのか。しょっぱなに小林聡美さんが登場するからだ。彼女は私が最も好きな女優であると同時に最も優れたエッセイストでもある。一番尊敬するエッセイストは東海林さだおさんだが女性では彼女。本業はもちろん女優だが、そのエッセイたるや下手な著作家を凌ぐ。本作に乗っている「ヒロの朝ごはん」は恐らく遠い昔に、どこかでお目にかかっていると思われるがそれでも楽しく読めた。

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小林聡美

1982年、スクリーンデビュー。以降、映画、ドラマ、舞台で活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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