十二月八日と八月十五日 文春文庫

半藤一利

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167903909
ISBN 10 : 4167903903
フォーマット
出版社
発行年月
2015年06月
日本
追加情報
:
219p;16

内容詳細

日本が真珠湾を奇襲攻撃し、太平洋戦争のはじまった1941年12月8日。終戦の玉音放送が流れた1945年8月15日。「青天霹靂の二日」にしぼって日記や手記などを選びとり、二日の間に起こったストーリーと絡めて、戦争が日本人の精神構造にどんな影響を与えたのかをあぶり出す。戦後70年の節目に特別編集された文庫オリジナル作品。

目次 : 第1話 十二月八日 開戦の日(午前六時‐七時「戦わんかな時至る」/ 午前七時‐八時「生きる目的が明瞭になった」/ 午前八時‐九時「もうこれ以上我慢できない」/ 午前九時‐十時「日本は三等国に成り下がる」/ 午前十時‐十一時「遂いに大きな爆裂はきた」/ 午前十一時‐正午「着々戦果を拡張中なり」/ 正午‐午後一時「言葉のいらない時が来た」/ 午後一時‐二時「帝国の強さがわかったか!」/ 午後二時‐五時「こいつァ非道い扱いだ」/ 午後五時‐十時「先祖を神だと信じた民族が勝った」)/ 第2話 八月十五日 終戦の日(午前六時‐七時「やるべきことはすべてやった」/ 午前七時‐八時「ありがたき御放送は正午でございます」/ 午前八時‐九時「これからは老人の出る幕ではない」/ 午前九時‐十時「くやしいことになりそうだね」/ 午前十時‐十一時「今日も生きているな」/ 午前十一時‐正午「ラジオを聴いたかね」/ 正午‐午後一時「泣くときは泣くべし」/ 午後一時‐三時「大元帥は天皇の家来にしか過ぎん」/ 午後三時‐五時「仇討ちのドラマでもあるまい」/ 午後五時‐九時「喜びと解放感が全身をよびった」/ 余話として 八月十六日)

【著者紹介】
半藤一利 : 昭和5(1930)年、東京に生れる。作家。28年、東京大学文学部卒業後、文藝春秋入社。「週刊文春」「文藝春秋」編集長、専務取締役、同社顧問などを歴任。平成5(1993)年「漱石先生ぞな、もし」で第12回新田次郎文学賞、10年「ノモンハンの夏」で第7回山本七平賞、18年「昭和史」(全二巻)で、第60回毎日出版文化賞特別賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ころりんぱ さん

    日米開戦の日と終戦の日に焦点を当て当時の人々の日記や回想などを多く紹介しながら、半藤さん自身のその日を語っていた。よく、軍の暴走で戦争に突き進んだ、米英に対する開戦は無謀だったと、後付けで解説される太平洋戦争だけど、多くの日本人が、真珠湾攻撃の第一報で、長く鬱積した不満や不安が吹き飛び、やったぞ!という感覚を持ち、戦う気力満々だったことがよくわかる。終戦の日に関しても、様々な立場の人の手記が多く引用されているため、当時の人の感覚が肌で感じられる。読んで感じた事を大事にしながらこの国で生きていきたいと思う。

  • 佳乃 さん

    開戦の日と終戦の日に焦点を当て当時の人々の日記や回想などを多く紹介。色々な本を読んでも思ったが、山本五十六は「半年か一年が勝負」と、それ以上は負けると、勝ち目がないとわかっていたのだ。だが、当時の軍人も民間人も負けるとも降伏するとも思っていなかったのだ。最後の一行は大切にすべきと思うのだけれど、ひとそれぞれかな。『日本人よ、いつまでも平和で、穏やかで、謙虚な民族であれ』今のご時世、なかなか謙虚な人は少ない。まして直ぐ切れて他人を攻撃したりと目に余る。命とは尊いものと分かれば毎日に感謝できるはず。

  • り こ む ん さん

    開戦と終戦の人々の様子をまとめた内容。開戦当時の人々の様子が、幕末の様。昭和の攘夷。開国以来、外国に追い付け、追い越せと頑張ってきた日本人。でも、何かと押さえつけられてきたモノを感じていたのだな。と、ひしひしと感じる。開戦にどことなく、晴れ晴れとした雰囲気が漂う。そして、終戦。慟哭、敗けを認めることのできない気持ち、戦い続けていれば、敗けはないと、ゆう思い。時間がたつにつれて、増す脱力感と虚しさ。そして、警報に怯え、暗闇を逃げ惑うことのない灯火管制の解除された夜を迎え安堵する。終わったことをシミジミと。

  • けやき さん

    太平洋戦争の開戦の1941年12月8日と終戦の1945年8月15日を著名人の日記や手記で再現したもの。時代の雰囲気を知ることができました。

  • S.Mori さん

    本書は開戦時と終戦時の日本人の心境をまとめた本です。日本人と言っても、無名な人が出てくることはほとんどありません。歴史に名を残した人たちの言葉や日記、手記などからの抜書きが組み合わされて、歴史の流れをつかめるように構成されています。昭和天皇を美化しているのが残念です。戦争責任について書くべきでした。一二月八日の方を読むと、驚きます。野上弥生子のようなリベラルな作家まで、戦意高揚の言葉を残しています。これを読んで知識人と呼ばれる人たちも案外頼りにならないことが分かりました。自分で考え抜くことが大切です。

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半藤一利

1930年、東京生まれ。東京大学文学部卒業後、文藝春秋入社。「週刊文春」「文藝春秋」編集長、取締役などを経て作家。著書は『漱石先生ぞな、もし』(正続、新田次郎文学賞)、『ノモンハンの夏』(山本七平賞)、など多数。『昭和史 1926‐1945』『昭和史 戦後篇 1945‐1989』(平凡社)で毎日出版

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