空間へ 河出文庫

磯崎新・写真

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309415734
ISBN 10 : 4309415733
フォーマット
出版社
発行年月
2017年10月
日本
追加情報
:
578p;15

内容詳細

世界的建築家・磯崎新。その軌跡の第一歩となる伝説的単著。著者本人が「日付のついたエッセイ」と呼ぶように、一九六〇年代を通じてさまざまな媒体に記された論文・エッセイがクロノロジカルに並ぶ。当時の困難な状況と対峙・格闘した若きイソザキの全記録がここにまとまる。

目次 : 1960(現代都市における建築の概念/ シンボルの再生/ 孵化過程 ほか)/ 1962(プロセス・プランニング論/ 都市デザインの方法/ 日本の都市空間 ほか)/ 1964(虚像と記号のまち ニューヨーク/ 世界のまち/ 死者のための都市―エジプト ほか)/ 1966(媒体の発見―続プロセス・プランニング論/ 幻覚の形而上学/ マリリン・モンロー様 ほか)/ 1968(凍結した時間のさなかに裸形の観念とむかい合いながら一瞬の選択に全存在を賭けることによって組立てられた“晟一好み”の成立と現代建築のなかでのマニエリスト的発想の意味/ 梱包された環境/ 占拠されたトリエンナーレ ほか)

【著者紹介】
磯崎新・写真 : 建築家。1931年大分市生まれ。1954年東京大学工学部建築学科卒業。丹下健三に師事し、博士課程修了。1963年磯崎新アトリエを設立。以来、国際的建築家として活躍するとともに、多くの国際的コンペの審査委員やシンポジウムの議長などを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • A.T さん

    ヨーロッパの街を歩くと、自然と広場に行き着く。それはそのような「道」の設計になっているから。「道は広場であり、広場はまた道路の延長で…広場は都市の核心を形成し、統合の中心となった」また、街の大聖堂には地域の全住民が入るだけの広さだった、という話も頷ける。中世発祥の都市の規模と広場、大聖堂の関係がすっきり整理されて、さすが建築家の視点だ。西洋の「鳥瞰図」と日本の「(洛中洛外図屏風のような)俯瞰図」の違いが都市構造の違いに現れている話も膝叩き数回…。

  • T.Matsumoto さん

    プリツカー賞受賞は遅すぎる!磯崎新による30代のエッセイ。脱帽しました。もっと若い人に読まれていいのではないでしょうか。60年代に都市建築デザインの様々なイシューを全編予告編(内藤廣による評)のように披瀝されていて、どれも論理と感性の瑞々しさに溢れています。ああ、大学の先生が言っていたのは、このことなのかな?と思い当たる節が多数。大分に行って、磯崎さんの建築を見に行きたくなりました。

  • Auristela さん

    建築物にさして関心はないけど建築家のドローイングが好き。これを読んで何でかよく分かった。磯崎新の語り口が一種のラビリントスのようで、とっかかりにくいけど、序文とノートのアジは痛快この上ない。2019年、東京はすっかり見えなくなってしまった。

  • hobby no book さん

    建築の話なのだけれど、背景に時代性のようなものが透けているような不思議な文章だった。何となく、読んでいて著者の(対象への)視線と距離感が合致できていない感覚があったので、もう少しいろいろな文章を読んでから読み返すと、もう少しフィットしそうな気がする。

  • 引用 さん

    自分語りが上手すぎるので困ることもある

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人物・団体紹介

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磯崎新・写真

1931‐2022。建築家、都市デザイナー。1954年東京大学工学部建築学科卒業。1963年磯崎新アトリエを設立。大分県立大分図書館(アートプラザ)をはじめ、60年代に大分市に集中して実現された建築群から、90年代の国内外各地、バルセロナ、オーランド、クラコフ、岡山県奈義町、京都、奈良、ラ・コルーニ

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