怨歌劇場

野坂昭如

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309277233
ISBN 10 : 4309277233
フォーマット
出版社
発行年月
2016年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
252p;20

内容詳細

野坂昭如追悼刊行!「火垂るの墓」〜「猥歌」まで傑作12篇。路地裏の巨匠が贈る焼け跡闇市戦後の光景。

目次 : 火垂るの墓/ エロ事師たち/ とむらい師たち/ あゝ水銀大軟膏/ 娼婦焼身/ ベトナム姐ちゃん/ 人情ふいなーれ/ マッチ売りの少女/ 軍歌/ 酎友無双/ あゝ日本大疥癬/ 猥歌

【著者紹介】
野坂昭如 : 1930年、神奈川県鎌倉に生まれる。生後半年で神戸に養子に出されるが、戦災で養父母を失い一家崩壊。孤児生活を二年ほど続けた後、実家に引きとられる。旧制新潟高校から早稲田大学仏文科に進み、1956年中退。以後CMソングの作詞、コント、コラム記事に健筆をふるい、1963年「おもちゃのチャチャチャ」でレコード大賞作詞部門受賞。1968年「アメリカひじき」「火垂るの墓」で第58回直木賞受賞。以後、戦争体験にねざした作風から「焼跡闇市派」と称される

滝田ゆう : 1932年、東京都向島に生まれる。墨田川高等学校卒業後、漫画家を志し田河水泡の内弟子となる。1968年、月間漫画誌「ガロ」に「寺島町奇譚」の連載を開始。一躍脚光を浴びる。以後、市井に生きる人々の心情にねざした作風で、漫画の世界に独自の境地を切り開いた。1974年、「怨歌橋百景」他一連の下町情緒あふれる作品で第20回文春漫画賞受賞。1987年「裏町セレナーデ」で第16回日本漫画家協会賞大賞受賞。1990年逝去。勲四等瑞宝章を授与される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 剛腕伝説 さん

    野坂昭如と滝田ゆうのコラボ作品。 野坂の小説はインキン、田虫、疥癬、吐血、脱糞と、とにかく汚い。とにかく汚くて猥雑。 そんな話が滝田ゆうの画と組み合わさると、不思議なペーソスが生まれる。 野坂の前書きに『滝田ゆうは飄々と流れている』とあるが、言い得て妙である。

  • 駄目男 さん

    滝田ゆうさんの漫画本を読むのはこれで三冊目だが、今回は野坂昭如の文に対して絵を描いているようだ。本来、この人のノスタルジックな物思いに対し好感を持っているのだが、今回は野坂作品とあって、やや、エロチックなものが多い。これまで一度も、野坂文学を読んだことはないが、彼はテレビに露出することが多く、いつしか個人的にはあまり好きなタイプではなくなった。だからという訳ではないが、これといって印象に残る作品はない。

  • でろり〜ん さん

    そうですか、こういう本もあったんですね。野坂昭如と滝田ゆうという組み合わせに、ちと違和感を感じたりしたのですが、なんと2歳しか違わない。ほえ〜、そだったんですねえ。12編のうち2編しか既読作品は無く、残りの10編はとても面白く、そこはかとなく悲しく、どうしようもなく無為感に苛まれるものでしたが、既読の方は、何だか妙編が惜しい感想でした。二人とも、もうとっくにいなくなってしまったけれど、こうして作品を残してくれてアリガトさんです。戦中派、焼け跡世代。そんなに遠い過去ではないですけれどね。犬はバンバンとなく。

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