四月になれば彼女は 文春文庫

川村元気

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167913076
ISBN 10 : 4167913070
フォーマット
出版社
発行年月
2019年07月
日本
追加情報
:
288p;16

内容詳細

4月、精神科医の藤代のもとに、初めての恋人・ハルから手紙が届いた。だが藤代は1年後に結婚を決めていた。愛しているのかわからない恋人・弥生と。失った恋に翻弄される12か月がはじまる―なぜ、恋も愛も、やがては過ぎ去ってしまうのか。川村元気が挑む、恋愛なき時代における異形の恋愛小説。

【著者紹介】
川村元気 : 1979年横浜生まれ。上智大学文学部新聞学科卒。2010年、米The Hollywood Reporter誌の「Next Generation Asia」に選出され、翌11年には優れた映画製作者に贈られる「藤本賞」を史上最年少で受賞。12年、初小説『世界から猫が消えたなら』を発表。14年、絵本『ムーム』を発表。Robert Kondo&Dice Tsutsumi監督によりアニメ映画化され、世界32の映画祭にて受賞。18年、佐藤雅彦らと製作した初監督作品『どちらを』が第71回カンヌ国際映画祭短編コンペティション部門に選出される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • らぱ さん

    この本と出会ったのは3ヶ月くらい前だったと思います。 本屋でたまたま見かけ、 帯の「あのときのわたしには、自分よりも大切な人がいた。それが永遠に続くものだと信じていた」 「愛したときに、はじめて愛された。それはまるで日食のようでした」 の言葉に強烈に引かれたのですが、基本的に恋愛小説を好んで読むことがないので、そのとき購入することはありませんでした。 その後、本屋へ行くたびにどうしても気になり手に取っては、他の本を購入、というのを何回か繰り返したのち、ついに購入しました。 胸を抉られるような言葉たちに、→

  • いたろう さん

    映画が近く公開されるというということで、映画を観る前に再読。ウユニ塩湖の風景が、ストーリー的には特別重要な場面ではないものの、表紙画になっていることで、この小説を思い出す時に目に浮かぶ。映画の予告を観ると、ちゃんとウユニでロケをしているようなので、映像でその場所を見られるのが楽しみ。後は、インドの最南端、カリャークマリの朝日は、映画の中で見られるだろうか。こちらは、結構重要な場面のはず。ところで、映画のキャストを見ると、原作にない登場人物がいるよう。小説と、何か展開が異なるのだろうか。さて、どんな映画に?

  • はにこ さん

    登場人物たちの心境に全く同感できなかった。たぶん私の心が繊細じゃないからイライラするののかな。好きだと言い切れない女性と結婚する藤代にもイラっとするし、弥生妹の言動も理解できない。別れた男に手紙を出すハルの心も分からない。ただ、そういう人もいるんだねぇとしか思えなかった。

  • TAKA さん

    タスクの「人は誰のことも愛せないと気づいたときに、孤独になるんだと思う。それって自分を愛していないってことだから」そりゃそうだよな。自問自答した。小難しい恋愛話ではあったけど奥深い話でもあった。初恋ってやっぱり忘れられないもんなんだろうかね。でも、人によるか。藤代と弥生はこの先どうなんだろう。たぶん弥生の方が一緒にならないと思う。妹の言動は姉への嫉妬だよね。猫の名前がウディアレン。作品自体もウディアレンのようでした。

  • Kazuko Ohta さん

    私はたぶん川村元気をやっかんでいます。手がけた作品は常にヒット。小説を書けば映画化確実、人気俳優を起用して大ヒットを飛ばす。『億男』なんて、億万長者のあなたが書いてもねぇと嫌みを言いたくなる(笑)。本作も間違いなく映像化ありきの小説。出てくるアイテムがとにかくお洒落で、住まいはタワマン、リーデルのグラスを傾けてミモレット、猫の名前はウディ・アレンかよ。焼酎飲みながら畳敷きの部屋で読んだらあかん気までしてきます。それでも映画は楽しみ。今まで敬遠していた藤井風なのに、『満ちてゆく』は聴くだけで泣きそうになる。

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川村元気

1979年横浜生まれ。上智大学文学部新聞学科卒。2010年、米『The Hollywood Reporter』誌の「Next Generation Asia」に選出され、翌11年には「藤本賞」を史上最年少で受賞。12年、初小説『世界から猫が消えたなら』を発表し、世界二三か国で出版された。18年、初監

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