天才・菊池寛 逸話でつづる作家の素顔 文春学藝ライブラリー

文藝春秋編

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784168130045
ISBN 10 : 4168130045
フォーマット
出版社
発行年月
2013年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
214p;16

内容詳細

この男が「文藝春秋」を作り上げた!

小林秀雄、舟橋聖一、井伏鱒二など縁の深い作家や親族が織り上げる菊池寛の様々な素顔。生誕125年を記念して「幻の書」が復刊!

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • からかい上手の高木さんそっくりおじさん・寺 さん

    いろんな人の証言でつづる菊池寛伝。みんなの印象は太ってブ男で不潔で現実的な菊池寛。解けかけた帯を引きずっていても平気な人である。昔読んだ長谷川町子『サザエさんうちあけ話』で、菊池寛を訪問したら、だらしなく着た着物の懐から札束が見えていた話を思い出す。しかしこの本、後半は菊池寛本人の著作から引用した年譜に変わる。はたからはわかるまいが貧乏の上に苦労を重ねた人である。そのだらしなさも不潔もその環境から生まれたものだろう。富豪になっても尽きぬ哀しみが見え隠れする。しかし、こんな頼りがいのある男は他にいない。

  • Sumiyuki さん

    伝記かと思ったら違った。チビデブメガネ。記憶力抜群。無邪気せっかち無頓着。リアリスト。速書き。お金を持つものは、ないものにまわす。@僕の伝記なんか誰が書こうと思っても駄目だよ。本当のことは誰も知らないんだから。小林君みたいに評論なら出来るけど、伝記は誰にも書かないように僕の行動を隠してるんだ。三十幾つの頃かな、ふとそんな気がして、誰にも知られない生活を持ってやろうと思ったんだ

  • がっちゃん さん

    戯曲を演るにあたっての参考図書。

  • 猿田康二 さん

    全く自分の身なりには無頓着だが、他人へは驚くほど気配りを怠らない文豪にして文藝春秋を創刊した屈指の編集者、菊池寛の日常の抱腹絶倒エピソードを多くの著名人が語ったものをまとめている一冊。子供の頃は英語が得意で英和辞書を一冊丸覚えした伝説を持ち、その死の瞬間まで描かれる。その中でも本人が討論会で江戸時代の鎖国について語った「世界に門戸を開かなかった事は悪かったに決まっている。鎖国が日本独自の文化を花開かせた論理は文化の担い手がその条件で努力したに過ぎない」という論理に専門家も舌を巻いた逸話が特に印象に残った。

  • tkm66 さん

    <創業者ヨイショ!>のレベルは当然超えて面白かった、との覚えが。

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