冬の少年

エマニュエル カレール

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309203270
ISBN 10 : 4309203272
フォーマット
出版社
発行年月
1999年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
184p;20

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読書メーターレビュー

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  • すけきよ さん

    これまで読んだ2作が、嘘、妄想が現実を捻れさせ、それが事実に成り代わってしまう話だったけれど、本作はそこまで夢想力は強固ではない。しかし、少年ならではの、不幸になるが故の優越感妄想、思春期前の同性への憧れの夢想が生々しい。また、ニコラは『嘘をついた男』ほど制御力を持っていないにもかかわらず、フォローできないのに嘘にディティールを加えていって、嘘に酔う描写にかなり冷や冷やさせられる。しかし、2作とは別の意味で、その嘘が現実を浸食して……ニコラの夢想は、現実の描写からいきなりシフトするため、一瞬足場を見失う。

  • みゆみゆ さん

    誰でも、もし自分が悲劇のヒロインになってしまったらって、考えたことあるはず。でもそれは現実では起らないことだって分かっているから、妄想の中で楽しむ。少年のウソと妄想と現実が上手くかみ合ってドキドキしました。 20年後生きていてくれて良かった。

  • ハミーネス さん

    思ってたのとちょい違った。もっと痛々しく残酷な話かと思っていた。サラリと書かれている。薄氷を踏むような心理描写はうまい。 が、やっぱりピンとこない。

  • 水蓮 さん

    再読。

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人物・団体紹介

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エマニュエル カレール

1957年、高名なソヴィエト研究家でアカデミー会員のエレーヌ・カレール=ダンコースを母に、実業家を父に生まれる。大学卒業後、映画評論やテレビドラマのシナリオ、実験的小説などを書いていたが、1986年に発表した『口ひげを剃る男』で注目を浴び、作家としての地位を確立した。『ベーリング海峡』(1987年度

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