あしたはれたら死のう 文春文庫

太田紫織

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167907488
ISBN 10 : 4167907488
フォーマット
出版社
発行年月
2016年12月
日本
追加情報
:
289p;16

内容詳細

なぜ、私は「あしたはれたら死のう」と書いた翌日、橋から飛び降りたのか―。自殺未遂の結果、数年分の記憶と感情の一部を失った少女、遠子。そのとき一緒だった同級生男子の志信は亡くなったが、周囲も、遠子自身もなぜ自分たちが死を選ぼうとしたのか、わからない。唯一の手がかりはSNSに残された日記だけだった…。

【著者紹介】
太田紫織 : 1978年、北海道札幌市生まれ。2012年、小説投稿サイトE★エブリスタで発表した「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」でE★エブリスタ電子書籍大賞ミステリー部門(角川書店)優秀賞を受賞しデビュー。同作はシリーズ化されベストセラーとなり、アニメ化もされた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • chiru さん

    「あしたはれたら死のう」…日記に書き残し自殺を決行した少年と心中に失敗した遠子。「わたし」はなぜ、死のうとしたのか?記憶を失った「わたし」が事件の真相を自分自身で解明していくのが面白い。「見知らぬ自分」から目を背けず、刑事のように「わたし自身」をジリジリ追い詰めていく過程はスリリングで哀しい。子供が自ら命を絶つ。その理由は思春期ならいくらでも見つかる。遠子が自分の生きる本当の意味を見つけて、少年の分まで生きようと変化していくラストが素晴らしい。読んだことを忘れられない名作✨★5

  • いこ さん

    「わたし」は自殺をはかったらしい。しかも同じ高校の男子との心中だという。病院で目覚めた遠子は、自殺(未遂)前の自分の事が全く思い出せない。記憶の一部が抜け落ちてしまったのだ。遠子は自分や、心中相手で死んでしまった男子「志信(しのぶ)」のことを調べ始める。スクールカースト、過剰反応する母親、夢の中でいつも聞く志信の声、記憶の中にちらつく白い飛行機…。渦巻く謎の中に徐々に姿を現す過酷な真実たち。読んでいてショックの連続だった。しかし、ラストは明るい未来を指し示しているようだ。遠子の幸せを願わずにはいられない。

  • 瑪瑙(サードニックス) さん

    「あしたはれたら死のう」SNSの日記にそう書き残した遠子は翌日同級生の男子、志信と橋から飛び降りた。遠子は生き残り志信は亡くなった。だが病院で目が覚めた遠子は数年分の記憶と感情の一部を失っていた。読み友さんお薦めの本。物語の始めから謎に満ちていて、その謎が解き明かされていく過程が良いです。自殺未遂をする前の遠子はかなり嫌な性格だったみたいですがその後の遠子はいいなあと思いました。志信の秘密が分かってくるにつれ辛い気持ちになりましたが、彼からのメッセージを受け取った遠子には力強く生きていってほしいと思います

  • みかぴょん さん

    あしたはれたら死のう 興味をひくタイトルと好きな作家さんだったので即買い。内容的には読みやすかった。学生ならではの自己中的 発想。櫻子さんの謎解きと違って何で死のうとしたのか?その一点を紐解いていく。パズルが完成した時スッキリという気持ちでは無くなんだか悲しくなってしまった。

  • た〜 さん

    最初の1行からなかなか刺激的、だけどそれは後の伏線でも何でも無し。自分の心中未遂の理由を探る話だが、記憶も無くし性格も変わっていてまるで他人の出来事を探るかのよう。ラストにはいい話としてまとめているようだが、どうもモヤッとする

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太田紫織

1978年、北海道札幌市生まれ。2012年、「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」でE★エブリスタ電子書籍大賞ミステリー部門(角川書店)優秀賞を受賞し、デビュー。同作はシリーズ累計180万部を突破。さらに2015年にはアニメ化、2017年にはドラマ化された(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載

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