花咲く乙女たちのキンピラゴボウ 後篇 河出文庫

橋本治

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309413921
ISBN 10 : 4309413927
フォーマット
出版社
発行年月
2015年08月
日本
追加情報
:
350p;15

内容詳細

大島弓子、萩尾望都、山岸涼子、陸奥A子…「少女マンガ」がはじめて公で論じられた、伝説の名評論集が待望の復刊!解説:中条省平 三浦しをん氏絶賛!

【著者紹介】
橋本治 : 1948年、東京生まれ。東京大学文学部国文科卒。イラストレーターを経て、77年、初の小説『桃尻娘』を発表。79年には、初の評論である『花咲く乙女たちのキンピラゴボウ』で話題となる。以後、小説・評論・戯曲・エッセイ、古典の現代語訳など、多彩な執筆活動を行う。96年、『宗教なんて怖くない!』で新潮学芸賞、2002年、『「三島由紀夫」とはなにものだったのか』で小林秀雄賞、05年、『蝶のゆくえ』で柴田錬三郎賞、08年、『双調 平家物語』で毎日出版文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • shikashika555 さん

    24年組と呼ばれる少女漫画作家たちの作品に興味を持ちながら読んでいないものが多い。 今年の残りはそれらを読もうと思ったところ、この本を勧められた。 萩尾望都論の中で述べられる男の子と女の子が夢を見ることを社会から許されているか否かにはじまる論考が印象的。 決定的に貧しかった日本を肌で知っている人が、共に時代を生きた彼女達の作品から導き出す考察。 男も女も多くの人が早く大人にならなければいけなかった時代に、自分は何者かと問う暇を与えられなかった時代に、みんな生きていたんだなあ。 とにかく作品を読もう。

  • 蛇の婿 さん

    上巻でこれはとにかくスゴイ本だよ、と感想に書いたのですが、下巻を読んだ感想もやっぱりこれはスゴイ本であったよなぁ、とw。それは勿論作者の思考の飛躍がスゴイのであり分析がスゴイのであり、一見なにを書いとるのだと思わせておいて怒涛の論理展開で成程と思わせてしまうその技量がスゴイわけでもあるのですが、何よりその着想がかなりすごいのだなぁ、と。…少女漫画読んでこれは作品に水分が少し足りてないのだとか普通考えないですw ラスト、大島弓子論のみクドくてちょっと好きではありませんが、『綿の国星』読んでないからなぁわし…

  • takakura さん

    共感できるところもあり、こんな視点もあるのか!という発見もありで下巻も楽しめました。でも、著者が取り扱う作家さんは信者が多い方ばかりなので賛否両論あるだろうなとは思います。人を選んでおすすめしてみたい本です。

  • ちかぽん さん

    後編の漫画家さんも懐かしい

  • vaudou さん

    後編は少女マンガ論の枠を超え、少年マンガにまで筆は及んでいく。よりポップで下品でかつセンシティブに展開する橋本節。前篇を読み終えた人もビックリの奔放さでゴイスー。「クソ冠の姫」「癲狂院としての世界」このへんのセンスに唸る。

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橋本治

1948年東京生まれ。東京大学文学部国文科卒。77年『桃尻娘』で講談社小説現代新人賞佳作。以後、小説・評論・古典の現代語訳・戯曲・エッセイ等、あらゆるジャンルで精力的な執筆活動を行う。96年『宗教なんかこわくない!』で新潮学芸賞、2002年『「三島由紀夫」とはなにものだったのか』で小林秀雄賞、05年

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