侵入者 自称小説家 文春文庫

折原一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167909215
ISBN 10 : 4167909219
フォーマット
出版社
発行年月
2017年09月
日本
追加情報
:
426p;16

内容詳細

クリスマスの朝、発見された一家4人の惨殺体。迷宮入りが囁かれる中、遺族は“自称小説家”の塚田慎也に調査を依頼する。彼が書いた、同じく未解決の資産家夫婦殺人事件のルポを読んだという遺族。2つの事件の奇妙な共通点が浮かびあがり、塚田は「真相」に近づくため、遺族を出演者とした再現劇の脚本を書きはじめる―。

【著者紹介】
折原一 : 早稲田大学卒業後、編集者を経て88年に『五つの棺』(後に改作して『七つの棺』)でデビュー。以後、大胆な叙述トリックを駆使した本格ミステリーからトラベルミステリー、サスペンス、ホラーと幅広い作風で活躍。95年には『沈黙の教室』で第48回日本推理作家協会賞(長編部門)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • HANA さん

    現実の事件をモチーフにした「〜者」最新作。本作のモデルとなったのは板橋資産家殺人事件と世田谷一家殺人事件。この著者を読む時はある事に気を付けながら読むのだが、今回はそれは無かったようでちょっとがっかりする。前半は自称小説家がルポを書く為に事件を調査するというシチュエーションと、作中作によって徐々に事件の全体像と二つの事件の関連が浮かび上がる様子は面白く読めた。ただ後半の舞台劇はなんだかなあ。筋が前半で明らかになった事の再確認だし、犯人も動機も微妙。このシリーズ好きなんだけど、今回はちょっと微妙でした。

  • あっ!chan さん

    「ピエロ」というキーワードで、二つの殺人事件の謎を追いかける自称小説家が主役のお約束どおりのお話。例によって作中作があり、再現ドラマ(賛否の割れるところ?)があったり(その分くどかったけど…あっ!それも折原ワールドだったっけ…)と、同時進行でいくつかの語りが進むけど、いつもより登場人物が少なめで落ち着いていた感じ。冗長感は別にして(驚愕の)エンディングも綺麗に纏まっていて、わかりやすく私には読後感は決して悪くなかった。

  • じゅんぢ さん

    再現劇のせいで、本来この作品がもつ、いいところを消していっているような気がする。

  • coco夏ko10角 さん

    〇〇者シリーズ。繰り返しが多くテンポがあまりよくない。犯人は違う人を予想してたのでちょっと意外。

  • marsa さん

    相変わらず覚悟して読みはじめたにもかかわらず、頭が混乱してしまった。ピエロのマスク、百舌の早贄、一家全員殺害。1つ1つの出来事を自称小説家の視点とピエロの視点などいろんな角度からの独白で語られるところは折原作品特有でそれぞれの悪意、嫉妬などの感情が入り混じり不快な気分に。だけど結果が気になって読み続けた。いつもの手にやられたって感じ。

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折原一

早稲田大学卒業後、編集者を経て88年に『五つの棺』(後に改作して『七つの棺』)でデビュー。以後、大胆な叙述トリックを駆使した本格ミステリーからトラベルミステリー、サスペンス、ホラーと幅広い作風で活躍。95年には『沈黙の教室』で第48回日本推理作家協会賞(長編部門)を受賞。2018年には『異人たちの館

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