ふたくちおとこ

多和田葉子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309012445
ISBN 10 : 4309012442
フォーマット
出版社
発行年月
1998年10月
日本
追加情報
:
20cm,157p

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読書メーターレビュー

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  • ヴェネツィア さん

    3篇を収録。「ふたくちおとこ」は『ティル・オイレンシュピーゲル』、「ふえふきおとこ」は『ハーメルンの笛吹き男』の翻案。もっとも、翻案というよりも、それぞれの物語の核として使われていて、そこから小説は自由に連想を拡げてゆく。時にはシュルレアリスムの「自動筆記」を思わせるような飛躍を伴って。「かげおとこ」だけは出典が不明。ドイツの古いフォークロアが基になっていそうなのだが。いずれも、言葉それ自体が自立する趣の難解な文体。世界観もまた幽明郷を彷徨うかのよう。なお「人さらいに連れて行かれる」願望は寺山を思わせる。

  • tototousenn@超多忙につき、読書冬眠中。 さん

    ☆5.0 物語は「言語」によって成立する。 言葉が言葉に呼応し言霊となって創り出される多和田葉子の言語ワールドへようこそ。

  • ころこ さん

    作者の昔の小さい本はいくつか出版されているが、失敗作は多いとみている。本書は失敗作の部類だろう。寓話における読者の期待とのズレ、今と昔の常識のズレ、登場人物の自意識のズレなど使える手法があまり使われていない。その代わりに現代批評がフレームになっている。出版当時は辛うじて通用した斜に構えた態度は、今では通用しないものだろう。

  • じゅんぷう2000 さん

    表紙のデザインが、可愛くて、タイトルもひらがなで、メルヘンちっくだったので、借りて読んでみた。「ふたくちおとこ」、「かげおとこ」、「ふえふきおとこ」の3編。表紙のようなメルヘンさは全然ないけど、変わった作風、言葉が飛んでるような文で、びっくりしました。(ふたくちおとこ)後味が悪かった、(かげおとこ)唯一知ってるハーメルンの笛吹男の話かと、思ったが、この話、知ってるぞ、という気持ちを捨てて読むと楽しめる。(ふえふきおとこ)初読みの多和田葉子さん、すごい独特の世界でした。

  • Roy さん

    ★★★★☆ ドイツの有名な民話(「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」「ハーメルンの笛吹き」)をベースに、現代とクロスしていく3つの短篇集。多和田葉子特有のインモラルな世界が反映されていて面白い。

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人物・団体紹介

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多和田葉子

1960年東京生まれ。早稲田大学ロシア文学科卒。82年からハンブルク、2006年からはベルリン在住。ハンブルク大学大学院修士課程及びチューリヒ大学大学院博士課程修了。93年「犬婿入り」で芥川賞、03年『容疑者の夜行列車』で谷崎潤一郎賞、09年坪内逍遥大賞受賞。ドイツでは87年に詩集でデビュー。ドイツ

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